この一週間は中国へ。
昨年に引き続き、広州ダイワからお招きいただきました。
コロナ禍のアウトドアブームで釣りをする人が増えたところから落ち着いたことは日本に限らず、中国でも同様に。
もっと言えば、世界各国でも起きているそうです。
中国のダイワもここ数年で急成長を遂げたことは現社長の手腕も大きいはずですが、なんせ国が広く人口も多いので、そのスケールが違います!
ちなみに、広州ダイワ社員の皆さんは日本語を話せる方がほとんど。
職場の雰囲気も良く、和やかながら社員同士や社長とも積極的に意見交換している活気を目の当たりにすると、伸びている会社ってこうなんだな~って。
そして、皆さんとても親切です(^^)
今回は、会社のある広州から重慶へと飛びました。
中国の中でも最も人口が多く、歴史的と近代的が融合した建物群に、山と川による立体的な地形に霧がかった景色は圧巻でした。 そして、「重慶の食事は中国の中でも辛いですよ」と・・・
確かに、火鍋のスープは真っ赤で、さらにデカい唐辛子!?がいくつも浮いています。
ここに食材を入れて、ご当地の油に黒酢や薬味などをお好みでブレンドしたタレにつけて食べるのがご当地スタイル。
多彩な食材の中には変わったものもあり、豚の脳みそには少々たじろぎました・・・ が、これもまたなかなかない機会!
味はスープの辛味に染まりますが、白子のような食感で意外と!?美味でした。
他にも、中国ならではの食事は毎回楽しみ!
皆さんしっかり食べて、活力の源であることを感じました。 さて、釣りの方は、今回初チャレンジしたのが
中国を代表するルアー対象魚であるチャオズイ。 大きいものは1mを超え、回遊性が高いため神出鬼没。 朝イチなどフィーディングでボイルがあれば見当つくのですが、沖のディープに落ちる日中は難易度が上がります。
ちなみに、レンタルボートでしたが魚探はありません・・・
最初はポッパーからスタートしてみるも、分からな過ぎて朝イチの貴重な時間帯はモノにできず。
地形と風向きから回遊ルートをイメージするとバイトが出始めるも、掛からず。
バイトのある水深はやや深めだったものの、口に入りやすくするためメタルバイブ(チャオズイに実績があるというモデル)のウエイトを最も軽くコンパクトな6.5gを選び、貫通力を高めるためバーブレスに。 カウントダウンしてレンジ合わせをするとついにヒット!
中型でしたがファイトも強く、人気があるのもうなずけます。 その後も3匹掛けましたが、全てバラしてしまいました。うち一匹は最初の突っ込みが強すぎてベイトリールのクラッチも切れず、ドラグ調整をしていなかったことを後悔(-_-;)
しかし、全く分からないところからの少しずつ分かってきて、キャッチに至った過程は夢中になりました。
タックルセッティングなど煮詰めたうえで、また挑みたいですね!
バスは管理釣り場がメインであることは以前にも紹介しました。
基本、養殖バスであることと、釣ったら食べるのも当たり前なので育ちにくく、40アップはかなり希少です(一部には50アップも見込めるネイティブフィールドもあるとのこと)。
よって、今回は40アップを目標にしていたのですが、一度プロトのジョイントジグ+スクーパーフロッグダディに「40あるかも!?」のミスバイトがあっただけで達成は適いませんでした。
こういった背景もあり、大会ではサイズ狙いではなく “いかに数多く釣るか” に傾倒することになります。 昨年の大会では日本ではバスに使われないスピナーが定番化していましたし、今回の大会ではジグスピナーが人気。 で、実際にジグスピナーは圧倒的に釣れていました。
あとはジグヘッドリグも定番で、これまた日本ではマイナーなネドリグスタイルもよく使われています。
ボクはそういった定番とは違った釣りで負けない釣果を出したいと目論んでいました、見事に釣り負けました。
熱心なアングラーは日本の情報も積極的に取り入れている一方で、独自の進化も遂げていると感じた次第です。 ただ、いずれ“ビッグフィッシュ狙い”という選択肢もあるフィールドがもっと増えると、さらに盛り上がるのでは!?とも。
他にはレクチャー動画を撮影したり、実釣しつつライブ配信しつつ視聴者の質問にお答えしたり、ダイワ社内のスタジオでもライブ配信をしたりと、毎日目まぐるしく過ごしました。
広州のダイワ社員と。
帰国するときは名残惜しく、また中国に行ける日を楽しみにしてしまう。 そんな魅力に満ちた出会いと経験をさせてもらいました。
コメント
ログイン、もしくは会員登録いただくと、コメントできます。