先週末は相模湖にて
H-1マスターズカップでした。
水温、水位、濁りの変化のタイミング。
これに日々の天気の移り変わりを重ねて、
バスの状態や居場所がコロコロ変わる展開でした。 1週間前の冷たい雨によって、水温は少し前までは17℃位まであったのが、試合当日の朝はなんと9℃。
水位も直前に増水してフル満水。
湖の各セクションによって濁りや水質も違い、これが時間と共にスライドしてくるような変化。
正に日替わり。この変化の大きさやスピードについて、後付けで説明は出来そうですが、リアルタイムに感じながらアジャストさせるのは神であっても難しいのかなと思うほど。
ただ折角のプラクティスですから内容ある釣り、良い戦略をもって試合に望みたい思いでした。
プラクティスでわかった事は、バスはどのエリアにも居て、日によってそれらのバスの反応の乱高下が激しいと感じていました。 それぞれ釣る為の諸条件の理解力やその重要度などに加え、良いバランス感覚をもって、エリアやルアーを選べるかが大切でした。 あまりにも場所やバスに焦点を当てすぎると、釣れても釣れなくても運任せになってしまいそうです。
プラで釣れた1キロ後半。良い場所をルアーが通れば一発でした。 当日までの天候は雨→くもり→晴れ→晴れ。
やはり天候が回復してくるとハードルアーで反応させるのは難しい時間が多くなります。
如何にその他のプラス要因で食べさせられるか、
風、濁り、地形、モノ、ベイトこれらが複合するエリアが可能性が高くなります。 水温が下がった事は無視できない大きな要因でした。
当日までには回復しきれない水温低下とよみました。
よって上流域はパス。
下がった水温域は本湖ではレンジが下がって下を通り抜けるだろうと予測←ちょっと読み違えた部分でもありました。
水質はプラ当初は川は濁っていて、本湖はドクリアではないが薄濁り。
エリアによっては水温が上がった時に発生しただろうプランクトンが多いエリアでした。
水質だけを見ればどこも悪くない感じ。
水位も魚にとっては悪くないが、釣り人からすると、瞬間的にレンジをあげた高活性なバスが差しそうな場所がバンクにタイト過ぎたり、オーバーハングが邪魔だったりで狙いにくい事も多かったです。 ベイトは思ったよりもミドルからシャローに多く居て、マイクロベイトからワカサギかハスのボール状の群れも多く見られました。 実際釣れたエリアもベイトは必ず居たが、日が違えば居たり居なかったりなので、溜まるエリアを多く見つけておく事が大切に感じました。
今年は不漁と言われていたワカサギも黙視で少し確認出来たので、これに依存するバスも居るのではと思われました。
レイダウンや崩落、マンメイドストラクチャーからはバスの手応えはなく、あまり居ない感じでした。
居るであろう場所は地形一択。
実際どこにでも居る感じでしたが、やはり釣れるのはしっかりしたハードボトム。
ハードベイトを仕掛けられる場所でしっかりリップで叩ける場所が必要でした。
その他は追ってきても全くと言っていいほどバイトまで至りませんでした。
よって、当日の戦略は川筋のワンド状のエリア、本湖のハードボトム。ベイト量を見つつ、風によって臨機応変に良いエリアを選ぶこと。
晴れなので朝イチ、風の吹いたタイミング、水温が上がるタイミングが重要と気に留めておきます。 ルアーはボイルしていればオーバーリアル、浮いてクルーズしているような事があればI-WAVER。 潜るタイプはドゥルガ、ハイカットDR。 風が吹けば阿修羅2やヴァルナ各種。 特にプラではハイカットDRが好反応だったので多用しました。 使い方は、5~2m位のショルダーや壁を垂直に当てながら巻く使い方。
キャストでは届かないので、ちょっとドラッキングしてから、一気にリーリング。
これを繰り返しやること。
桜は満開でしたが、季節は逆戻りからの戻り途中でした。 そして結果はノーフィッシュ。
かなり気合いが入っていたので残念ですが、間違っていなかった部分もあり、優勝だけ狙った展開が出来たので良い試合だったと思います。
優勝は本湖でワイルドピーナッツのクランキング。 2位は秋山川でパパゾーイのサイト。 3位はステルスペッパーのキャロ。 想定していた部分もそうでない部分もあったり、釣りの幅も試合展開も勉強になりました。
良く釣ってくる人は何か違いますね。
お立ち台の方々。一発勝負の大会では瞬発力が大切だと感ました! また今年も6月からレギュラー戦があります。
シーズン通して出場するのはH-1だけなので、良い釣りが出来るよう、納得の試合展開となるよう頑張っていきます。
マスターズカップはタックルが制限され4本のみ! ではまた!
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