川村光大郎 OPENMIND 2021/7/15 アウェイの仮想陸王フィールドで仮想プラクティス!!

ここ一週間は、アウェイのフィールドに費やしました。

印旛沼→紀ノ川→長良川をハシゴ。

陸王の対戦日が近づいてきましたが、フィールドが知らされるのは1~2週間前。

そのフィールド告知されると、プラクティスは直前の2日間に限られます。

今できることといえば、“仮想プラクティス”くらい。

アウェイのフィールドに出て、今の季節感でのバスを探す感覚を養うだけでも少しは違うし、本番では、プラクティスから本戦の4日間歩き通しになるので、暑さひっくるめ、体を慣らしておかないと、バテてしまう。

バテてしまうと、思考も停止しがちです。

陸王と日頃のオカッパリと違うのは、プラクティスで駆けずりまわること。

特に夏は、かなり体力を消費します。


食事を済ませたら、すぐにお風呂入って睡眠時間を確保しないと、キツイ(*_*;

さて、印旛沼水系は、4年前の陸王で松本幸雄君と対戦して以来。

ほぼ全域をアシガマに囲まれたフィールドゆえ、オカッパリできるところは限られます


雨上がりの深いヤブは、湿気MAX!

かつてあった道もヤブに覆われていたりして、難易度はさらに高まっているように感じました。

突如ボイルが起こり、その辺りにスクーパーフロッグをキャストするも反応なし。

ピックアップすると、追いかけてきたのか!?バスが泳いできました。

進行方向の先に落とし、水面でピチョピチョさせるとバイト!
 
足元にカエルも多く見られるので、食べられているのだと思います。

その後は長門将監川方面まで回ってみました。

水位が低かったこともあるでしょうが、なんとなくバス減ったような・・・

紀ノ川へは、2年ぶり。
 
イベントで訪れたときに釣りをしていますが、しっかり釣り込んだことはありません。

昨年、予定していたイベントにて、ボトムアップルアーでよく釣っている若手アングラーと釣行する約束をしていたのですが、コロナでイベントが中止となり、約束も果たせず。

今回は、その彼の釣りを見ることも目的でした。

紀ノ川は、雨による増水から水位は戻りつつあったところ、いきなりどしゃ降り!

支流はあっという間に濁流と化し、釣りができるところは一気に限られました。
 
この日の釣果は、そうなる前にスクーパーフロッグで1本のみ。

彼はレインウエアも着ずに頑張ってくれましたが、ちょっとツイていなかったですね。

翌日は1人で夕方前まで紀ノ川で釣りをし、ギャップジグ5g+ブルスホッグ3インチで2本キャッチ!

目視しながらジグスト的に泳がせていたら、突如浮いてきて引ったくっていった一本と、護岸に被さった草の直下で誘っての1本。
 
水位は引いたものの、濁りが残っていたので、カバージグがいい感じでした。

そしてそのまま岐阜県へ移動し、翌日は初フィールドとなる長良川へ。
 
大江・五三川で釣りをするときに通るので、雰囲気は知っていましたが、実際釣りをするとなると、広いし、水辺に出れるところはあまりに少ないし、水辺の草木が濃すぎる。

ハッキリ言って、オカッパリ向きではありません!

昨年の陸王ダービーの決勝が長良川で開催されていましたが、大変だったとお察しします(^-^;
 
デコる寸前、コスモ2.5g+M.P.Sに2匹釣れてくれました。

なかなか、オカッパリが満足にできるフィールドって少ないのかもしれません。

今回訪れたフィールドに共通しているのは、ポテンシャルはあるけれど、オカッパリできる場所に関してはハイプレッシャー化している。

どうしてもそこに人が集中し、それに対してバスは少数だからです。

そこがいいから釣りをするというより、できるところで釣りをする、という感じ。

春ならオカッパリにもビッグチャンスがありそうですが・・・

オカッパリメジャーフィールドと言われる、陸王でもお馴染みのフィールドには、ポテンシャルと難易度の高さを併せ持ち、そしてオカッパリがしやすいこと。

これらの条件を備えていることを、あらためて実感した次第。

まあ、陸王はどこでやろうと、相手も同じ条件ですから。

与えられた条件でベストを尽くすのみです。

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