川村光大郎 OPENMIND 2021/8/5 陸王!

先週は陸王でした。

フィールドは、長門・将監川を含む印旛沼水系。

エリアとしてはそれなりに広いものの、バンク沿いはブッシュ・アシ・ガマにガードされ、オカッパリできるのは1割以下!?

そのうえで有望スポットとなると・・・狭い!


4年前に松本幸雄君と対戦したフィールドでもありますが、プラクティスでは新規開拓にも時間を割きました。

航空写真を見ながら、歩いて歩いて・・・しかし・・・ない ”(-“”-)”

これはバッティング必死かな、と予想しました。

そして対戦相手の岩佐吉一さんは、100人超えの激戦区となった陸王オープンのブロックで一位。

その後も勝ち続け、決勝ではトッププロにも勝利!陸王本戦まで勝ち上がってきました。

個人的には、岩佐さんと知り合って10年近く経つでしょうか。

かつてホテルマンで、部屋に入るとメッセージと共に栄養ドリンクを差し入れてくれる方でした。
 
スタート前の撮影風景。まさか陸王で対決する日がくるなんて、夢にも思いませんよね!?

しかし、ブログ「ちょっとバス釣りいってきます♪」を拝見すると、北浦で本当によく釣っている!

湖のすぐそばに住み、フィールドを熟知していることはもちろんですが、警戒心の強いバスでもワームをしばらく放置させて食わせてしまったりと、食わせのスキルも高い。

スタイルとしてはオールマイティで、ハードルアーでもよく釣ります。

ゲキアサシャッドの開発に関わったことでも有名ですね!

さて、本戦の2日間は、状況が目まぐるしく変化しました。

利根川と連動し、ただでさえ水位や流れの向きが変化するフィールドですが、天候も、晴天から競技中断となるどしゃ降りまであり、バスの動きにも影響しました。

 
 
明らかに怪しい雲。

この水系は霞水系ともほど近く、同水系ともいえますが、性質はベツモノ。

流れや水位の変化によってバスがよく動く反面、ルアーへの反応は比較的素直な印象です。


ただし、オカッパリできる場所は限られることで、有望スポットにはアングラーがローテーションするのでルアーへのシビアさはある。

タイミングや釣法によっても、釣果に雲泥の差が出てしまうフィールドです。
 
初日の結果発表。

結果は、9月末売り号のルアーマガジンにて掲載となりますm(__)m
 
印旛承水路のマットカバー。
 
豊富なベジテーションに、インレット周りには特に、もの凄い数のエビがいました。

他には、水辺にはカエルが沢山!水面を泳いでいるシーンも何度か目撃し、バスのエサになっていることは間違いありません。

イナッコの群れにバスが突っ込んでいるシーンも目撃しました。

エサが豊富、そして、難攻不落なほど豊富なカバー。

ずっとこの景色であって欲しいフィールドです。
 
そして、疲れたー!(結果発表会場にて)

最後に動画の告知をさせてください。

発売して数ヶ月経ちますが、ギャップジグの解説&実釣動画が公開となりました。

https://youtu.be/LjLCTYj2nKY

2018年の陸王決勝にて、パワーフィネスジグのスカートを巻き換え、ラインアイの角度を立てたものをこしらえたのがきっかけ。

コンパクトカバージグの有効性に開眼したのです。

2日で10本のリミットメイクをかなえるバイトの多さと、サイズも狙えるベストバランス。


コンパクトだけれど深く掛かるフックを特注し、すべてのパーツにこだわって仕上げました。

実釣は今回、フィールドスタッフの鈴木翔に任せました。

釣りが上手いだけでなく、ルアーの見極めにも長けた彼の見解を見たくもあったのです。

旧吉野川でグッドサイズを仕留めていますが、狙いどころに対する、距離感や近づき方が上手い!

ぜひご覧いただけたらと思いますm(__)m

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