2021/8/7
まもなくタフバグビッグが発売されるということで、今週は火曜日に津久井湖へ行ってきました。
なぜか?
オリジナルもそうなんだけど、タフバグのアクションというのは、ベストなバランスから生み出されているものであって、水温変化によって(水の比重が変わることで)浮き方が変わってしまうのです。
どういうことか?
シャッドなどサスペンドタイプのルアーが、水温の違いによってスローシンキングになってしまったり、逆にフローティングになったりしてしまうよね。それと同じこと。
当然、最終的にOK出しをしたタイミングの金型とバランスで正解の動きが得られるわけで、そのときより水温が何度上がってます、下がってますとなると、浮かせたときの水面に対するボディの入り方が変わってくるので、ひいては水を掴みやすくなったり、ダイブが強くなってしまったり、その逆の現象が起きてしまうというわけです。
それをスプリットリングのサイズできっちりと調整して、アナウンスできるようデータを取っておくことが目的。
言ってみれば、それだけシビアなバランスのうえに、あのちょぴんちょぴんというアクションが成り立っているということなのです。
みんなあんまり気にしたことがないと思うけれど、きっちり作り込んだトップ系というのは、そういう特性があるということをぜひ、覚えてほしい。
それともうひとつはオーバー3.5の続き。内型のチェックですよ。
当日はピーカンで、朝からすでに動いていなくても汗がしたたる夏真っ盛りの天候。
水の動く岩盤サイドを見ていくと、サイズはどうあれ見えバスがいる。これならトップに食う個体もいるのでは? と期待しつつサンプルを投げていくのだけれど、ルアーへは音沙汰ナシ。
ただ、ロングポーズしていると、下にバスがつくのがうっすら見えたりする。でも、すぐに消えてしまう。そんな反応が10回くらい…。たまに、極小のベイトフィッシュを単発でちょぽんと食っていたりするので、試しにビハドウもを巻いてみる。やっぱり食わない。トップは見切られてしまう。
じゃあ、クランクはどうか? こちらも当たらない。それどころか、巻き流しながら岬を通過しようとしたらバスが逃げていくのを目撃したり…いるんじゃん、いま、射程距離内にルアー通したじゃん、完全にスルーなのね…みたいな。
いるのに、食わない。となると、じゃあ、何に反応するのかを確認したくなるわけですよ。
ベイトもいる、バスもいる、そこで何が効くのか? と考えて、投入したのが
メタルワサビー18グラム。
そうしたら、ものの1投目から釣れてしまい、さらに5投目くらいにも追加し、コレなのか! と。
そこから要所要所にワサビーを落としていったら、結局12本も釣ってしまいました。
しかもそのうちの6本が40アップで、さらに45から47までが4本。
しかも釣った個体のどれもが太い!! (写真は釣果の一部ですw)
しかもしかも、ニゴイやハヤまで食ってくる始末。
どんだけハマってんだ?
興味深いのは、そこにダイラッカを入れ込んでも、はたまたオーバー7を巻いても、食ってこないのです。
正解はワサビー。
もちろん、それから状況が変化してしまっている可能性もあるし、この週末の台風でまったく効かなくなってしまうかもしれないけれど・・・。
かつて山中湖や河口湖ではサマーメタルをやり込んでいたけれど、それはずっと昔の話。他のリザーバーではどうなのか? ワサビーをこうしたらどうか・・・また新しい興味が生まれてしまいました。
参考までにワサビー用のタックルは以下のとおりです。
写真右●ロッド:ロードランナーヴォイスHB600M●リール:アンタレスDC XG●ライン:シーガーR18フロロリミテッド14ポンド
あ、もちろんタフバグビッグと3.5のテストも順調にこなしましたよ(笑)。
今週はこのへんで。
来週もよろしく!
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