折金一樹 つきぬけろ! オリキンもばいる 2024/11/15 H1最終新利根川戦をプラから振り返り!

先週末はH-1新利根川最終戦でした。

プラは金土曜日の2日間。

噂には聞いていましたが、かなり厳しい様子。

大雨からの減水や濁り、水温低下という三重苦。日曜日は出た人全滅だったとか、誰か1本釣れたらしい!など、釣れただけで噂話になるほど。

明らかにハイシーズンのように、ちょっとやっただけで釣れるような状況ではないようです。

じっくり釣りの出来るエリアを見つけて、ルアーや攻め方を変えて絞り出すプラン。

具体的には少しでも水の良い場所をまず見つけるです。

金曜日は中上流方面。

釣りはソコソコに魚探も駆使しながら魚影やストラクチャーを確認しつつ、水色、水温を見ていきました。

朝は水温も15℃を割って急速に秋が深まってきました。

最上流手前まで見ていきましたが結果、水温は一様。

上から下まで水の色がほぼ一緒。

水温も変わり映えせず。

バイトも何か魚に当たったかなの1回のみ。

加えて上流域は川岸がナガエツルノゲイトウ(通称ゲイトウ)だらけ。

場所によっては100m超のバンクがハードルアーで攻めれないほど埋め尽くされています。

こちらがゲイトウ。どこへでも侵食するらしく、田んぼにも入ってしまうとか!

ゲイトウの外側は既にチャネルほどの水深があるし、もちろん際に付くような季節でもないし、良く釣れそうなバンクに近いオダなどもゲイトウが乗っていたりと全く美味しくない状況です。

特に起伏のあるバンクやブッシュなど良く釣れそうな所ほどゲイトウが引っ掛かっていて、逆にプアなバンクはゲイトウが引っ掛からずに流されてしまうようです。

つまり良いバンクほど釣りが出来なくて、プアなバンクほどゲイトウに邪魔されずに釣りが出来るような状態でした。

易く絶対に釣れないとは言えないですが、上流へ移動してくるのに時間の掛かる事を加味すると、上流での釣りに全く旨味を感じませんでした。

そして土曜日は下流方面としました。

こちらも一通り一周。

基本濁っているものの、所々に更に悪い水があったり、プロテクトエリアは少し上澄みがあったりと、特別良くはないものの、釣りをする理由にはなりそうな感じ。

水深が少しあって回り込むようなバンクや水門周り、濁っていても流れが多少あるチャネル周りなどが可能性を感じました。

それでもダメならリカバリーで魚影が濃いとされるボート屋周りにも直ぐに向かえます。

プラではルアーはハイカットDRとSRを水深に合わせて。

ダンクを兎に角ゆっくりスロー引きで、根掛かりしやすい高低差のあるボトムをフローティングタイプ。

根掛かりしにくいハードボトムをサスペンドタイプ。

水深のあるバンクプラスゴミやフローティングマットをオーバーライド1/2oz。

ライトカバー絡みを各種スピンテール系メタルでじっくり探るプランです。

プラではノーフイッシュ。

他魚種2匹の結果でした。

そして本番です。

今回は2番スタート。

今回も沢山の参加者!松屋さん水神屋さんは満艇です!

迷わず本湖へ。

狙いの水門周りへ直行。

しかし良い水はどことなく変わっていて、しかも前日より少し減水。

全くバイトなし。

前日は他魚種がバイトしてきましたが、それも全くなく、バスらしきアタリもなしでした。

そしてバンク。

とりあえず気になる場所は時間を変えて何往復もしました。

そしてライトカバーを撃っていたら提灯状態に!

ピックアップの為に水面から引き抜くと、それと同時にバスがアタック。

ルアーとは離れていたので掛からずでしたが、プラから3日目にして初めてのバイトです。

そしてそのままタイムアップ。

出来ることはやりましたが、今回ばかりは致し方ない感じです。

結果バスをキャッチしたのは106名中8人。

複数キャッチはおらず、皆さん1匹づつのキャッチでした。

検証しにくい結果でしたが、水通しと回復具合のビミョーな差が勝敗を分けたようです。

今回の上位。朝の早い段階で釣れた方が多かった様です。

自分もやることはやったので、特に反省点なくです。

これにてH-1は終了。

新しく覚える事、バージョンアップさせる事など技術的にもメンタル的にも成長ある1年だったように感じます。

また来年も頑張ります。

それではまた来週!

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