折金一樹 つきぬけろ! オリキンもばいる 2025/9/7 猛烈残暑のリザーバーでの釣り方について

相変わらずの暑さでしたが、いよいよ台風が接近してきました。

恵の雨である一面もありますが、大きな被害が出ないことを祈るばかり。

一時の予報よりも降水量は多いようです。

特に降った後は水辺の水量が多くなる時間はタイムラグがあります。

釣りへ行く場合もくれぐれも無理はせず、諦めるのも技量の内。

川などは特にご注意下さい。

先週末は亀山通いでした。

連日の猛暑で朝から水温は30℃に迫る高さ。

特に亀山は近年、夏でも水位が下がらず、周りの減水したダム湖に比べると顕著な傾向です。

明確な理由は分かりませんが、一昔前に比べると田植えの時期が早く、それに伴い稲刈りの時期も早いことです。

これによって水を必要とする期間が前倒しとなり、お盆過ぎには多く水を必要としない事もありそうです。

今年もお盆あたりで僅かに減水してはいましたが、稲刈りが始まったタイミングでこの減水もピタリとやんでしまったのも偶然ではなさそうです。

この傾向によって、入ってくる水も少なければ、出ていく水も少ない事で、カレントが全く効いていない状況です。

高水温、カレント無し、水質悪化の三重苦。

お盆前には雨も降って、回復の兆しはあったものの、だんだんと真夏へ逆戻りのパターンです。

これによって、ある程度全体的に釣れていたのが、カレントのある場所を意識したエリアがキーとなってきました。

具体的には岬、アウトサイド、チョークポイント、シェード、バックウォーター。全てに言えるのが、メインのカレントに絡んでいるか?

つまりメインチャネルに面しているかが重要でした。

岬ならば左右どちらかが急深であるか?

地形が絞られるチョークポイントもより水深が深く急深なバンク。

シェードも急深であったり、長い時間シェードとなるようなバンク。

減水するとバスは著しく減るような最上流域も減水のスピードが遅いせいかバスはしぶとく居ついている傾向でした。

ルアーは変わらずでしたが、フィーディングしていればマイラーミノーなど小魚系ワームの表層トゥイッチ。

追われているベイトが更に小さければサイコロラバーなども有効です。

広範囲にフィーディングが散っていれば、ベントミノーやドゥルガなどワームより遠投の利くタイプ。

日中のノーシンカー系ワームのフォールはもちろん、岬の起伏をフワフワさせながら転がすのも有効でした。

ドライブクローラーやサイコロラバーの軽いネイルシンカー(0.3~0.45g位)をたまにボトムをとれる位のスピードで操作。

大きいバスは狙って釣るのが難しい状況でしたが、ワタカの大きな群れを見つける事が出来て、連発でした。

良い傾向の群れは、しっかりかたまっている群れ。

大きい群れほど目視出来る事もあるし、何より群れが大きいほど、付いているバスや周辺に居るバスが多い傾向でした。

また、ワタカのサイズは10センチ前後が食べやすいようで、継続的にフィーディングしているようです。

逆に大きすぎるとフィーディングする回数が少なく、ただ付いているような感じがします。

ルアーはマズメ時はビッグベイトや大きめの小魚ワーム。

特にHPミノー5インチの1.8gジグヘッドのミドストは好反応でした。

HPミノー5で!一瞬ジャークさせて、テールをバタつかせる逃避アクションが効きます。

また反応の悪い日中は小魚から一旦離れて、サイコロやドライブクローラーなどをフワフワさせるのもアリです。

良いタイミングでオリカネムシIIで連発。ブラインドでもかなり出ました。

夕マズメにビッグベイトで連発の圧巻劇!

ボートに飛び込んでいたオイカワの稚魚。フィーディングしているベイトの平均的サイズ!

今回の台風による雨で、確実に季節が進みそうですが、去ってしまえばまた暑くなりそうな予感。

完全に同じとはならなそうですが、この夏の傾向は、暫くの間は、繰り返しやってきそうです。

暑くなったら、是非試して下さい。

今週末はH-1芦ノ湖戦。雨が降った後の変化のタイミング。

難しそうですが臨機応変にアジャストさせて釣ってきたいです。

頑張って来ます!

ではまた来週!

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