今回は西湖へ。
2日間テストで行ってきました!
西湖 山上湖の西湖とはいえ水温は26℃。
夜は過ごしやすいものの、日中はきつい日差しで結構暑いです。
西湖と言えば表層ですが・・・ この時期でもワカサギはけっこう死んでます。
また、昆虫類も落ちており、
表層が良さそうな感じがするのですが・・・
ワカサギ
クワガタ 表層ルアーにはスレ切っているせいか全く食いません! 目が良いので見つけて見に来てくれますが、私には食わせることができませんでした。
なお、魚皮には反応が良かったです。
ちなみに、本物は躊躇なく食べられていましたが・・・。
表層ルアーも色々プロトを試しましたが結果は出ず。
色々試すものがあったのですが、
プロトのフットボールジグには反応良好でした。
フットボールジグ ちょっと前から進めているアイテムですが、発売するかは未定ですね。
大昔からフットボールジグは釣れるわけですが、最近ライブスコープがあるので「どんな動きに反応が良いのか?」わかってきています。
おそらく、他の開発者も同じことを感じているでしょう。
引き続き研究は続けたいと思います。
フットボールジグ2 さて、この日は最後に
メタルクロースピンにて54cmもキャッチ! 流石西湖、余裕で50アップが出てきますね・・・
54cm 余談ですが、
西湖はこの時期の日中になると群れで表層に集まり始めます。 その後、皆で一気にボトムに向かいワカサギを喰うのですが、この動きは独特。 これは仮説ですが、西湖表層付近の水は暖かく、ボトム付近の水は極めて冷たい。
夏場、激しい水温躍層が形成されるのですが、なんと最深部は5℃しかありません。
ボトム付近に常に居続けるとバスの体温が低下してしまい、瞬発力を出すことができなくなるのでは?と考えています。
そのためまずは表層付近で体を温め、ボトムに集団で狩りに向かう・・・。 それを繰り返す行動が起こっているのではないかと考えています。
そんなバスの狩りの分化が受け継がれている・・・
なんというか、カナヘビやトカゲに似ているのかもしれません。
※参考文献:富士五湖の水温について
https://www.pref.yamanashi.jp/documents/83478/vol48-13.pdf そして2日目。
2日目も展開としてはあまり変化は無し!
結局、反応が最も良いのはマグナムサイズのスプーン、プロトのダズリングフラッシャー
ダズリングフラッシャー52cm
ダズリングフラッシャー47cm ウチの弟とともにこのスプーンでキャッチ。
こんな金属の板がなぜ釣れるのかはっきりとはわかりません・・・。
しかし、通常サイズのビッグスプーン等と異なるのは、
「仲間だと思って追いかけていく」感じです。
仲間が猛スピードでボトムに向かっていくので、触発されてバスが追尾。
最終的に乱れた動きになるため、かっさらっていく・・・。
バラムのエイトトラップのようなことがボトム付近で起きている、そんな風に感じています。
ビッグスプーンやマグナムスプーンの世界・・・
実は相当奥が深いとここ数年で感じています。
フックの考え方やアクション・・・
考えていくとキリがありません。
ただ、この世界はまだまだ発展の余地がある!
それだけにやりがいのあるカテゴリーだと思っています。
まだまだ私の中で進化しているマグナムスプーンの世界ですが、
来年のダズリングフラッシャー発売とともに、解説していきたいと思います。 ★タックル★ ロッド:フェンウィックGW610CMHP+J
リール:バンタム XG
ライン:バリバス アブソルートAAA 20lb.
ルアー:ダズリングフラッシャー
ロッド:フェンウィックGW68CMLJ
リール:アルファスエア TW
ライン:バリバス アブソルートAAA 12lb.
ルアー:プロト フットボールジグ
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