田辺哲男VOICE 2021/09/2 波乱のロケウィーク

2021/9/4
今週はフィールドワーク2本立て!  前半がBASSFLIX、後半がBasserの連載ロケでした。

まず、BASSFLIXは芦ノ湖へ。フカベイト等、トップに対するバスの反応を動画で見せたいという考えがあり、クリアレイクという限られた選択肢のなかで箱根をチョイス。

2ヵ月前、Basserの連載リニューアルで訪れた際はまだポストスポーンの段階で、バスは捕食のしやすい、シャローの岩周りにいるエビを食べていて水面への反応はいまいち…ポークのフィネスか虫で対処するアングラーが多いなか、ディーパーレンジの1/4オンスで半プリやプリスポーンのメスを狙う展開に持ち込むことができた。

じゃあ、今回はどうか?

タイミング的にハイランドレイクはトップも終盤だろうからいまのうちに、ということで乗り込んだわけだけれど、ボート店の話ではお盆を過ぎてから良い話を聞かなくなってしまったという。

今年は雨が多く、水温が上がり切らないまま夏を終えてしまったのが理由のひとつらしい。デコもふつうだとか・・・。

しかも秋雨突入の予報で、さらに水温低下なのか? 

ところが蓋を開けてみれば、タイトルを「追いまくりの芦ノ湖」にしてもいいんじゃないかというくらい水面に対して好反応!! 


まさにこちらの思惑どおり。え? 芦ノ湖ってそんなに追うの? みたいな。

で、追って、追って、じゃあどうしたら口を使うの? というところに話が進んでいくわけです。



映像としては、かなり興味深いものになるはず。

ところが翌日は、ガラリと状況が変わってしまう。


ちょうど初日がギリギリ、冷え込み始めだったんだろうね。

そこから冷たい雨が続いてニュースでは10月の気温なんて言われてしまうわけで。

なので2日目は一転して“追わなまくり”ですよ(苦笑)。

今回は2本立てなんだけれど、その状況変化をリアルに追っているから、2日目は2日目でおもしろくまとめられると思う。

田辺はどうやって魚に辿り着くのかと。



今月中にはオンエアになるので、お楽しみに。

そして水曜日をはさんで、木金はBasser連載ロケ。

取材当日までロケ地がどこかはわからない、いわばノーインフォのミステリーレイクツアー。

で、今回は「そうきましたか」って感じ。俺的にはコロナ禍になる前に行ったきりだから、久しぶりに訪れるハイランドレイク。

ってことは・・・さらに冷え込みが厳しいなかで突っ込んでいったわけですよ。朝からフィーディングシーンなんて一度も見ることなく、もう、雨中の寒さで無の湖と対峙しているような、「なんでいま、ココなのよ」と半日くらいで心が折れそうになりましたよ(苦笑)。

でも、仕事である以上、そんなことは言っていられない。

かつての俺なら、“泣きの巻き”なんて言いながら強さで押し通して「やっぱり食わないよね」とデコるところだけれど・・・ドラマは待っていましたよ。突破口があった。



その結末は今月末発売のBasserをチェックしてください。

今週はこのへんで。

来週もよろしく!

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