田辺哲男【VOICE】2024/01/28 Go for it!取材とコンクエストシャローエディションの話

先週は『Go for it!』の取材で広島県の神龍湖に行ってきました。

山間部にある湖だから水温は低かったよ。

なんでこの時期にここなの?っていうね(笑)。

ディレクターが言うには毎年ワカサギを放流しているし、大丈夫でしょってことなんだけどさ。

神龍湖は数年前にも『Go for it!』で来ていて、それでレンタルボートのお客さんが一気に増えたらしい。

ただ、冬はやったことなかったから、いざ行くとなるとけっこう楽しみだったんだよね。

シャローをやるにしても、ワカサギのポジションを把握しながらやれるのは意味があるからね。

朝の気温はマイナス7度、水温は7度。

ボート屋さんに聞いてみると「年明けからひとりも釣れてません」とか言われちゃうわけですよ(笑)。

これはもうマグナムで決めてやろうというわけじゃなくて、ちゃんと冬のバスをやろうと。

スピニングのメタルとかじゃなくて、俺が思うイケてる感のある冬のゲームね。

最近の田辺は冬にこういう釣りをしてるんだと思えてもらえたらいいかな。

オンエアーは2月になると思うので、楽しみにしていてください。


そのロケから木曜日に帰ってきて、その週末から横浜の釣りフェスへ。

土曜日はシマノ、日曜日にクレハのブースでトークショーしました。

ノリーズの出店は今回はパス。

いろいろノリーズの商品が市場に行き届いていないなかで、これ以上ユーザーを煽っても仕方ないからね。

だって在庫ないのにこれ良いよ良いよって勧めるの、ツライじゃん?

ということでシマノブースでは、コンクエストのシャローエディションに関する質問が多かったな。



カルカッタコンクエスト シャローエディション30HG

まず、シマノのベイトリールの大きさは、100サイズは12ポンドが100メートル巻けるスプール、200サイズは20ポンドが100メートル巻けるスプールですよという意味。

このコンクエスト・シャローエディションは30サイズなんだけど、8ポンドが100メートル巻けるスプールが搭載されている。

俺はそんな細いの使わないから、12ポンドを45メートル巻いて使ってます。50メートル巻くこともできるけど、俺は巻いても8割くらいのラインキャパで使うし、そのほうがキャストしやすい。

フルに巻いちゃうと、ラインが膨らみやすいんだよね。

あとは、フルに巻くとスプールのラインとレベルワインダーとの距離も近くなる。

すると、レベルワインドが左右の端に寄ってたときに、キャストの出だしでスプールのラインとレベルワインドの位置関係によってはラインに角度がついてしまう。

それが嫌なんだ。

大遠投したい人はフルに巻く人が多いと思うけど、俺は軽いキャストでスピードを緩くして、狙った場所にパシャッと落としたい。

俺はボートだから大遠投しないしね。

だから普段からラインは50メートルくらいしか巻かないし、その分、ラインを巻き替える回数を上げているって感じかな。

あとは、コンクのBFSとの違いを聞いてくる人も多かった。

確かに、コンクエストBFSは軽いルアーを投げられるシャロースプールモデル。

けど、このリールは渓流などで小さいミノーを投げるような釣りに特化したリールだから、これをバスで110ミリのミノーを使うとなるとかなり投げにくい。

バスでは現場でのルアーの使用範囲が狭いリールだよね。

だから、ベースは100サイズのリールを使っておいて、もっと小さいルアーを使いたいなって思う場合にコンクエスト・シャローエディションを入れていくといいと思う。

小さいポッパーとかタイニークランクから、110ミリのミノーとかスピナーベイトも投げられるし、っていうリールだね。

ただ、このリールはHG。

だからこそ、俺はラインを少なく巻くんだよ。

ポッパーとかジャークベイトはHGでもいけるけど、やっぱりローギアは欲しいよね。

そろそろローギアの良さをみんなにも気付いて欲しいんだけど、まぁ伝わるのは10年後くらいなのかな。

ということで、今回はこのへんで。

来週もよろし く!

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