先週の土曜日から高知へ。
『つりぐの岡林土佐道路店』でのイベントに合わせてのことですが、現地入りした土曜日と、イベント翌日にも
波介川へ釣行しました。 土曜日は朝の便で高知入りし、午後からフィールドへ。
波介川を訪れるのは約5年振りになります。 とりあえず中流辺りから川沿いに出ると、流れなくよどみ、いかにも居なさそう(^^;
上流へ向かう途中、目に入った水路からスタートしました。
水路を上がっていくと水色が良くなり、少し流れも出てきたところで・・・バス!
あちらもボクに気づきますが、その先にギミー4.5inのノーシンカーを入れるとあっさり「バクッ!」
このリグには期待していたところで、最近、明らかな効果を感じているマイブーム。 ギミー4.5をノーシンカーで使うことは想定しておらず、『撃チャンネル』の撮影時に吉田撃さんから教わったのがきっかけ。
その使用法は、細かくトゥイッチしながら中層をゆっくり泳がせてくるというものでした。
明らかにバスの反応が好転しましたが・・・まだ何かありそう!
で、ペラやブレードをセットすることでただ巻きでもアクションするようにしたり、テールを4つ割りにし、それぞれが独立して震えるようにしたり・・・
そんなバリエーションを模索しつつ、
誘い方として一つハマったのがボトムトゥイッチでした。 カバースキャットで流行った釣法に近いのですが、ボトムまで沈めたうえラインもボトムに這わせた状態でトゥイッチ!
すると、瞬間的にサイドリブとテールを震わせ、手元に抵抗感をしっかり感じるほど水を強く押します。
そしてその直後には、サイドリブの抵抗がブレーキとなって「グッ」ととどまり移動距離を抑える。
張り出したリブがボトムを搔きながら水を押すことで、土煙を上げることもバスの目を惹いていると思います。
で、その水路で見つけたバスを全て食わせ、
1時間ほどで4キャッチ!
さらに本流の上流域でも見つけたバスはほぼ食いで、49cmと49.5cmを連続キャッチしたところで17時には納竿しました。 4時間でオール40アップで8本!・・・波介川の見えバス、決してチョロいワケではないんですよ~
翌日はイベントにて。
お立ち寄りいただいた皆様、ありがとうございましたm(__)m 熱心に話を聞いていただき、ピッチング大会への積極的な参加にも感謝いたします!
そして最終日は再び波介川へ!
2日前に複数匹のバスをキャッチしたインレットと水路のバスは・・・すぐ逃げる!
着水する前に逃げてしまい、戻っても来ず。
おそらく2日前に居たバスが入れ替わっていない感じで、警戒心が段違いに増していました(^^;
ただ、2日前にはなかったマットカバーが出来ており、ギミー4.5inでポフポフ叩いて反応なくも、コスモ3.3g+M.P.S2.4inで直下をマイクロピッチシェイクすると、水面を割ってバイト!
これが50アップ!でしたが・・・なんと、計測後にカメラのバッテリーが外れ、そこまでの映像も消えてしまいました~(>_<)
気を取り直し、コスモ+M.P.S2.4とブレーバースリム8inのショートダウンショットでも追加し、2日前に触っていないエリアではギミー4.5のノーシンカーが炸裂!
途中で合流したつりぐの岡林土佐道路店のスタッフさんも、同リグで3連発したとのこと。 今はギミー4.5のノーシンカーによるこのメソッドがバスにとって新鮮に映っているようで、反応も鋭いし、本気食いなのでバラシもほぼナシ。
ただ、やる人が増えればいずれ効果は衰えますから、ダマされたと思って早めに実践することオススメします。 ノーシンカーでもワームに自重があるので(20g以上)投げやすく、沈めやすい。
ボトムで強めにトゥイッチしても飛びを抑えてくれるのは、サイドリブとテールの抵抗あってこそ。
たまたまですが、想定していなかったこの使い方に最適なのです。
強めのトゥイッチでスイッチが入って勢い良く食ってくれればラクですが、それ一辺倒ではなく、寸前で思いとどまったバスには、ほんのちょっとだけ動かすのが有効なことも。 その辺はバスの反応を見つつ、カンや経験値によるところもありますが、いざというときに狙いどおりのアクションで仕掛けたいところ。
どれくらいの強さで弾いたらどんな動きをするのか!?見えるところで確認しておくといいですね!
参考までにタックルは、
ロッドはファイヤーウルフ(M+)にリールはスティーズSV TWのバーサタイルタックル。 ラインはいつも巻いているスティーズフロロタイプモンスターの13ポンドのままですが、ラインをボトムに沈めるのはもっと太い方がよりベストかもしれません。 フックはライトニングストライクの5/0で、この釣りにはベストフックかと思います(ボディの波打ちアクションを生かすリグや誘い方ならフックサイズを下げることも)。 スクーパーフロッグのダウンショットやジグトレーラーもそうですし、最近ではブレーバースリム8のヘビーダウンショットでもそうでしたが、作った本人が思いもよらなかった使用法がバスに刺さる!
たまたまセンスあるアングラーに見出してもらっていますが、他にもこういった可能性はあるってことです。
もっと柔軟に色々なことを試し、自分で見出せるようになりたいと思う今日この頃です。
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