大津清彰 バス釣り真相解明 2024/8/7 今回は西湖へ!

今回は西湖へ。

2日間テストで行ってきました!

西湖

山上湖の西湖とはいえ水温は26℃。

夜は過ごしやすいものの、日中はきつい日差しで結構暑いです。

西湖と言えば表層ですが・・・

この時期でもワカサギはけっこう死んでます。

また、昆虫類も落ちており、表層が良さそうな感じがするのですが・・・

ワカサギ

クワガタ

表層ルアーにはスレ切っているせいか全く食いません!

目が良いので見つけて見に来てくれますが、私には食わせることができませんでした。

なお、魚皮には反応が良かったです。

ちなみに、本物は躊躇なく食べられていましたが・・・。

表層ルアーも色々プロトを試しましたが結果は出ず。

色々試すものがあったのですが、プロトのフットボールジグには反応良好でした。

フットボールジグ

ちょっと前から進めているアイテムですが、発売するかは未定ですね。

大昔からフットボールジグは釣れるわけですが、最近ライブスコープがあるので「どんな動きに反応が良いのか?」わかってきています。

おそらく、他の開発者も同じことを感じているでしょう。

引き続き研究は続けたいと思います。

フットボールジグ2

さて、この日は最後にメタルクロースピンにて54cmもキャッチ!

流石西湖、余裕で50アップが出てきますね・・・

54cm

余談ですが、西湖はこの時期の日中になると群れで表層に集まり始めます。

その後、皆で一気にボトムに向かいワカサギを喰うのですが、この動きは独特。

これは仮説ですが、西湖表層付近の水は暖かく、ボトム付近の水は極めて冷たい。

夏場、激しい水温躍層が形成されるのですが、なんと最深部は5℃しかありません。

ボトム付近に常に居続けるとバスの体温が低下してしまい、瞬発力を出すことができなくなるのでは?と考えています。

そのためまずは表層付近で体を温め、ボトムに集団で狩りに向かう・・・。

それを繰り返す行動が起こっているのではないかと考えています。

そんなバスの狩りの分化が受け継がれている・・・

なんというか、カナヘビやトカゲに似ているのかもしれません。

※参考文献:富士五湖の水温について
https://www.pref.yamanashi.jp/documents/83478/vol48-13.pdf

そして2日目。

2日目も展開としてはあまり変化は無し!

結局、反応が最も良いのはマグナムサイズのスプーン、プロトのダズリングフラッシャー

ダズリングフラッシャー52cm

ダズリングフラッシャー47cm

ウチの弟とともにこのスプーンでキャッチ。

こんな金属の板がなぜ釣れるのかはっきりとはわかりません・・・。

しかし、通常サイズのビッグスプーン等と異なるのは、「仲間だと思って追いかけていく」感じです。

仲間が猛スピードでボトムに向かっていくので、触発されてバスが追尾。

最終的に乱れた動きになるため、かっさらっていく・・・。

バラムのエイトトラップのようなことがボトム付近で起きている、そんな風に感じています。

ビッグスプーンやマグナムスプーンの世界・・・

実は相当奥が深いとここ数年で感じています。

フックの考え方やアクション・・・

考えていくとキリがありません。

ただ、この世界はまだまだ発展の余地がある!

それだけにやりがいのあるカテゴリーだと思っています。

まだまだ私の中で進化しているマグナムスプーンの世界ですが、来年のダズリングフラッシャー発売とともに、解説していきたいと思います。

★タックル★
ロッド:フェンウィックGW610CMHP+J
リール:バンタム XG
ライン:バリバス アブソルートAAA 20lb.
ルアー:ダズリングフラッシャー

ロッド:フェンウィックGW68CMLJ
リール:アルファスエア TW
ライン:バリバス アブソルートAAA 12lb.
ルアー:プロト フットボールジグ

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