川村光大郎 OPENMIND 2024/5/30 タックルアイランド主催ボトムアップCUP 高滝湖参戦レポート!

先週末は高滝湖にて、タックルアイランド主催の大会に参戦してきました。

今回はボトムアップCUPということもあり、草深・山口将司・石井一樹・千葉陵平・鈴木翔と弊社スタッフも参戦です。

プラクティスには前日。

本湖・養老川・古敷谷川と全域を周った結果、メインは養老川に!

本湖の目につくカバーでも釣れましたが、やはりライブソナー勢との勝負は分が悪いと思われ、古敷谷川はバスの姿を見なかったことでチャンスは少なそう。

ただ、養老川も複数匹のグッドサイズをストックする好スポットは3か所ほどしかありません。

ボクのエレキ(80ポンド)では朝イチに入れないことは間違いないので、それらを目指すことは諦めました。

ファーストスポットは小場所へ入って、そこからはバスの魚影が比較的濃い範囲内を常に移動し、バスとの遭遇率を高めようと。

ちなみに、養老川も下流域は水深があるうえに水色が茶色味かかっていてバスは見えず。

上流にいくほどクリアアップしていき、最上流域は清流っぽくなります。

清流ゾーンにまで上がっているバスもいたものの、時期的にもまだ数は少なく、ルアーへの反応もシビアでした。

バスは見えるようになりつつ、清流ゾーンに差し掛かるまでくらいの範囲がバスとの出会いはそれなりにありそうかな!?

釣り方は、メインに据えるのはスピナベサイトとショートダウンショット。



スピナベサイトへの反応は良く、45クラスも2本釣れました。

ボクはプラクティスでは釣らない派なのですが、今年初のスピナベサイトの好チャンスにガマンが利かず(^^;

ビーブルとチビーブルの反応の違いも確認するとどちらでも釣れ、ならばフックもワンランク大きいビーブル(3/8oz)をメインにし、バスの反応によってすぐに交換できるようにチビーブルもデッキに置いておくことに。

また、こういった大会では人との差別化も図りたいので、久しぶりにブレードにアワビシートを貼ったものを用意して挑みました。

ショートダウンショットは、プロトのスクーパーフロッグベイビー。

スピナベサイトに反応しないバスや、スピナーベイトを通せないカバーの中にいるバスの目の前に落とします。

シンカーは3.5gとやや重めで、レッグを忙しく掻いてボトムに向かうさまは一目散に逃げていくよう。

ちょっと素材が硬いサンプルゆえ、逆手をカットしてフォールスピードを速め、アクションが出るようにしました。

常に複数匹のバスをストックしボイルも起きるスポットがあるのですが、ここのバスはいつも賢い・・・

で、その中でもひとまわり大きい45クラスの目の前に落とすとフォールで反応し、呆気なくパクッ!


こんな感じで他のバスも高確率で反応を示し、二本柱が決まりました。

迎えた当日、参加は75名ほど。

スタート後養老川を上がるボートのうち5~6艇が先行していきました。

よって、ボクは川に入ってすぐにある、池状になったスポットへ。

激浅のしょぼい場所なのですが、何気にいいバスも入ってくることがあり、前日にもスピナベサイトで45アップを釣っています。

期待のグッドサイズは入っていませんでしたが、見えた魚をスクーパーフロッグベイビーのダウンショットで仕留めまずは1匹!

上流へ向かうと、やはり要所は押さえられていましたが、バンク沿いを注意深く見ていくと竹の隙間にバスを発見!

ピッチングでビーブルを送り込み、着水と同時にカーブスローロールさせるとダッシュ食い!

アフターでやや細いも、いい反応で2匹目をライブウェルへ。

そこからさらに上流へ進んでいくも、前日複数匹いたストレッチにもバスの姿はなく、すでに釣られてしまったりプレッシャーの高まりで奥に引っ込んでしまったか!?

バスはさらに少ないも最上流に行ってみるか迷いましたが、ちょうどボクを追い抜いて行ったボートもいたところでUターン。

ゆっくり下りながら、2匹目を仕留めた辺りでまたも竹の隙間にバスを発見!

目の前をカーブスローロールさせると一旦食い損ねるも、さらに追い食い!


1キロは超えるグッドサイズでリミットメイク!

さらに下っていき、1匹めをキャッチした池状になるスポットに入ると、奥に45クラスを発見!

さらに奥は細い水路になっているのですが、竹が幾重にも覆いかぶさりゆく手を阻みます。

もうここであのバスを釣るのが最善だろうと、1本1本押しのけ折りながら侵入!

かなり面倒でしたが、誰も入っていないゾーンなのでグッドサイズが何本かいるかも!?とワクワクしつつ・・・

が、期待に反して奥にバスはおらず、入れ換えは適いませんでした。

結果、3本2.900gで6位。

全体的にキャッチ率は高かったものの、ダンゴ状態で順位が刻まれていました。

2位で3300gほどと、上位も僅差でしたが・・・


優勝された野島陸さんはなんと、圧巻の4450g!!

エリアは本湖と養老川の境目に当たる境橋周辺。

ライブスコープでオダにバスが入るのを確認し、ネコリグでじっくり誘ってバイトを待ったそうです。

ワームは、ベローズギル2.8・ボウワームヌードル・カットテール4をローテーションし、それによって食ってきたバスもいたとのこと。

個人的に意外だったというか、ヤル~!と思ったのが、弊社フィールドスタッフの山口将司。

霞ヶ浦がホームフィールドで、ローカル大会では何度も年間1位を獲っているのですが、高滝湖は18年前に来たのが最後で、それもワカサギ釣りという・・・

にも関わらずぶっつけ本番で挑んできたのですが、

しっかりリミットメイクしてきたのです!

その釣り方もおよそ高滝らしくないというか、ファーストフィッシュをシュリンピードJr.で釣った後は、ギミー4.5インチのネコリグによるカバー撃ち。

得意とするスタイルに、ボリューム感のあるギミー4.5inをさらに水押しが強まるネコリグのアピール力でバスを引き寄せる考えが功を奏しました。

分からないなりに最善策を見出ししっかり釣ってきたことは、フォールドを問わない実力だと思うのです。

大会終了後も再出船したのですが、これを聞いた千葉陵平がギミー4.5inのネコリグを試したところ速攻キャッチ!

ライブスコープでその反応を見れ、岸から3mほど離れたウッドカバーに入れたところ、岸からバスが勢いよく出てきてそのまま食ったとのこと。

実は最近、「ギミー4.5inに換えたら釣れた」なんて話を複数人から聞いていて、何かあるかもとは思っていましたが・・・

サイズ狙いにとどまらない出しどころがありそうです。

しかし、勝負となると周りが見えなくなりがち(^^;

ボクは2回もロッドを落とすし(ファイト中にプロトロッドを落としてバスより先にランディングしたのと、気がついたらファイヤーウルフが無くなっていて少し戻ったら浮いていた)、

鈴木翔もスタート前に5万円分以上のシンカーが入ったケースを水没させるし・・・

さて、今週末も大会ゲスト。

多々良沼に挑んできます!!

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