10FTU Friends・RYUICHI's★SE9RET ~SEP. the 2nd Week~

ルアマガモバイル『IYOKEN's SE9RET ~with 10FTU Friends~』をご覧の皆さま、初めまして!!

連載開始にあたり、10FTUフレンズとして参加させていただく長谷川隆一です!!

普段は、愛知県常滑市に居を構えるイヨケンのショップ「Se9ret's(セキュレッツ)」で店長を務めています!

常滑に居を構えるバスアングラー憩いの場「セキュレッツ」。愛知県にいらっしゃった際には是非お立ち寄りください。見た目はイカつい私ですが(笑)、気軽にお声掛けくださいませ!

実は、イヨケンとは中学からの同級生。
高校は別々だったものの、10代の頃は一緒に知多半島野池をかけ巡り、いつしかその枠を超えてやがてNBCやJBのトーナメントに参戦し…現在に至ると言った感じです。

20代は琵琶湖や河口湖がメインでした。イヨケンと共に車中泊しながらお互い切磋琢磨しました(笑)。

30代は長良川でみっちりとボートゲームをやり込みつつ、本場アメリカのB.A.S.Sセントラル・オープンに、コ・アングラー部門でスポット参戦を経験。

気がつけば40代となった現在は、手軽なレンタルボートで釣りができる愛知県入鹿池や滋賀県伊庭内湖を中心に、いろいろなフィールドを経験したくバスフィッシングと向き合っています。

おかげさまで、今はありがたいことに家族もできました。若い頃の様に毎日釣りに行くことはできませんが、月に数回の釣行を全力で楽しんでいます。まあ、本来ならば毎日釣りを…と言いたいのですが、そこはやはり…お察しください(笑)。

好きなスタイルはシャローゲーム全般。
そうなのです。目に見えるものしか信じられないという(笑)。
そしてまた、見えるものをいかに攻略していくか、が私のモットー。
そんなシャローゲームを楽しみ、また、そんなゲーム展開を得意としています。

特に、フリップとクランキング、トップウォーターゲームが大好きな42歳。
バスフィッシングを楽しむ上で重視しているのは、数でもサイズでもなく、いかに思った通りにバイトを引き出してキャッチできるか?という点です。

数釣りも楽しくて好きですし、大きいサイズが釣れるとメッチャ嬉しい!
ですが、キャストからアプローチ、そしてバイトからのランディング。このプロセスをダイレクトに感じることこそが、バスフィッシングの1番の魅力かな、と考えています。

こんな私ですが、今までの経験の中で得てきた知識やテクニック、他、バス釣りに関する様々なことを、プロショップの店長という視点からもご紹介していければと考えていますので、是非よろしくお願いいたします!!


さてさて、今回の連載開始…慣れない原稿を書くにあたり、早めに仕上げるために、ふとカレンダーを見たらもう8月も半ばに迫ろうというところ。繁忙期のお盆でバタバタしており、最後に釣りに行けたのは7月末の池原ダムでした。

さて…。

どちらかといえばマッディシャローが好きな私。
クリアなリザーバーで景色も最高な池原ダムは、このとき意外にも初挑戦。
というわけで、フォローのライトリグまできっちり用意して行ってきた池原釣行をネタにしたいと思います!

初めてのフィールドは何歳になってもワクワクしますね~。池原の朝は周りが高い山に囲まれているだけあってシェード面積が多く、肌寒いくらいでした。

まずは白川方面に向かい、やる気のある魚から反応させられるトップウォーターからスタート。シマノ・ワールドポップ69Fで誘いをかけながらしばらく流していきますが、見えバスは確認できるものの、いまいちやる気がない感じ。

そんな中、ボイルに遭遇!!

バスの動きを予測しなから捕食するであろうスポットを見極め、ルアーをキャスト。
着水後、しばらく待ってから弱めのドッグウォークで2~3回を首を振らせると、思った通りにバイト!! うれしい池原初フィッシュは40アップでした♪

池原での初フィッシュ。サイズはともかく嬉しいですね!!このワールドポップ、シマノ独自のフラッシュブースト機構を搭載していて、ステイ中も中の金属板が震えるため、動かさずともアピールができるモデル。飛距離を稼げるボディサイズでアクションへのレスポンスも良く、ビギナーでも扱いやすいモデルです。

そのあともワールドポップで探っていきますが、なかなか思い通りにバイトは得られず。すっかり日も昇り、暑くなってきたところで、フォローとして持ってきたライトリグにスイッチ。

見えバスとして表層をうろついているのは確認できており、また、捕食しているであろうベイトも表層で群れを成しているのですが、実際ボイルも少なく、上で食わせるには厳しい時間帯なのかな、と。
ということで、10FTU・スキップシャッド3.8インチをチョイス。

まずはジグヘッドリグから、ウエイトは1.8~3.5グラムをレンジ別に変えながら試していきました。クリアウォーターではある程度ボトムが見えるのですが、ギリギリ目視できなくなるレンジを意識して展開してみました。こちらから見えないということは、バスからもアングラーが見えにくいのかな、と。

普段はあまり投入しないライトリグですが、トーナメントに参加していた若い頃はむしろ得意だったので、その時の感覚を必死で思い出しながらのトライ。

時折ボトムに触るくらいの感覚でスイミングさせていくと、狙い通りバイトが出始めました。
35センチ前後の元気なバスの数釣りパターンを発見することができました!

いろいろ試しながら釣りこんでいくと、
見えるベイトがいたほうが良いとか、冷たすぎる流れは嫌っているとか、その場所の状況によって読めてくるものがあるので、狙いの精度がより一層上がってきますね。

そうやって、その日のカラーやウエイトを試していき、たどり着いたのが、

ルアー:スキップシャッド3.8in・カラー:エレクトリックシャッド
リグ:ハヤブサ・ベビーシューティングボールジグ2.2グラム、ダウンショット3.5グラム


の組み合わせです。

サイズが出たのはジグヘッドリグでしたが、数釣り含めてこれらが一番反応が良かったですね。

数釣りの何が良いかって、ずっと同じものを使い続けるのではなく、
あれは?これは?と、いろいろな形のルアーやカラー、リグを試していけることです。

その日、その時の最適な回答をほかの誰でもないバス自身が教えてくれるという、一番知りたい情報を得られることなんです。

そこで得た経験値はやはり信頼性が一番高いですね。
自信をもってフィードバックできる、活きた情報になると思いますよ!!

そんなこんなで楽しみつつ、
途中日陰でヒグラシの声を聞きながら昼寝を挟み(笑)、池原釣行も気づけば夕方に。
山間なので、シェード面積が増えてきました。このタイミングで入ったエリアでは、フィーディングモードに入ったバスのボイルが時折起きていました。

ここで私が選んだトップは、ストーム・ラトリンチャグバグ
長い距離を早いスピードでサーチできるし、ピンスポットでネチネチアクションもできるのです。

ペンシルベイトとポッパーのいいトコ取りなルアーで、スライド幅のあるドッグウォークやスプラッシュを思い通りに出せるのが特徴。広範囲をサーチしていくときに出番がくる私のお気に入りです!

ボイルフィッシュを追いかけ、2度良いタイミングでアプローチが成功!

バイトに持ち込もうと試みましたが、まさかまさかの2回とも痛恨のミスバイト・・・。食われ損ねた、その場に浮かび続けるチャグバグをみてるとなんともいえない、トップあるある的な悔しい結果に。。。

ボイルが止んだ後のフォローとして、また、この日のラストチャンスということで、レンジが下がってしまったであろうバスを狙ってスキップシャッド3.8インチのジグヘッドリグを投入。カラーは当然エレクトリックシャッド。

しばらく流し、キーになりそうなストラクチャーを通過させると、狙い通りにバイト!!
チャグバグの借りを返すナイスサイズをキャッチできました。

今回池原ダムで使用したタックルです。
<ベイト>
●ロッド:バンタム・169M-FM/2(シマノ)
●リール:アンタレスRIGHT・ノーマルギヤ(シマノ)
●ライン:マシンガンキャスト18ポンド(サンライン)
●ルアー:ワールドポップ(シマノ)、ストーム・ラトリンチャグバグ(ラパラジャパン)

<スピニング>
●ロッド:エクスプライド・2610ML(シマノ)
●リール:10ステラ2500HGS(シマノ)
●ライン:FCスナイパー6ポンド(サンライン)
●ルアー:スキップシャッド3.8in(10FTU)+ベビーシューティングボールジグ1.8~2.2グラム(ハヤブサ)*ジグヘッドリグ


ここでひとつ、ワンポイントアドバイスを。

同じシルエットのポッパーでも、例えば、シマノのワールドポップ69Fとバンタム・チャグウォーカーで使い分けをすることで、より多くのバスに出会える確率が高くなります。

細かく見ていくと、ボディサイズがまず違うのです。
飛距離やアクションのインパクト、シルエットの差で使い分けてください。
バスが食べているベイトの平均サイズに合わせる感じがいいでしょう。
バスは基本的に、タフればタフるほどセレクティブになりますよ。

また、トップウォーターに関しては朝夕マズメは大きい方が見つけてもらいやすい傾向にありますね。

一番上がワールドポップ69F。真ん中と下がチャグウォーカー。

ワールドポップは、フラッシュブーストで出せるフラッシングと細かい振動が魅力です。
チャグウォーカーは、特にこの時期、小型のセミを食っているバスには強いです。その日に良く見かけるセミの色に合わせていくと良いでしょう。アブラゼミなら茶色系のシケイダー、ヒグラシならフラッシュアユなどの白系のカラーがおススメです。



私は20~30代と、一つのフィールドに通い倒すスタイルでした。ですが、今はいろんな場所で釣りをすること…特に初場所をいかに攻略していくのか、が一番楽しいですね!!

バスフィッシングは、ホントに一生楽しめる釣りなんだなとつくづく感じています。

皆さんも、自分で考えて思い通りに釣る、その答えが出るまでのプロセスを大事にしてもらうと、もっともっとバスフィッシングが楽しくなると思いますよ!!

それではまた、お会いしましょう!!

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