H-1芦ノ湖戦に行っている間、台風による雨で各地に影響がありました。
特に千葉県の太平洋側は被害が大きかったようです。
知っている街が冠水した映像や、実際に通行止めの看板を見ると、とてつもない雨が降ったのだと実感します。 今回の降水量は場所によって過去一。
気象災害も年々想定外、記録級といった言葉を聞きます。
備えや場合によって避難が必要だと考えさせられます。
釣りも目まぐるしく状況が変わるタイミングとなりました。
上流の岩盤に長い溝。増水+流木が当たりエグレたようです。凄まじいパワーです。 一発目はオリキンちゃんねるで
三島湖。 なんと台風で8m近い減水から満水という激変。
バスのポジションは全く見当がつきませんが、このタイミングですから、濁りやカレントをどう攻略するかが先ずは焦点。
丁度良い流れと濁りの場所を見つけるのが王道です。 上流は当然アマゾンである筈なので、影響が少ないであろう下流側からチェック開始。
午後の後半になってから、濁りやカレントも緩みそうな本流の上流へ行くプランです。
天気は晴れですが、朝イチであることや激変したタイミングであることで、ルアーは強め。
デカバスが釣れるタイミングですが、結果は如何に!
動画をご覧下さい。
その後はガイドや撮影で
亀山湖と高滝湖を行ったり来たり。
台風直後はどちらも凄い流入量でド茶濁りを通り越したような水色でした。
今回の最大水位は、亀山で3m減水からプラス1m増水。 一方高滝湖は平水位から、3m増水でした。 亀山は減水していたので、水位の上昇による大きな被害は聞きませんでしたが、とてつもない流木。
未だに藤林大橋付近で流れてきた流木が一帯を覆いボートが通行出来ない状況です。
高滝湖はボート屋の下にあるプレハブ小屋がほぼ水没。
エンジン船も数艇が転覆していました。
本流の更に上流にある養老渓谷のホテル街も見たことない水没した景色。
よっぽど降ったのだと思います。
その頃から1週間。 亀山湖は未だに流木が転々としていますが、やっと水色も回復してきた状況。 当初はカレントや濁りの薄いエリアで良いタイミングを、見計らって何とか釣っていく状況でした。 バスもルアーを食べるようになったかなという釣果です。
若干水温も下がったエリアで、連日のプレッシャーからか、ルアーを少し選ぶようで、ドゥルガやライトリグで拾っていく展開。
ライトリグの具も動かし方やステイに気をつけてトレースしていくと連続して釣れる場面もありました。
アピール力の強い方から、HPシャッドテール2.5、ドライブクロー2、ドライブクローラー、HPミノー。 ざっくりですが水の色とバスのテンションでこれらを使い分けていくと良かったです。
高滝湖は、回復がとてつもなく早く、日に日に水色が変わっていきます。 今回は浚渫作業が始まるタイミングでそのまま1m減水させました。
流入量が多いまま、湖が浅くなった事で回復のスピードを早めたようです。
直後のチャプターではウェイン7名という過酷さから、その1週間後のTKKオープン大会では71名参加で62名がウェイン、リミットメイクは39名という釣れよう。 凄まじい回復力です。
ガイドでも巻物だけでビッグフィッシュを含めて連発。
当初はBLITZEXDRやBLITZDR。
BLITZEXDR!既にキレイになりつつあるので、カラーも繊細に使い分けます。 その後はハイピッチャーやハイカットDR。
ハイピッチャーは3/8ozでゆっくりというより、モノに絡めてが好反応でした。 狙う水深に合わせて使い分け、ある程度はストラクチャーに合わせて使い分けると簡単に反応があります。 既に水色がキレイになりすぎている傾向があるので、ワームも交えてスローな展開も必要になってくると思われます。
ワカサギ系をオープンエリアで狙うのならば、HPミノー、マイラーミノー、オダを狙うならばドライブビーバー3.5やドライブホッグなどが有効です。 気温もいくぶん下がり、釣りをしやすい季節です。
是非とも楽しんでいきましょう!
何処からどのようにやって来たのか、橋脚に絡む長い竹。地盤はまだ緩いので危ない場所には要注意です。 ではまた来週!
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