川村光大郎 OPENMIND 2025/5/21 恒例広州DAIWAフィッシング訪中記2025

更新が遅くなり申し訳ありません。

広州ダイワからのお招きにて、中国に行っておりました。

今回も実釣ロケのみならず、プロモーション撮影やLIVE配信、店舗イベントに大会ゲスト参戦と、スケジュールはみっちり!

しかし、広州ダイワの皆さんが段取り良くアテンドしてくれるので、とても助かります!(^^)!

これまでの実釣では、前々々回はバラマンディ、前々回はチャオズイ、前回はケツギョと、初ターゲットに挑むのが印象に残っています。

今回は、ピラルクーやアロワナといったアマゾンの魚種が潜む「金砂島」という管理釣り場での釣行がありました。

メインターゲットはアマゾン系ではないと思いますが、バラマンディでしたね!

管理釣り場といってもけっこう難しく、ボクがバラマンディの好みを知らないからもありますが、午前中はサイトで釣ったアロワナのみだったんじゃないかな!?

水温が上がった方が活性が高まるというバラマンディ。

朝からしばらく誰も釣れていなかったのですが、暑くなってからはポツリポツリと釣っているシーンを見るようになってきました。

ビッグベイトやメタルバイブといったハードベイトも定番のようですが、この日釣れているのは3インチ程のソフトベイト。

ボクもしばらくはシンキングペンシルとメタルバイブでしたが、業を煮やしヴァラップスイマー3.3のジグヘッドリグにチェンジ!

も・・・どうにも使用感がよろしくなく、バイトも出ず。

相手が強烈なので管理人が7号のリーダーを組んでくれていたのですが、太すぎてヴァラップ3.3には違和感あり。

リーダーを4号に組み直し、それでも太めなので、ジグヘッドのウエイトを3.5g→5gにすることでリーダーとリグのバランスを中和しました。

するととたんにバイトが出だし、バラマンディが連続ヒット!

ついでにバスも釣れ出して、タックルバランスの大事さを再認識した次第です。

ただ、ビッグサイズが出せなかったのが悔しい!

広州ダイワに戻ってからはバドミントン!

上階のフロアにコートがあり仕事後にやっていることを前日に知り、高校の頃バドミントン部だったので「やりたい!」と。

30年のブランクを痛感しつつ白熱し、楽しかった~!

当然、翌々日は肩から足まで強烈な筋肉痛に襲われましたが(^^;

翌日は恵州にある白鷺湖にて、バスフィッシング。


設備が素晴らしく、きれいな桟橋にレンタルボートもハイスペック!

リアのエレキをステアリング操船するタイプは初めてで、操縦席横にあるノブで即スタート!

スピードもそこそこ出るので快適です(^^♪

ただ、フットエレキのペダルは一見薄くて踏みやすそうも、方向調整しながら進むのが難しくバックも瞬時に利かずと、最初は釣りにならず(^^;

魚探はついていませんでしたが、水温を計ると25℃を超えています。

そして水の動きもない。

夏っぽいかな!?と、シェードを生む起伏のある岩盤や橋脚といった涼しげなスポットを回るも・・・ノーバイト!

たまに釣れてもティラピアです。

けっこう深いのか!?と、地形から想像して沖目を探っても反応は得られず、困ったぞ(?_?)

朝、ボート店のスタッフにメインベイトを聞いたところ、モロコ的なベイトフィッシュだと言っていたので、

もしかしたらサンドボトムのフラットに溜まっていたりして!?と、砂浜の張り出しにビーブルを投じたところ、すぐにヒット!

お腹も飽食しているのかぷっくりしていて、「これだ!」と。

そこからは連発で、一気に二桁まで伸びました。

ただ、40アップは出せず。

ボクはまだ中国で40アップを釣ったことがなく、このハマッた釣りなら来るかと思いましたが38cmまででした。

朝、ボート店でメインベイト以外にバスのサイズを聞いたのですが、30~40cmで、MAXは47cmとのこと。

50アップを狙えるフィールドもあるとのことですが、今のところボクにとって中国バスフィッシングでのカベになっています。

しかし、バスフィッシングのための環境は広がりつつあり、今回のフィールドも昨年オープンしたボート店とのこと。

中国でのバスフィッシングは発展途上ですね!

ラストは、飛行機で重慶に移動しての大会ゲスト参戦!

昨年も訪れた重慶は観光地としても有名。

歴史的&近代的な建造物が融合し、夜景も美しい!そして、真っ赤な火鍋も名物です。

土曜日は「SALAMANDURA杯」という、同タックルユーザーへの感謝大会。


競技だけでなく、途中で早掛け勝負あり。

大会後は食事が用意され、広州ダイワ社長&副社長も肉を焼いて振る舞います。

他にも多彩なサービス企画が組まれ、釣れても釣れなくても、参加した全員が楽しめるイベントです(^^)

一方、翌日に開催された「STEEZ大師賽」は、競技としての大会に特化させたフォーマット。

タックルチェックから厳正で、競技中も審判がしっかりチェックします。

45分の競技を3セット。

7匹まで検量でき、うち5匹の重量で競います。

釣り座はくじ運ながら、15分を過ぎてからは移動も可能です。

前日の大会で叩かれていることもあり、よりハイプレッシャー化した中で釣る術も問われます。

ボクは前日の感触から、ベイビーブルのシングルブレードVer.を作って挑みました。

とにかく与えられた狭い釣り座内で釣らなければならないので、アピール力を落としてスレにくくするのが狙い。

これが功を奏してハズレの釣り座以外では数を重ねることに成功するも、400g台の金太郎飴状態の中で抜きん出るサイズを入れることが適いませんでした。

ちなみに500g台が貴重で、大会全体での最大魚が700g台でしたね!

ボクの隣の方が小型のチャター系で仕留めました!

食事も美味しく、多彩!

食を大切にし活力の源になっていることを、そのパワフルさから感じます。

そんなこんなであっという間の8日間。

世界的でもあるコロナ後の釣り市場低迷は中国も例外ではないなか、熱いアングラーにより盛り上がっています。

そして、広州ダイワが仕掛けているSTEEZ大師賽は、これまでのどちらかというと楽しませる大会とは差別化し、中国各地で予選を行い、決勝で頂点を決める、競技志向を凝らしたフォーマット。

バスフィッシングのステイタスをより高める場として、ダイワのみならず中国バス市場にとっても意味のある試みだと思いました。

重慶から広州に戻る飛行機が3時間遅延し、広州から日本に戻る飛行機も2時間遅延。

ヘロヘロの帰国でしたが、今回も充実の日々を過ごさせてもらいました。

さて、帰国してからは溜まった仕事!

開発もあるし先のスケジュールも詰まっていますが、最善を尽くせるよう、日々大切に過ごしていきたいと思います。

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