先日は
高滝湖へ釣行しました。
昨年の夏以来かな!?
狙いは、産み終えたメス。
そろそろ、橋脚や単発に生えている竹杭、岩盤といったタテストラクチャーにサスペンドしていないかと・・・浮き漁礁や、それに絡むブイ&ロープもそうですね!
ちなみに、今魚探がないので狙えないのですが、沈みオダなんかもバリエーションに欲しいところ。
これらは沖にあるものがほとんどなので、バスがそこまで進出しているか!?
微妙なタイミングですが、ハマればアベレージ45前後の楽しい釣りです。出船してまずは橋脚へ。
ビーブル3/8ozを投じた3投目にヒット!も、あれ!?
・・・まさかの30cm台。結局、沖で釣れたバスはこの1匹のみでした。
スピナーベイトでは朝のうちに近くのバンク沿いを流して2匹追加するも、さらにサイズダウン(^^;
沖の着き場をひとしきり攻め切り、まだ沖に出ていないとなると・・・
バンク沿いのオーバーハングシェードにいるんじゃないかと撃つと、まあまあサイズ含めポツリポツリと。ただ、狙いのサイズほどではなく、オスも釣れてきます。
中にはノドからテナガエビが見えるバスもいましたよ!残るはバックウォーター。
養老川を上がると部分的にバスがいるも、キャストした瞬間に逃げる!
上がっているバスは少ないと感じ、中流ほどでUターンしましたが・・・答え合わせしたく後でオリキンに聞いたところ、もっと上流までいるそうです。
1日駆け足で回り釣果は9本も、良いサイズのメスに関しては掴めないまま終わってしまいました。まだまだですが、イメージする状況にはちょっと早かったかな。
でも、高滝湖の魚影の濃さはあらためて。
スポーニングエリアとなるシャローハードボトムが多いのと、エサも多いって素晴らしい!
この時期ですから特に、釣ったバスは速やかなリリースを心掛けたいところです。さて、開発に関しても少し。
今ボクが開発を進めているのが、
高比重スティックベイト。ノーリンカーリグでフォールさせたときにクネクネと自発的にアクションするタイプです。上記の性能を持つベイトはこれまでにもありますが、例えば5インチモデルはイキイキとクネるのに、4インチモデルになるとその振り幅はタイトになり、それ以下になると動かなくなる・・・といった傾向が見られます。
これがストレートワームのように細ければ話は別ですが、太く、そして短くなるほどに自発的フォールアクションには不利となる。
また、これがロール系(つまり、ボディ自体はクネらない)となると過去に手掛けたドライブスティックがあり、一つの完成形だと思っています。
左右にクネらせるとなると、4インチ辺りにカベがあるのは既存品においても試作してみても明らかでした。
“4インチ以下のファットボディで、ノーシンカーフォールでイキイキとクネること“ これを達成することがリリースの条件。
釣れるとされる3インチ台の高比重スティックベイトの動きを水槽で確認したときに、「これが自発的に動いたらもっと釣れるでしょ!」と感じたことが開発のきっかけでした。
とはいえ、やってみるとマジで動かない”(-“”-)”
他にも条件があって、
オフセットフック使用時にもクネること。フックのシャンク長分はボディの可動域を固定してしまうため、ワッキー掛けよりも不利となります。
でも、フリップベイトとしてオフセットフックでクネってくれないとその意味は半減以下でしょう。
さらに、ワッキー掛けしたときにはフォールでクネるだけでなく、ボトムで誘ったときには「チョン」と誘った後にも反動で2次的に「ブルルン」と動いてくれること。詳細は割愛しますが、フォール中のクネりとボトムでのブルルンは
「柔らかさ」と
「反発力」の相反するところがあり、最後はコンマの調整を強いられました。
地道な調整を繰り返し、ようやく求めるアクションに達しました。
3.5インチのコンパクトさで自重は約8gあるので、ノーシンカーリグでも投げやすいです。
一見何てことない、これまでにもあるようなデザインですが、上記の条件を満たしているベイトは他にないはず!ただ今最後の微調整。
名前も決まり、「クネリー」と申します。
リリースまでもう少々、ご期待くださいm(__)m
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