達人情報 高滝湖 阿部進吾 2021/09/17 愛用しているフックの話の巻(前編)

今週末は台風くずれの温帯低気圧が金曜〜土曜にかけて関東に接近し、かなり荒れ模様になる天気予報です。

釣行予定のある方はくれぐれもご注意下さいませ。

現在の高滝本湖はようやく先日の雨の濁りが取れてきたところですが、天気予報通りなら週末でまたまた濁りが入ってしまいそうな感じですね。先週の寒さは一時的な秋っぽさかと思いきや、どうやら今年はこのまま秋に突入しそうです。

さてさて、そんな今週は何を書こうかと悩んだのですが、フックについて書いてみようかと思います。

当たり前の事ですが、フックは魚に直接触れる唯一のタックルですのでチョー大事。貴重な1本をキャッチできるかどうかを左右する事もあるかも知れません。

僕もフックにはかなりこだわりがあり、フックコーナー(海等の釣り針含む)だけで1時間は過ごせます(笑)。

今回の高滝マニアはそんな僕のよく使っているフック(特に高滝湖で)を紹介したいと思います。ちょっとトーナメンター向けなマニアックな内容かも知れませんが、興味のある方は読んでみてください!!

まずは何パック分かギチギチに詰め込まれたデコイさんドリームフックワーム15・SSフックワーム19。
 

これは20年以上?使い続けている、高滝名物ヘビキャロ専用。

フックの線径と形のバランスが秀逸で(ワームはパワーホグ3インチ)、基本的には#2、ワカサギ絡みでワームを小さくする時には#4も使います。

このフックはやや長めのシャンクと細目の線径が特徴で、横方向のフッキングパワーが掛かる釣りに相性抜群です(反対にショートシャンクは上方向にフッキングパワーが掛かる釣りにオススメ)。

また、ゲイプ幅がやや狭いので細身のワームと合わせるのがオススメです。とにかく軽い力でもサクッと刺さってくれるので基本的には100点満点!!
 

ところが、そこに勝負を挑んできたフック、それがリューギさんのインフィニホビット!!

形状はかなり似ており、パッと見ですでにいい感じなのですが、特筆すべきはフッ素コート!!

ダイワさんのサクサスもそうですが、フッ素コートはチョー偉大。刺さりが全く別物です。フッキングが甘くなりがちな方はぜひ試してみて欲しいですね。

なかでもリューギさんのフックはとにかく恐ろしく刺さりが良いので、もしかしたら交代があるのかも?!くらいの期待度です。ただ、リューギさんのフックはやや硬めなので、その辺りがどう作用するのか?というトコロ。

貫通力がアップしてプラスに働きそうな気もするし、硬い針は伸びない代わりに折れやすかったりもするので、硬さ故の折れがちょっと心配だったりもします。

細軸なのにヘビキャロでゴツイ竿で抜いたりしますからね。今のところは実績でデコイです。

すでに長くなりそうな予感(笑)。

 

続いては、こちらもギチギチパックのケイテックさんのモノガードジグヘッド1/8オンス

もう何度となく書いているのでわりと皆さん知ってくれているかも知れませんが、ジャバシャジグヘッドにメインで使っているのがコレ。フックサイズは#1です。#2でも良いけど、ジャバシャはわりと太さがあるのでゲイプ幅的にもオススメは#1。

もともとはノーガードでしたが、ずっと自作でガードを植えて使っていたらケイテックさんから電話があり、ガード付きを作ってくれました。このやや強目なガードも、美味しいトコロで根がかりを避けてくれるニクイ奴です。

#1/0でも良いのですが、僕は基本的にジャバシャはテジーノのXULという柔らかいソリッドティップの竿でやるので、貫通力が足りなくなる感じもあり(刺さったのにジャンプ1発でバレたりするのは明らかに貫通力不足)、線径的にはやっぱり#1がオススメです。ちなみにモジャオジグヘッドに使っているのはコレの1/32〜1/16オンスです。

オーソドックスなラウンド形状のゲイプ(フトコロ?)ですが、ここに角があると貫通力が出て、フックポイントからそこまではスッと刺さるのですが、そこで刺さりが一端止まってしまう場合がある。これまたジャンプ1発のバラシ率が上がる可能性があるので、フックはフトコロがオーソトックスなラウンド形状のものを好んで使っています。

3種類しか解説してないのにやっぱりチョー長くなってしまった(笑)。

来週は後編書きます!!

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