先週末はオリキンちゃんねるの撮影でした。
今回は撮影では初場所。
千葉県の雄蛇ヶ池。 古くからバスが釣れるフィールドとしては有名ですが、ここでのボートからの釣りは人生2回目となります。 初めて来たのは中学3年生。 確か12月に友達と来ました。
もちろん手漕ぎボート。
ボートでどうしたら釣れるとか、釣れた情報があるとか30年前なので全くありません。
唯一の情報は擦りきれるまで見た全国の釣り場が紹介された本のポイントマップのみ。
ジグを投げたような記憶がありますが、全くの手応え無し。
しかも駅からかなり遠かったので、田んぼ道を延々歩いた記憶が大半です。
つまり今回は30年越しのリベンジと言うわけです。
お世話になったボート店はボートハウスつかもと。
もちろん30年前もお世話になっているはずで、その店内には歴史を物語る写真がずらり。
どこかの雑誌に掲載されたのか、僕の記憶にある写真まで。
店内で販売されているルアーも年代物ばかり。
見いってしまいました。
タイムスリップしたかのような店内。場所も高速を降りて10数分なのでアクセス良しです。 肝心のボートは12ftのローボートと少し細身の13ftの2種類。
どちらもフットコンのエレキが装着できます。
今回は撮影だったので13ft。
そして釣りをする前に大変だった事がひとつ。
車を停めて荷物の積み降ろしをする地点から桟橋までが距離があります。 荷物を減らせば良い話ですが、毎回フルセットがポリシー笑。
距離のある階段を登って土手に上がり、そこから下って桟橋という道のり。
リチウムバッテリーでも2つで合計30キロ近くあるので、休まずに行ける限界一歩手前。
軽いのも重いのもありますが、8往復してボートセッティングすると中々の重労働でした。
そして釣り開始。
ショアラインがどんな様子かは全く想像していなかったのですが、
岸の出っ張り、引っ込みが多彩。 しかもレイダウンやオーバーハングが豊富。 マンメイドストラクチャーもあるし、杭や護岸なども。決して大きくはないフィールドながらバンク撃ちの様々なロケーションが揃っていて実に楽しい時間でした。 しかししかし、見るからに釣れそうな雰囲気をよそに、バスからの反応は全くありません。
恐らくアフタースポーンのタイミングは間違い無さそうで、見えバスくらい目にするのかと思ったら、ギルさえも姿なし。
飛ばす所は飛ばして、気になる所はやりこんで一周。
桟橋に帰ってきて愕然。
何だか桟橋周りだけ騒がしい事に。
魚探には大量の小さなベイトの群れ。
時折何かに追われるように群れの形が激しく変わります。
沖の方でも2、3回目にしましたが、ここは別格。
恐らく密集したバスの稚魚をバスが食べているようです。
つまり稚魚食いです。 あれだけバンクを流して、ほぼ何も無かったのは、恐らく居なかったか、もしくはベイトが小さすぎて無反応だったようです。 あまり大きくは無いフィールドだけに、池全体のバスがこの状態に突入しているような感じがしました。
理想はバンクを撃っていってドンと釣りたかったのですが、そうも行かないようです。
桟橋も釣りをして良いルールなので、背に腹は変えられずトライ。
あれだけ居なかった見えバスも小さいのから大きいのまで確認できます。
最初はドゥルガ。
何回も数匹で追ってきますが寸前で急停止。
そして桟橋の下に定位するバスを発見。
丸見え過ぎたのでちょっと時間を開けてチャレンジ。
ルアーは
エリマキシャッドのホバスト。 そしてその1投目が神キャスト。
ワンアクションでしっかり食べてくれました。
メチャクチャ走ってハラハラでしたが、余裕のキロアップ。
少しアフター体型ですがコンディション良しです。 30年越しのリベンジ成功です。 ただ良いロケーションでしっかり撃って釣りたかった思いがあり、不本意の感は拭えないので、またリベンジしたいと思います。
エリマキシャッド。各地で絶好調のようです。 ちなみにボート屋さんは土日祝日のみの営業。 7時から16時までの営業です。 予約も営業時間内にお問い合わせ頂ければとの事でした。 是非興味のある方は行ってみて下さい!
今週末は相模湖でH-1初戦!頑張ってきます! --------------------------------
※折金さんへのメッセージ、この連載のご感想を受け付けております。メールの件名を「オリキンさんへ」としたうえで 下記のアドレスまでドシドシお送りください!! inquiry@lmg.jp
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