田辺哲男【VOICE】2023/12/24 亀山ダムでマグナムのテスト

今週は水曜日に亀山ダムに行ってきました。

メキシコでやったマグナムの釣りを亀山でも試したくなってさ。まだ濁ってるみたいだし、ニジマスも放流されたらしいからちょうどいいかなと思った次第です。

で、行ってみたらアングラーはほとんどいないし、かなり厳しいという話。ニジマスパターンで釣ってたのはほんの一握りの人だけ。ディープでも全然釣れてない。

まぁテストだしいいや、ってことで釣りをしてきました。


今はマグナムのいろいろなバージョン違いを試してる。

マグナムは一時的な流行りみたいなところがあるけど、俺はまだ諦めたくないんだよね。

ルアーの流行りなんて魚には関係ないんだから。

みんなが投げれば釣れる数は多くなるし、投げなければ釣果も聞かなくなってくる。

マグナムはみんなが投げなくなるタイプのルアーだったってこと。

条件が揃わないと釣れないって思うから投げなくなるんだろうけど、ずっと投げてないと良い条件の時がわからないわけで。

それに、俺は良い条件じゃないときにも釣れるマグナムを作りたいわけだ。

それで、朝イチに食ったんだけどバレちゃった。けっこう良い魚だったよ。結局、その日はそれっきりでした。

ターンの影響か、ずっと濁ってるんだけど、こんなに濁りが長引くことも珍しいよ。だってお盆くらいから濁ってる。

だから、魚はいるけど口を使わない状況なんだ。

ただ、俺が行った前日にロクマルが釣れてるんだよね。

しかも女性の人がタダマキ132で釣ったっていうね。

俺もテストで、琵琶湖ではタダマキでロクマル釣ってるし、それ聞いてなんか嬉しくなった。

やっぱりタダマキはなんか持ってるよね。作って何年も経つルアーでもこうやってロクマルが釣れてくれるんだって。

みんながそうやって自分が作ったルアーを認めてくれるのは、タクミがバサクラ優勝するくらい嬉しいね(笑)。

というわけで、今もマグナムの研究をおもしろがってやってます。

今回1回バラしてるから、そのプロトに寄せてみようとか、食ってきた真意はなんだろうとか考えてるわけです。

やっぱり行って投げてこないと、そのあとどう進めるのかに行き着かないからね。そういうことを繰り返していくと、だんだんクランクベイトの真理が少しずつ見えてくるんだよ。

前回のメキシコ釣行は、マグナムの使い方のかなり良い勉強になったね。ネストの時期で、アフターはいないし、プリはそこまでアグレッシブじゃない。

かなり難しいんだけど、その時にこうやれば爆釣するんだっていう技を見つけることができたから。

今まで考えなかった魚が獲れる、けっこうやばい新しい扉だよ。メキシコで釣れるんなら日本でもやってみたいじゃん? その思いが俺のなかで続いてるから、マグナム用タックルで2本で亀山に挑んできたわけです。

思い返せば、以前豊英ダムの思いっきりネスト時期でマグナムで釣ったことはあるんだ。

それはたまたま釣れたと思ってたんだけど、ちゃんとやればボコボコ釣れるってことなんだって気付いた。

キモはデッドスロー。糸をたるませるくらいのね。それでボトムは絶対叩いちゃダメ。それでボトムギリギリを引いてくる。メキシコでは水深3〜3.5mがキーのエリアだったから、マグナム5がハマった。

でもジャークベイトとかは食わないんだよ。ネストにいるオスが怒って食うのと、そのまわりいるメスたちも食わせてしまうっていうね。だから、春の豊英でもっとデッドスローで巻いてたらもっと釣れたかもとか思うわけです。

あと、今の亀山は空いているから自分の好きなように釣りができるから、そこは良かったね。

それでは今日はこのへんで。

来週もよろしく!

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