今週は釣りビジョンの取材でハゼ釣りに行ってきました。
今まであまりやってこなかった釣りを改めて紹介したいっていうオーダーがあって、そこで俺が
江戸前のハゼ釣りならやってもいいよって逆オファーしました。
江戸前の釣りは食文化とも連動している。
和竿や本格老舗料理店など、“食”も含めた江戸前の釣りの文化を、ハゼ釣りを通してちゃんと紹介できればと思った次第ですよ。
釣りビジョン側には、いろいろな下準備や有識者の人選など、大変なこともあったと思うけど、頑張ってもらって実現しました。
そもそも
『江戸前の釣りってどんなの?』っていう、疑問が子どものころからあってさ。
江戸前の釣りというものをしっかりと理解している人は、きっとそこまで多くないと思う。
俺は横浜生まれだけど、昔は江戸前の釣りという言葉は聞かなかった。
どうやら東京のほうにはそういうものがあるっていうくらいだね。
子どものころに魚の教育はいろいろ受けたけど、江戸前という観点では聞いてこなかった。
俺が知らなかっただけかもしれないけど、少なくとも江戸前というキーワードはそうそう聞く言葉じゃなかった。
やっぱり江戸は江戸なんだよ。
でも、釣り雑誌には
『江戸前の釣り』という言葉が出てたりするから、子どもながらにそれってどんな釣りなんだろうっていうのはあったよね。
俺が子どものころに磯子や本牧でチョイ投げでハゼ釣りをしていたのと、江戸前の釣りってどう違うの?っていうのを、今更ながらに知りたくなったんだ。
俺でさえ江戸前の釣りの真意をスパッと言えないくらいなんだから、江戸前の釣りを解明していく過程は、視聴者が観てよかったと思えるような内容になっていると思う。
別に俺が、これが江戸前の釣りだ!って押し付けるつもりは全くない。
ただ、江戸の釣りの文化を知っておくっていうのはいいことだと思うよ。
オンエアーがいつかはわからないけど、年内には放送されるんじゃないかな。
ということで、今週はこのへんで。
来週もよろしく!
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