川村光大郎 OPENMIND 2021/8/26 豊英ダムでチビーブル&スクーパーフロッグのテスト釣行

今週は豊英ダムへ釣行しました。

チビーブルのウエイト違い、3/8オンスのサンプルがあがってきたのでそのテストと、スクーパーフロッグの試したい釣法もあり・・・
 
チビーブルは現状1/4オンスのみのラインナップですが、コンパクトなサイズ感が昨今のフィールド事情に合っており、3/8オンスも欲しくなりました。

しかし、実はちょっとだけ軽くしています。

というのも、ブレードが小さくなることで、ヘッドが重くなるとバランス的なつり合いが崩れてしまう

ようは、一般的な3/8オンスよりも、より深いレンジに入ってしまうし、スローにも引きにくくなってしまうということです。
 
さらに、コンパクトになる見た目にヘッドも合わせたかったことから、ややワームキーパー側にウエイトを分散することで、ヘッドを一回り小さくしました。

そして、フィールドテストでの見どころは、横揺れを生むスプリッターのサイズ。

重くなるボディを揺らすとなると、チビーブルに搭載しているものでは力不足なのです。
 
オリジナルサイズに搭載しているスプリッターを今回のサンプルにセットしたものも用意し、実践で比較してみました。

すると、小さいスプリッターでは、手元に伝わる振動がモノ足りない。

スカートの揺れが小さくなることは水槽で確認していましたが、やはり、1/4オンスと同じではダメと感じました。

一方、オリジナルサイズのスプリッターでは、まず見た目に違和感。大きすぎ!

しかし、手元に伝わる振動とスカートの動きはイイ!

ただ、高速巻きするとバランスを崩すので、やはりオーバーパワーだということです。

結果、チビーブル3/8オンスの専用サイズをこしらえる必要があるということでした。

チビーブルとオリジナルサイズの中間サイズ・・・よりは、若干オリジナル寄りの大きさか!?

水槽だから分かる細かな動きの違い、実際のフィールドだから分かる使用感。

このどちらも大切です。


もう一方、スクーパーフロッグの試したい釣法とは、松本幸雄君に教わったもの。

沈ませて使うのですが、詳細はいずれ本人より公開されると思いますm(__)m
 
 
48㎝をアタマに11本、すべてこの釣法で釣りました。
 
こちらは45cm。

スクーパーフロッグの特性が思わぬところで理に適っており、これを見出した彼はやはり天才かと感服した次第です。

豊英ダムの水はクリアアップしており、それでいて見えバスは皆無。

バックウォーターの最上流まで上がってもみましたが、生命感はありませんでした。

冷たい雨が続いたことで水温も下がったでしょうが、それにしてもこの時期でまったくサイトフィッシングが出来ないとは思いませんでした。

そして豊英に限らず、バックウォーターを上がるバスが減ったようにも思います。

今回バイトが集中したのは、バックウォーターの水深が2mを切る辺りより少し下った、水深が深くなっていくストレッチの中層でした。
 
沈んでいる木の周りや岩盤沿いを泳がせてくると、「グッ」と押さえ込まれるバイトです。

カエルは実際に水中にまで潜りますが、バスが何と思って食ってくるのかはナゾ。

しかし、突出してバイトを引き出す効果は実感できました。
 
レッグの抵抗と、エラストマーの浮力がもたらす中層デッドスロー攻略は、まだまだ可能性を秘めていそうです。

さて、最後に動画の紹介をさせてください。

チビーブルの実釣解説を、霞オカッパリにて行っています。

https://youtu.be/x0GM9d1o-Ng

オカッパリで釣れるハードルアーの条件、そしてアプローチとは!?

ぜひご覧ください\(^o^)/

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