折金一樹 つきぬけろ! オリキンもばいる 第237試合め 2021/6/18 アオコ攻略法

梅雨入りするすると言われてから、だいぶ期間が経ちましたが、やっと梅雨入りです。

気温は朝は20℃を下回ると涼しくて過ごしやすいものの、日中は25℃を越えると夏の様相。

この時期であってもかなり暑いと感じるほどです。

これから訪れる35℃の夏のことはあまり考えたくありませんね。

関東のフィールドは6月前半に雨が少なく、水質が悪くなりがちな所が多いように感じます。

気温の上昇も伴って、比較的水質が綺麗だった5月中ばから一転、アオコもだいぶ増えてきました。


アオコの特徴といえば、朝は水中にバラけていて、太陽光が降り注ぐ日中は浮いてきて、水面付近を覆い尽くすというもの。

アオコは決して綺麗には見えないので、水質が悪いことの象徴のように見られがちです。

もちろん、釣り人側もすごく釣れそう!となかなか連想できないのも事実。

ただ実際には釣れるか釣れないかにいたっては、そこまでは影響を受けないと思います。
 
めちゃくちゃ上から下まで緑一色!

もちろん好き好んでバスがアオコの真っ只中にいることはあまりないですが、小魚を追って水面のアオコの膜を突き破ることはしょっちゅうですし、濃度が薄ければ普通にいたりします。

ただ他の環境と同じように避けるときは避けるし、利用するときは利用するそのくらいのスタンスだと思われます。

朝は水面にはまだアオコが浮いていないので、フィーディングもしやすく、トップウォータールアーも追いかけさせやすい状態。

逆に日中になればアオコの層を避けてバスは少し沈んでいる状態が多くなります。

さらに夏に向けて、このアオコの層が濃くなればなるほど、下の層の水が綺麗になるのが特徴です。

実は見た目は汚いけど、下は綺麗という状態になります。

直射日光による水温の上昇も抑えられ!逆に他よりも快適なんてことも場所によって起こってきます。


しかもアオコの層がブラインドとなり、人やボートのプレッシャーを軽減することにも繋がります。

他の優勢な条件+α、くらいの考え方がちょうど良いと思います。

縦ストを狙うなら、アオコを避けたレンジから狙いを定めれば良いし、フラットエリアなら、ボトムとアオコの層を意識して、横に引くなどです。

そしてオススメルアー。

縦ストならドライブスティック3.5や4.5、そしてHPバグ。

最近は操作性が良いので、ネイルシンカー0.45~0.9gくらいを中央に挿入。

わずかなウェイトアップですが、早く沈められるし、格段に扱いやすくなります。
 
フォールベイト!ネイルシンカーはフックの位置にもよりますが、ゲイブ部分中央に差します。

フラットなら阿修羅2SPで1.5m位のアオコの下を一定レンジの平行引き。

食べているベイトにもよりますが、ボトムを叩くより浮かせるルアーのほうが反応が良い傾向です。

反応が良好ならブレードジグやハイピッチャー。

まだまだ回復傾向が弱いなら、マイラーミノーのミドストもアリです。

朝にフィーディングが活発であれば、ボイル直撃で定番のベントミノー、浮かせて食わせられるのなら、オーバーリアル。

また、最近は少し減水傾向でヒタヒタのブッシュ下でボイルが起こることも多く、トリプルフックのプラグでは手も足も出ないことが多いですが、そんなときはドライブスティックスペック2のオフセットフックセッティング。

スキップさせて、プッシュの奥まで潜り込ませることができるので、逆にブッシュと絡めてダマしやすいのがメリットです。

パワーフィネスタックルにPEラインとの組み合わせがオススメ。
 
フィーディング&カバーでのセッティング。フックはインフィニ30、UVFタトゥーラ1号&スティーズフロロ12lb、BLXSG681MLMHFSが投げやすくてGOOD!

手ばなしで簡単に釣れるとまでは言えませんが、1年で一番釣りやすい季節であるのは事実。
 
雨じゃなくても夕方はトップのチャンス。ドリッピーも釣れてます!

ぜひ思い思いの方法で楽しんでみて下さい!

ではまた来週。

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