折金一樹 つきぬけろ! オリキンもばいる 2023/10/27 H-1ワイルドセブン参戦レポート

週末はH-1ワイルドセブンでした。

歴代AOYが終結!圧巻のクリスタルです!

プラは直前2日間。

しかしながら、金曜日はあいにくのお天気で強風。

時間限定で午前中のみのプラ。

短時間でしたので動ける範囲で水色と場所の確認のみ。

これでプリプラから全域を見ることが出来ました。

エリアは大きく分けて外浪逆浦と常陸利根川、利根川本流、黒部川と広大。

試合艇はエンジン8馬力、カメラマン同乗なので全域を回ることは機動力的にまず不可能。

試合時間内では上記2エリアが限界。

むしろある程度の釣りをする時間をとるには1エリア半が現実的です。

そこで、一番難しそうで、変化が少なく広大な利根川本流はパス。

黒部川と常陸利根川、もしくは常陸利根川と外浪逆浦の2択。

黒部川は水門を2つくぐる必要がありタイムロスが多いので、黒部川をやるかやらないかが大きな判断となります。

そこで前日は黒部川を徹底的に釣る作業としました。

結果はニゴイのみ。

全力では釣っていないものの、8割方しっかり釣りをしました。

2匹釣れたら迷うなと思っていたので、むしろさっぱり切るには丁度良い位と納得。

常陸利根川と外浪逆浦で決定です。

そして本番。

レンタル艇にガーミンもフルセットを据え付け。

フライトは1番。

外浪逆浦を湖と捉えると北利根川と鰐川はインレット、常陸利根川はアウトレットと仮定し、雨がなく水が悪い感じがしたので、各インターセクション周りを意識した展開としました。

ファーストポイントは外浪逆浦と常陸利根川の合流点付近。

優勝しか意味のない大会なのでルアーは強め。

ナチュラルバンクを02ビート、ハイピッチャーで良い個体をとる作戦。

02ビートで流しきろうかというタイミングでハイピッチャー3/8oz。

数投で待望のバイトは1140g。

今の霞ヶ浦ではキッカーに等しい個体。

プリプラから数えて7日目にしてやっとバスをキャッチ。

恐らく今回はリミットを揃えられる人は居ないだろうとの想定でしたので、もう一本ナイスキーパーを取れれば、優勝も見えるラインと思っていました。

しかし日が上がってからは全くのノーバイト。

頼みの風も全く吹かずの時間帯が長く続きます。

後は夕まずめのみ。

最後は水深のある護岸の下のゴロタエリア。

プリプリで見つけていた場所で水深がある為かあまり濁らず、何よりベイトフィッシュが豊富。

大型魚類は厄介ですが、色んな魚が多い印象でした。

岸ベタベタをハイカットDRで流していきます。

ほどなくして、待望のバイト。

ハイカットDRがゴロタへのファーストタッチの後にドンと強いアタリ。

シーバスかと思いましたが、ジャンプした瞬間にバスのような体表を微かに確認。

しかもデカイ。

激しい突っ込みもしっかり耐えていましたが、何かの障害物に擦れたのか、あっけなくラインブレイク。

呆然と立ち尽くします。

直ぐに切り替えて、黙々とキャストを繰り返しますが、そのまま帰着となりました。

そして表彰式。

全くの手の内が見えないし、誰がどのくらい釣ったのかわかりません。

魚を釣ったのは7名中4名。

このような状況でこの辺数字は上出来。

もしかしたらと思ってしまいましたが、一歩及ばず2位でした。

やっぱり真ん中の盾が欲しかった!

優勝はノリーズの福永選手。

僕が見切った黒部川での釣果でした。

3匹のリミットメイクに加え3080g、しかも8バイト中5フィッシュ。

釣った他3人の釣果は全員1匹なので、如何にブッチ切っているかお分かりかと思います。

ルアーはジャークベイトとスピナーベイト。

岸ベタベタを見える水深まで引っ張ってきてバイトさせるというもの。

正にハードベイトだからこそ成せる技。

全員が度肝を抜かれました。

内容も釣果も10周年に相応しい勝ち方だったと思います。

H-1史上最も広いエリアでのエンジン船での戦い。

いつもとは違う勝手で難しい事も多かったですが、最高に楽しめました。

何より各々の選手がプライドある立ち振舞いには刺激しかありません。

エリア選びや釣り方はもちろんですが、オリジナリティーを持って試合に望んでいる姿勢は大変勉強になるものでした。

そして、いつの日かまた出たいと思わせてくれる大会となりました。

また会場となったハーツマリンさんはバスボートの駐艇、レンタルエンジン船、魚探やレンタルボート用品、ビジターでもスロープが使えたりと素晴らしいマリーナです。

是非機会があれば利用してみると良いと思います。

では週末は再び霞ヶ浦でバサーオールスタークラシック。

僕はDAIWAブースに居るので是非遊びに来て下さい。

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