先週末の雨は結構な雨だったようで、房総リザーバーは土茶濁りになりました。
そして今週末も雨。
関東地方はそうでもないようですが、西の方面は災害級の雨が予想されるようです。
大事に至らない事を願うばかりですが、くれぐれも御用心下さい。
そんな房総リザーバーですが、
雨後にチェックを兼ねて亀山へ行ってきました。
時間がほどほど経っていたからか、綺麗に満遍なく土茶濁り。
しかし!
水位はそこまで上がらなかったようでフル満水。
ダムの放水情報を見ると、下流に雨があまり降らなかったようで、入って来た分をそのまま流しているようでした。
下流の川の水位に余裕があったのだと思います。
しかしながら、その量は結構なもの。
亀山ダムの貯水量は1000万トン前後(現在の正確な値はデータ見つからず)。
これに対して、今回の雨の強い時間帯は今回は毎秒300トンが流入してきて、また放流していました。
つまり1分なら毎分18000トン。
1時間なら毎時108万トン。
これはダムの貯水量の1割位に当たります。
また3~4時間に渡って、この位の値が続いたので、ダムの水の総量が3~4割入れ替わったと言えます。
もちろんネット等の値から考えた、あくまでも個人的な解釈ですが、データから状況を伺うのも面白いものです。
また濁っただけでなく、水温も大きく低下しました。
大概の雨であれば本湖までの影響は日に日に及ぶ位ですが、雨の前は本湖の水温は29~30℃だったのが、雨後は26~27℃。
上流に至っては21℃まで下がりました。
つまり流入してきた分だけ放流した事から、水の移動がスムーズで、湖全体に雨の影響が早く広がる典型的な例であったと言えそうです。
肝心の釣りは、人が多そうな上流は控えて本湖からスタート。
のむら前。流木の大群もここにあったはずですが、流れが弱まった事でかなり上流にありました。
久しぶりの雨なので強めのルアーや釣り方に振って、マグナム系や巻物でガンガン攻めたのですが、ほぼ不発。
コンディションの急変に強いマグナム!秋に期待です!
水がさして増えなかったので、本湖の冠水パターンも無く、ダムそのものに雨が降らなかったようで、頼みのインレットパターンも水量が少なくイマイチ。
カレントが止まり、冷たい濁りも入り、おまけに晴天という、期待をよそに強めの釣りでは、反応させにくい状況でした。
もちろん、ライトリグやパワーフィネスでなるべく奥をゆっくり釣っていた方はそれなりに反応があったようです。
一方、上流の朝はイケイケだったようです。
ビッグベイトやビッグワームに複数反応があって、キャッチもそれなりに出来たようです。
水温はかなり下がっていましたが、それよりもフレッシュな水が流れてくる事にガンガン突っ込んでくる魚を狙った方が、良い魚体がアグレッシブにバイトしてくるようです。
これも朝イチ中心の良い時間から数時間の出来事。
午後を回ってから上流に行きましたが、そのような光景は全くと言っていいほど見られませんでした。
水温も低く、流れが弱まった瞬間にスペシャルモードは解除となるようです。
ただ、ライブスコープ上では特に水深がある場所でバスと思われる影を多数確認。
しっかり水深がある場所へ
MMZのネコリグのドリフト、ダウンショットを入れていくと連発。
このサイズが数十匹が固まっていました!
1日の中での振れ幅の大きさに対してルアーと釣り方をアジャストさせた時の反応をリアルに再確認した次第です。
ただ一見不利な状況をもろともせず、転じて有利に生き延びる術を身に付けているバスは普段釣れないグッドコンディションのバスであったり、ビッグサイズであったりするものです。
結局釣れたのはこの辺!振れ幅広すぎです。MMZは最近ネイル入れてホビットの4番がお気に入り!
次の機会は是非捉えたいものです。
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