川村光大郎 OPENMIND 2024/4/1 釣果を実感、早春のネコリグ考

先週は釣りビジョン「follow my F」の撮影にて愛媛県 野村ダムへ釣行しました。

到着すると、桜が咲いている!

関東はまだその気配がなかったですから、季節感の違いを感じます。

しかし、朝の気温は5℃。

そして前日に冷たい雨も降っていました。

それによる濁り加減は程良かったものの、冷たいのはマイナスです。

早春は3寒4温といいますが、3月に入ってからの釣行は寒い日ばかりです(^^;

さて、早春の野村ダムですから、もちろん狙いはビッグバス!

“50アップ3本”を、番組のテーマとする“地元越え”に設定しました。

しかし、冷えるとプリスポーンのメスは沈黙します・・・

さらに、ほぼバックウォーターしかオカッパリができない野村ダムにおいて、冷たい雨はバックウォーターの水温を一けた台にまで下げており、バスはおろかベイトフィッシュの気配さえ感じられないところからのスタートでした。

初日の午後には太陽の温もりを感じる暖かさになり状況が上向くも、翌日には冷たい雨が強風とセットで襲来!

目まぐるしく変化する状況にバスの居場所や活性も変化し、常にバスを追いかける展開となりました。

限られる移動範囲ながら、出来る範囲内での最善。

どうアジャストを試みていくか!?


釣りビジョンを視聴できる方はぜひご覧いただければと思いますm(__)m

それにしても、冷え込みに当たっているここ最近の釣行であらためてその効果を実感しているのがネコリグです。

ガイド凍る寒さだった青野ダムと霞水系、そして今回も!?

細身のストレート系だからこその「ストンッ!」とスピードフォールするリアクション効果と、そこからワッキー掛けならではの移動距離を抑えた誘いによる、リアクションと食わせのバランスの良さはネコリグならでは。

他の時期だとサイズが選べませんが、早春は大きいサイズも食ってきますね(^_-)-☆

シャローカバーに居残っているバスに対しては、ベイトフィネスタックルでのスナッグレスネコリグ。

深みに落ちたバスに対しては、スピニングタックルでのチョン掛け。

かつては全てスナッグレスネコでまかなっていましたが、よりシビアになった今、シチュエーションに応じて使い分けた方がバイトもキャッチ率も高いと感じます。

参考までに、ブレーバーⅡに合わせるフックは、スナッグレスネコにはN.S.Sフック(ほぼパーフェクション)の1/0。

フッキング率をより高めたいときにはワンランク大きい2/0にするときもありますが、針先が出やすくなるため若干引っ掛かりやすくもなります。

チョン掛けには、パワーワッキーガードの#4。

細軸のフィネスワッキーというモデルもありますが、PEラインメインとなった今、フッキング時のショックにも耐えるモデルを選んでいます。

また、身切れ防止のチューブは、ブレーバーⅡには5㎜径がマッチします。

最後に、フィッシングショーin東北にてお立ち寄り、お声かけいただいた皆様、ありがとうございました!

数年ぶりの開催、久しぶりにお会いした方もいたり、東北のバス熱を感じられたことも嬉しいことでした(^^)

それでは、これから初フィールドに向かいます!

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