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大津清彰 バス釣り真相解明 2024/8/28 2024ワイルドカード霞ヶ浦へ
2024ワイルドカード霞ヶ浦へ参戦してきました！
今回は2023年、H-1GPXアングラーオブザイヤー代表枠として戦ってきました。
支流
結果は6位…
ワイルドカードは優勝することで、オールスタークラシックの出場枠を競う大会です。
とにかく優勝できる戦略を組んでのこの結果でした。
一体どのように戦ったのか？
今回はそんな戦略に関して掘り下げてみたいと思います。
当初から考えていたのは、「支流しかない」「3本4kg釣らないと勝てない」という事でした。
この時期の霞ヶ浦は圧倒的に流入、それも最上流部にバスが集中します。
もちろん本湖での戦略もあるのですが、もともと霞ヶ浦での経験が少ない私にとって、霞ヶ浦ローカルが半分も集まるこの大会で勝てる見込みは全くない！
こうなるとかなりやることが絞られます。
広い霞ヶ浦の支流と言っても勝てる見込みのある支流はせいぜい10本。
そして近年、私はおかっぱりで霞ヶ浦を回ることが多く、さらに小河川なら霞ヶ浦ローカルのボートアングラーよりも知っている自信はある。
そこで考えたのは12ftのアルミボートを使用した戦略でした。
アルミボート戦略
もちろん、ほとんどの場所はバスボートでも上ることは可能です。
現に、バスボートの幅くらいしかない場所でもプラクティスでは何人も見かけました。
この場合、転回できないのでバックで戻るしかないのですが・・・。
ただしバスボートでは惰性が大きくなってしまうので見つけたバスを釣りにくいこと、砂煙が起きてしまうのでバスの警戒心が上がりやすいことなどがあり、やはりアルミボート方が有利。
さらに、上流部のさらに奥まで行こうとすると岩などに阻まれバスボートでは困難な場所も多数存在します。
スタート地点は大山スロープ。
ここからアルミボートで行けてこの時期3本4kg狙えそうな川は3つと考えました。
※結果的には5つくらいあったかも。
この中で最も遠いのは東岸の川。
風が出たらアルミボートでは行くことはできませんが、バスボートでは絶対侵入不可能な河川です。
その点、メリットは絶大。
全く風が無ければ、東岸でいくつかスポット的な支流も存在していますが、風予報的にメインにできないだろうという事で深追いしませんでした。
しかし、実は最も数が釣れたのが東岸。
クリーピーミノー2.7gのネコリグとレインズスワンプスキニーが良かったです。
そして残り2つはスロープ近くの川の上流。
そのひとつは大山スロープからは実に2時間・・・。
行ってみて知ったのですが、堰まで50mくらいの場所で岩盤が露出しており、おそらくバスボートでは超えることは不可能だと知りました。
アルミボートのメリットが際立つ場所ですね。
ただ、今回はパワーが無く釣れても3500g程度かな？という予想。
しかしこの場所はバスへのプレッシャーが最も低く、強い釣りでビッグフィッシュが狙える可能性も高いなと考えていました。
東岸の魚
そして今回メインにしたのが残りのもう一本の川でした。
とはいえ結果的にそうなっただけ。
上記の場所は向かった選手が多く、最弱艇だった私は他の人の動きを見て場所を選んだにすぎません。
ただ、この「他の選手の動きを見て場所を決める」という戦略が良い方に出ることも多々あります。
これは陸王でも何度も目にした光景ですね。
今回選択したアルミボート戦略も同様ですが、試合では必ずしも人より速いことが有利になるわけではありません。
結果としては6位。
野良ガエルとウェイブモーションのネコリグのサイトで2本釣り、野良ネズミで釣りました。
最上流戦略はサイトフィッシングがメインにできることも大きく、他の霞ヶ浦ローカル選手よりも優位に立てたと思いましたが、この日は4kg越えるポテンシャルはこの川にはありませんでしたネ。
本戦の魚
優勝は霞ヶ浦ローカルの矢口選手。
工事中でオイルフェンスが張られ、上流部には行けなかった桜川。
この情報はすべての選手が知っていたでしょう。
しかし、数日前降った夜間のゲリラ豪雨の影響と台風接近予報により一時的にオイルフェンスが撤去。
それを知っていた矢口選手がなんと9本釣って入れ替え、見事4320gのウエイトを叩き出し優勝となりました！
結果としては負けてしまいましたが、「優勝だけ狙う」という試合はなかなかないので、非常に楽しめた試合でした～。
今回は貴重な機会を与えていただいたH-1GPX総合プロデューサー鈴木美津男様、プレスを行っていただいたティムコスタッフ小阪様、そしてBasser・BMCを含む関係者の方々、ありがとうございました！
2024ワイルドカード
★タックル★
ロッド：フェンウィック LINKS-CT 60SULP+J
リール：ヴァンキッシュ2500S
ライン：完全シーバス 1.5号
ルアー：野良ネズミ
ロッド：フェンウィック ACES 70SMHP+J
リール：ヴァンキッシュ2500S
ライン：スマックダウン8ブレイド 30LB.
ルアー：OSP タッガー5g(ラバーレス)＋野良ガエル
ロッド：フェンウィック ACES64CLP+J 70TH
リール：アルデバラン51HG
ライン：バリバス アブソルートAAA 14LB.
ルアー：ゲーリーヤマモト ウェイブモーション 1.8g ネコリグ
--------------------------------
※大津さんへのメッセージ､この連載のご感想を受け付けております｡メールの件名を｢大津さんへ｣としたうえで 下記のアドレスまでドシドシお送りください!!
inquiry@lmg.jp
今回は2023年、H-1GPXアングラーオブザイヤー代表枠として戦ってきました。
結果は6位…
ワイルドカードは優勝することで、オールスタークラシックの出場枠を競う大会です。
とにかく優勝できる戦略を組んでのこの結果でした。
一体どのように戦ったのか？
今回はそんな戦略に関して掘り下げてみたいと思います。
当初から考えていたのは、「支流しかない」「3本4kg釣らないと勝てない」という事でした。
この時期の霞ヶ浦は圧倒的に流入、それも最上流部にバスが集中します。
もちろん本湖での戦略もあるのですが、もともと霞ヶ浦での経験が少ない私にとって、霞ヶ浦ローカルが半分も集まるこの大会で勝てる見込みは全くない！
こうなるとかなりやることが絞られます。
広い霞ヶ浦の支流と言っても勝てる見込みのある支流はせいぜい10本。
そして近年、私はおかっぱりで霞ヶ浦を回ることが多く、さらに小河川なら霞ヶ浦ローカルのボートアングラーよりも知っている自信はある。
そこで考えたのは12ftのアルミボートを使用した戦略でした。
もちろん、ほとんどの場所はバスボートでも上ることは可能です。
現に、バスボートの幅くらいしかない場所でもプラクティスでは何人も見かけました。
この場合、転回できないのでバックで戻るしかないのですが・・・。
ただしバスボートでは惰性が大きくなってしまうので見つけたバスを釣りにくいこと、砂煙が起きてしまうのでバスの警戒心が上がりやすいことなどがあり、やはりアルミボート方が有利。
さらに、上流部のさらに奥まで行こうとすると岩などに阻まれバスボートでは困難な場所も多数存在します。
スタート地点は大山スロープ。
ここからアルミボートで行けてこの時期3本4kg狙えそうな川は3つと考えました。
※結果的には5つくらいあったかも。
この中で最も遠いのは東岸の川。
風が出たらアルミボートでは行くことはできませんが、バスボートでは絶対侵入不可能な河川です。
その点、メリットは絶大。
全く風が無ければ、東岸でいくつかスポット的な支流も存在していますが、風予報的にメインにできないだろうという事で深追いしませんでした。
しかし、実は最も数が釣れたのが東岸。
クリーピーミノー2.7gのネコリグとレインズスワンプスキニーが良かったです。
そして残り2つはスロープ近くの川の上流。
そのひとつは大山スロープからは実に2時間・・・。
行ってみて知ったのですが、堰まで50mくらいの場所で岩盤が露出しており、おそらくバスボートでは超えることは不可能だと知りました。
アルミボートのメリットが際立つ場所ですね。
ただ、今回はパワーが無く釣れても3500g程度かな？という予想。
しかしこの場所はバスへのプレッシャーが最も低く、強い釣りでビッグフィッシュが狙える可能性も高いなと考えていました。
そして今回メインにしたのが残りのもう一本の川でした。
とはいえ結果的にそうなっただけ。
上記の場所は向かった選手が多く、最弱艇だった私は他の人の動きを見て場所を選んだにすぎません。
ただ、この「他の選手の動きを見て場所を決める」という戦略が良い方に出ることも多々あります。
これは陸王でも何度も目にした光景ですね。
今回選択したアルミボート戦略も同様ですが、試合では必ずしも人より速いことが有利になるわけではありません。
結果としては6位。
野良ガエルとウェイブモーションのネコリグのサイトで2本釣り、野良ネズミで釣りました。
最上流戦略はサイトフィッシングがメインにできることも大きく、他の霞ヶ浦ローカル選手よりも優位に立てたと思いましたが、この日は4kg越えるポテンシャルはこの川にはありませんでしたネ。
優勝は霞ヶ浦ローカルの矢口選手。
工事中でオイルフェンスが張られ、上流部には行けなかった桜川。
この情報はすべての選手が知っていたでしょう。
しかし、数日前降った夜間のゲリラ豪雨の影響と台風接近予報により一時的にオイルフェンスが撤去。
それを知っていた矢口選手がなんと9本釣って入れ替え、見事4320gのウエイトを叩き出し優勝となりました！
結果としては負けてしまいましたが、「優勝だけ狙う」という試合はなかなかないので、非常に楽しめた試合でした～。
今回は貴重な機会を与えていただいたH-1GPX総合プロデューサー鈴木美津男様、プレスを行っていただいたティムコスタッフ小阪様、そしてBasser・BMCを含む関係者の方々、ありがとうございました！
★タックル★
ロッド：フェンウィック LINKS-CT 60SULP+J
リール：ヴァンキッシュ2500S
ライン：完全シーバス 1.5号
ルアー：野良ネズミ
ロッド：フェンウィック ACES 70SMHP+J
リール：ヴァンキッシュ2500S
ライン：スマックダウン8ブレイド 30LB.
ルアー：OSP タッガー5g(ラバーレス)＋野良ガエル
ロッド：フェンウィック ACES64CLP+J 70TH
リール：アルデバラン51HG
ライン：バリバス アブソルートAAA 14LB.
ルアー：ゲーリーヤマモト ウェイブモーション 1.8g ネコリグ
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※大津さんへのメッセージ､この連載のご感想を受け付けております｡メールの件名を｢大津さんへ｣としたうえで 下記のアドレスまでドシドシお送りください!!
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