先週からは
亀山湖づけ。
9月はじめに雨が降って、その後は真夏の日差しが戻り、最近は朝晩が涼しくなってきました。
暑さ寒さも彼岸までとは言いますが、ホントにその通り。
先週末はとうとう朝の気温が20℃を下回り、遂に週明けは15℃。 慌ててレインコートを着て、それでも少し肌寒い位。
日中も北風が強い日は一日中ずっとそのままの格好でした。
水面も少し泡立っているのが確認できて、ターンも少ししたようです。 フィールド状況は何とも把握しにくい状況です。
水の動きがあった初旬は全体的な活性が高く、撃っても巻いてもライトリグでも釣れていました。
それから段々とカレントが弱くなり、タイミングやエリアを選びつつ良い釣りが出来るような状態。
そして中旬辺りから難しくなってきました。
上流域は特にカレントが弱くなって魚も上がっていかないような傾向。
自論ですが、良いタイミングにとても良くなるエリアはフィールドの平均的なコンディションを大きく超えて、良くなったり悪くなったりする事が多い印象です。 今は特に上流域のコンディションは下降傾向にあります。
逆にパッとしない印象のエリアは格段に良くも悪くもなりにくい印象です。
今の亀山であれば本湖、笹川、医院下などがこれに当たり、安定した釣果となっています。 どこも同じような感じがする複数のエリアであっても、悪くなっていっての状況か?変わらない状況が続いているのか?少し良くなっての状況か?で違いが出るようです。
また水質が良くない事も起因していそうですが、
現在は大きいバスが釣りにくい状況です。 たまに釣れているルアーを見ると、ゆっくり丁寧な釣りをしているようなジャンルやリグであると思います。 長い距離を追わない、積極的に食べないと言えそうです。
ところがこれはバスのサイズが変わると行動も変わってきます。
水中のある程度まで水質が悪いのか、水面やその直下には大量のベイトが日に日に浮いてきました。
その量たるや固まっているところでは、大型観光バスほどの群れ。
このベイトは、恐らくオイカワやワタカの稚魚だと思われます。
サイズは3~5cm位。
ボート際でボイルして、ボート内にインしたオイカワ。追われている中では少し大きめの個体です。 当然積極的にこれを食べているバスも居ます。
ただしサイズはキーパー前後、最大でも40弱まで。
ベイトの小ささ故に偏食気味でかなりセレクティブ。
反応するルアーはバスの状態によって変える必要があります。
ボイル含めて捕食している時は、圧倒的に小さめの小魚系のワームに分があります。 基本的に早引き&トゥイッチで逃げるベイトを演出!
逆にボイルしていない時は、その周辺で待機している事が多いです。
そのタイミングでは、サイコロラバー一択。
動かし方は軽いトゥイッチを混ぜて、フワッとさせている時の僅なアタリを取る方法。
少しテクニカルですが、ベイトを沢山食べているバスなので、その引きは少なくとも5センチ増しの強さ。
表層の水は比較的綺麗なので、サイコロの色もクリア系が高反応! 一方寒暖差もある事から、水の対流もあるので急に良くなったり悪くなったりもするかもしれません。
同じような天気だったのに昨日は釣れて今日は釣れないといった理由が良くわからないことが頻発するのもこういった事が理由のひとつである気がします。
明確な理屈は恐らく神の領域だと思うので、とりあえず釣ってみないとわかりません。
今後、しっかりした雨が降れば分かりやすくなるのですが、
安定した秋晴れが続くとこのような少しの変化を感じ取って釣りをしていくことが必要であると思います。
ライブでも釣れますが、地形を狙って爆発した時が一番釣れます!
やっぱり巻くなら夕方。タイニーBLITZDRでボトムに少し当たるくらいの引き方です。 それではまた来週!
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