更新が空き申し訳ありません。
8日間の中国から帰国しました。
ただでさえ慌ただしい年末がさらにぎゅっと詰まった感じで、気がついたら仕事納めの日を迎えていました(^^;
さて、中国では
『STEEZ大師賽ボートエリート戦』なる大会に参戦してきました。
広州ダイワ主催にて、
“競技志向とステイタス性を高めた大会を”と、オカッパリ大会は昨年から各地で開催していましたが、
ボート戦も今年の夏からスタートしました。
選手をホテルに招いての前夜祭もあり、美味しい料理が振る舞われつつ、ルールの確認もしっかり共有されます。 これも競技性とステイタスを高める一環であり、楽しい時間を過ごしてもらいたいという心意気でもあると思うのです。
舞台となった仑山湖(ルンシャンコ)は上海(シャンハイ)から3時間ほど走ったところにあり、 日本でいうところの河口湖のような由緒あるトーナメントフィールドとのこと。
ネイティブバスは50cmを超える個体もいるものの、
メインは養殖バス。 なだらかな傾斜のバンク沿いは浅いうえこれといったカバーにも乏しく、草が冠水している程度。
プラクティスは大会の前々日に1日。
朝の気温は1℃、水温を計ると7~8℃と、季節感的には日本と同じく冬でしょう。
今回は魚探無しなので、目に移る景色から水中をイメージしながらチェックしていきました。
堰堤脇のみやや急傾斜な岩盤ストレッチがあり、ジャークベイト(フランジャー)で入れ食いに。 養殖バスと分かる体型ながら、周りに浮いているボートに釣れている様子はないことから、この釣りは効いてるんじゃない!?
リミットメイクは問題なさそうながら、ネイティブのビッグフィッシュは見つけることができず、当日何とかしないとな~
迎えた本戦初日・・・寒い!
冷たい風が吹きつけ、さらに強風に。
スタート順はくじ引きで、ボクは51艇中51番目(^^; それでも例の岩盤ストレッチの一部に入ることができました。
ジャークベイトで流すスペースはないも、クネリーのフリーリグも交えて岸近くからブレイク下まで探っていきます。
等間隔でボートが並ぶ中、最初の方こそポツリポツリと釣れているシーンを見ましたが、風が強くなると沈黙の様相に・・・
釣りし辛いほどの強風とはいえ、延々ノーバイトはまさかの展開でした。
残り時間1時間ほどだったか、奥まったカドに投じたスクーパーフロッグのダウンショットに1匹来てくれただけで初日は終了となったのですが・・・ 長蛇の検量の列に、ウエインバッグの中は皆リミットメイク(5匹)してる!!
皆さん苦戦しているだろうと思っていただけに、ショックやらワケ分からないやら。
順位も50位と、ほぼビリでした。
ただ、おそらくオール養殖バス。
中国のバスフィッシングはボクの知る限り養殖バスがメインであることから、皆さん習性や釣り方を熟知されている。 ボクも養殖バスの動きを予測はしたものの、どちらかというと、
水温や地形から冬に良さそうな場所を重視したことが的外れだったように思います。
二日目は考えを改め、プラクティスから通してやらなかったエリアも含めて探してみることに。 そしてタックルも、手持ちタックルで最もフィネスなタックル(ファイヤーフラッシュF-spec+イグジストSF2500SS-H+PEデュラセンサー12EX0.5号)に
ギミー2.4インチのダウンショットリグをセットし、リミットメイク。 一見バスの着き場に乏しいように見えるフィールドも、部分的にウィ―ドが生えていることに気づき、そこに潜んでいました。
プラクティス時に気づいていれば全然違う展開になっていたはずですが、時すでに遅し。
単日8位のウエイトも、初日のドベが響き、総合44位と不甲斐ない成績で終えてしまいました。 大会終えて南京の空港まで移動し、社屋のある広州へ。
空港を出ると、暖かい!
冬からシャツ1枚でもいられる暖かさに、中国の広さを実感した次第です。
広州ダイワでは社内でのライブ配信や収録を行い、管理釣り場では交流会。 政治においては両国の緊張感が伝えられますが、そういった雰囲気を感じることは一切なく、情熱的な皆さんと楽しい時間を過ごさせてもらいました。
今回の訪中で新たなことといえば、広州ダイワにてボクの少し前に訪中した青木大介の下駄箱が出来ていたことと、
コーヒーについてきた、不思議な三つ穴のストロー。 口あたりが繊細になる感じはしたけど、その意図は如何に!?
さて、本日(12/26)で弊社も仕事納め。
そして「OPEN MIND」も今年最後の更新になるかもしれません(釣り納めがまだ未定にて)。
よい年末をお過ごしください(^_-)-☆
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