折金一樹 つきぬけろ! オリキンもばいる 2024/10/25 H1亀山湖 参戦レポート!

先週末はH-1亀山戦でした。

ホームであり、ガイドも行っているので、恐縮な部分もあるのですが、意外に知っているからこそ難しい部分もあるのは事実。

一発勝負の戦いをするには知っている事が多すぎると、行くに行けない一面もあります。

今回は季節の変わり目。

水の状態が落ち着きなく不安定で、巻くには厳しいタイミングである事は明白でした。

キーはターンオーバーと直前に降った雨。

ターンオーバーについては数日前から日中は秋晴れでロンTでも暑いくらいの陽気になり、水温も上昇。

それが次の朝に厳しく冷え込んで一転し、温かい水が急に冷やされたタイミングから水質が悪化。

日中と朝の気温差が10℃もある日が続いた事から水深を大きく跨いで掻き回される状態が続きました。

そこへ直前の雨。

秋のはじめの頃の雨であれば、水温差があるので下の水深へ回り込むような濁りの入り方ですが、水温も十分に下がった状態なので、新しい濁った水と既存の水が一様に混ざったような状態でした。

ターンオーバーのタイミングではフレッシュな上流部の水は、良いエリアとなりますが、水質も悪く、水温も更に下げたりでバスを一掃してしまったようです。

ボート屋さんの釣果情報も軒並み40位のバスがマックスサイズ。

より大型のバスはより酸素を必要とするので、湖全域でこの傾向が広がっていると言えそうでした。

もうひとつのパターンはフィーディング。

比較的浅い水深をワタカの稚魚やオイカワを追っている個体。

小さいキーパーサイズがメインのパターンですが、ハイシーズンに入ってから比較的長く続いていました。

フィーディングであるので、動きやすく短期間でみれば消えたり出現したりするので不安定ではありますが、ターンしてからは酸欠傾向であるのか安定していたように感じました。

ただ直前に雨が降ったり更に水が悪くなったりで、ぱったりとフィーディングが止んでしまいました。

バイト数で言えば1/10位。

さっさと揃えて、大きいサイズを狙いに行けるプランが組みたかったのですが、これのみをやってもやっと揃えるか揃わないか位。

つまりは、よく通っているだけに釣れない原因もよく理解でき、八方塞がりの状態。

他もそれなりに試しましたが、どれもイマイチ。

そして本番当日。

今回は104名参加!朝の集合で集まるとやっぱり船の数に圧倒されます。

スタート抽選。

前回は最終フライトだったのですが、なんと今回も最後。

仕方ないので、近くから釣り上がって行く事にしました。

暫くして何とボイルに遭遇。

直前プラでは全く遭遇しなかったレベル。

ワンストレッチで複数回遭遇し、オーバーリアルメインで300g前後で小さいものの30分でリミットメイク。

朝イチのピークは過ぎても、たまにボイルするのでしつこくやっていると、ボート際で400g。

時間が経つにつれて難しくなり、これ以上やっても100~200g程度のウェイトアップしか見込めなさそうと判断。

そこで大移動してキッカー狙い。

本湖方面へ船を向けました。

狙いは沖側にあるタテストと岬。

ハイピッチャー3/8ozとアシュラEX-DR、ガストネード110。

水通しの良い場所でクルーズする個体が少しの間、留まる場所です。

何ヵ所かまわり、ある橋脚。

あまり魚探には映らないですが、たまに追ってくるのがわかるので粘っていたら、橋脚に向かって泳いで来る個体を発見。

バスっぽいかなと思ってガストネードを投げると突進バイト。

キッカーとなるキロフィッシュでした。

この後も粘りますが、なかなか後が続かず帰着に向かいます。

帰着まで10分少々あったので最後の悪あがき。

前回釣れた帰着ギリギリからの1匹が頭をよぎります。

フラットの内側をやる人が多かったものの外側はがら空き。

大きなオダがあるのでそこをBLITZMAX-DRでクランキング。

そしてオダにタッチした瞬間に待望のバイト。

上がってきたのは入れ替えサイズ。

「あと4分ですよ!」と声をかけて頂き、入れ替えて帰着に向かいました。

そして検量。1940g、上出来の3位でした。

やっと3本揃って記念写真!

上位はライブサイトやフィーディング、上流の釣り。

予想の範疇でしたが、10位で3本800gとは予想以上の難しさ。

ワームでは釣れているのをプラから見ていたので、いかに追わせて釣るハードプラグには向いていない状況であったかということ。

釣れない結果も裏を返せば、はっきり見えてくる事もあると言うことです。

釣れたルアー!厳しいだけに使い分けが大切でした。

全員に近いくらい皆が笑ってますね!楽しい事に間違いないです!

さて残すところあと1戦。

最後は新利根川での開催。

こちらも難しい時期ではありますが、最後まで気を抜かずに頑張りたいと思います。

ではまた来週!

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