今週は
池原ダムへ遠征しました。
2年前、サタン島田さんと一緒に釣りをする機会があったのですが、Y企画(レンタルボート店)に着いて車のエンジンを切ろうにも切れないという信じられない事態に!
そのまま釣りに出るわけにもいかず、一投もせず池原を離れることとなったのです”(-“”-)”
今年もGW終わり頃に・・・とお約束をしていたのですが、ボクのスケジュールが定まらず直前のご連絡に。
島田さんが元の予定を調整してくれたことで今回の釣行がかないましたm(__)m
3日間の日程のうち、初日は14時過ぎの出船。
タックルは、バラム300と、2タイプのジグのみです。 フレックスジグ+スクーパーフロッグマグナムによるジグストが池原のビッグバスに効くのか!?はひとつの楽しみ。
ボクの操作を見て島田さんも、
「ラインを鳴らす操作は池原では無い」とのことでしたが、試して欲しいと。
しばらくやるも反応はなく、垂直岩盤にて島田さんが「ここはジグを転がした方がいい」と。
そこでキャスティングジグ(エバーグリーン)+ギミー4.5インチを岩盤際に入れて転がし落とすと・・・
1投でヒット! 島田さんの的確な見立てに驚きつつ、
ラインを揺らすジグストはやはり効かないのか!?
その後、マットカバーを掻き分けながら誘ったフレックスジグ+スクーパーマグナムで一発釣れるも、ラインは関係ない釣れ方・・・ しかしその後、この釣りも効くことが分かりました。
岩盤キワをタイトにジグストしてくると、40後半の太ったバスがヒット!
そしてさらに!岩盤キワの中層をタイトに通してくると、58cm!!自己記録更新です(*^^)v この日はこれでタイムアップも、一気にロクマル達成の現実味を帯びてきました。
ちなみに、島田さんはボクに釣らせようとほぼキャストをせずガイドに徹してくれています。
しかし、2日目は一転・・・
防寒着が必要なほどの冷え込みに、無風。 前日良かったエリアに時折バスは見えるも、明らかにヤル気がありません。 今回、ロクマルはもちろんのこと、
バラムで釣ることも目標にしていました。
前日はバラムで何度かチェイスがあったのですが、この日はそれすらもなく・・・
島田さんにはバラムフィッシングのコツを細かく教えていただき、だんだんと慣れてきていることも実感していたのですが、今一度、復習も兼ねて島田さんの釣りを見たいとお願いすると、
バラムを投じた3投目にヒット!!
近年イチの衝撃でした。 バラムの釣りは、一見、高速巻きしてピックアップ前にエイトトラップを仕掛けるだけに見えます。
しかし、島田さんがやっていることはスポットへの近づき方からコース取り、そしてエイトトラップの掛け方まで綿密に計算されています。
実際にやってみて感じたことは、
ヘビー級のルアーをしかも1投があっという間の釣りにおいて、一連の動作全てを繊細にこなすことはかなりの慣れを要します。 ボクもボートの操船からアプローチに至るまでバスを警戒させぬよう気を遣っている方だと思いますが、そのレベルではなかったです。 ボクは多投するスタイルなのに対し、島田さんは1投で仕留めるためのパーフェクトなアプローチを徹底しています。 60cm以上だけを狙って狩るための、完成されたスタイルだと感じました。
結局、2日目はたまたま泳いできたバスに対して投じたフレックスジグ+スクーパーフロッグマグナムに食ってきた52cm、そのワンチャンスだけ。 ロクマルも一気に遠のいたように感じましたね。
最終日も期待の朝イチは不発・・・
前日のままバスのテンションも低いことはすぐに感じました。
島田さんはしきりに「風が吹いて欲しい」と言っていたのですが、この日も湖面は穏やかです。
しばらくすると、待望の風が吹いてきました。
島田さんの判断で、朝イチは不発だったエリアへ戻ります。
張り出した岩盤の付け根に惰性でボートを入れ、島田さんが岩盤を手で押さえてくれています。
張り出し先端の向こうへバラムをキャストし、岩盤に擦りつけるように高速巻き。 追っているバスは見えませんでしたが、ピックアップ前にエイトトラップを仕掛けるとひるがえるバスが見えました。
そのままエイトトラップをすると、バイト!!
リアフックにチョロ掛かりしているのが見えたと思った直後、
さらにもう一匹バイト!!
デカバス2匹が掛かる異常事態です!
島田さんがネットを差し出すも、1匹はフックアウト・・・した瞬間、ネットインされていました。
続けてもう一匹をネットに入れ、我を忘れるほど歓喜しました。
この日もチャンスはこの一回きりでしたが、一生忘れないであろうシーンが脳に焼きつきました。 ロクマル達成はなりませんでしたが、何とか釣らせたいと時間を割きガイドに徹してくれたサタン島田さんには感謝してもしきれません。
そして、デカバスを狂わせるバラムによる高速巻き+エイトトラップの威力は別格だとも。 島田さん曰く、
状況さえ合っていればこんなもんではないとのことですから、今後の釣り人生の楽しみが増えたことも大きいです(^^♪
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