川村光大郎 OPENMIND 2021/9/16 艇王新利根川戦を振り返って

先週は艇王でした。
 
新利根川にて、相手はあのタクミ(伊藤巧)ですから、ボートにおいては勝てば金星!

しかし、許された1日のプラクティスでは何も掴めず・・・

サイズを見込める洲の野原(川を出た、霞ケ浦本湖と繋がる水域)ではノーバイト。
 
新利根川では、ギャップジグ+ブルスホッグダディとビーブルで釣れるも、小さい。

動力はエレキのみということも鑑みると、手応えはなくとも洲の野原をやり切ったほうが、まだ勝機はあるように思えました。

ちなみに、洲の野原には真珠棚という、特にグッドサイズを見込めるストラクチャーがあるのですが、今回は禁止エリア。

それ以外では、バンク撃ちがメインとなるシチュエーションです。
 
エレキで流すにはそれなりの広さはありますが、基本、アシ際は浅くて単調・・・。その中でも、少し深い、エグレている、ブッシュが絡んでいるなど、条件の良い部分が狙い目です。

他に、シェードのでき加減や水質、風当たりといった、タイミング的な要素もあります。

単調なりに、少しでもバスがつきそうなところにはルアーを入れていき、逆に、ボトムが見える、変化がなさすぎる部分は飛ばしました。

タックルは5セットまでがルールですが、メインは3本。

巻きモノは、アシや杭との相性が良く、沈みオダにもスローロールで対応するスピナーベイト(ビーブル3/8オンス)と、撃ちモノは、ジグ(ギャップジグ5g+ピッグダディJr.)とリーダーレスダウンショット(ブルスホッグ3インチ・3.5g)。

スイミングをまじえて誘うにはジグ、タイトに落として誘うにはリーダーレスダウンショットを使い分けました。
 
それと、ブルスホッグにはフラスカートを付けてみました。

気休めかもしれませんが、少しでもバスにアピールしてくれればと。

ギャップジグにはツインラトルを装着しました。

誘う度に、「カチャッ」と音を発するのは水槽で確認済みです。

掴めていないので、少しでもバスからの発見率やバイト率を高めたい。

あとはとにかく、釣り残しのないよう丁寧にアプローチしました。

結果は艇王ページにて掲載のとおりですが、ツキもありましたね。

プラクティスでは、タクミはしっかり捉えていましたから!
 
しかし、ジグのスイミングによる一匹目が、水面直下で食ったことはヒントでした。
 
こちらがその本戦一匹目。

ピックアップ前に水面までスーッとさばき、追わせて食わせるようにすることで1400gが食ってきましたから。
 
二匹目。
 
そして三匹目の1400g。

その前にパドルだけ食われて掛からなかったバスも、沈み杭から追いかけてきて水面直下で食いつきました。

ブルスホッグがパドルを震わせながら、上方に逃げていくときにスイッチが入るようでした。

落としてチョンチョン→素早く回収では、釣れていないバスだと思います。
 
ヒットルアーです。

さて、これで陸王も艇王も決勝までコマを進めることができました。

同時に狙える機会はそうないでしょうから、最善を尽くしたうえで挑みたいと思います。

さて、出社すると、M.P.S 2.4in新色のサンプルが届いておりました。
 
今回はこの中から採用色を選びますが、実用的なのにあまり売れない色もある・・・

それでも、必要とあらば採用するのですが、悩ましいところです(^-^;

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