達人情報 房総ダム 羽生和人 2021/09/20 雨と雨後の水質変化における効率的な釣り方

先週末は台風14号の影響で大雨の予報が出ていました。

結果的に房総半島はそれ程の雨量では無かったようです。

ただ、少なからず土曜日も雨が降りましたし、その前も日照時間が短く、雨や曇りの日が多かったので、地盤が乾かず、水を多く含んだ状態になっています。

今週前半に釣行される際は、崩落などには充分ご注意下さい。

タイミングが良いと言って良いのか?ですが、先週は三島湖に行ってきたのですが、前日夕方から深夜にかけて、かなりの雨量が降った翌日の釣行でした。

流れや濁りの強さに差はあるものの、今週前半の状況に近いと思います。

今週は気温が高い日が続く予報ですが、この日も昼頃から晴れ、午後は暑いくらいでしたので、そのあたりも似た状況かなと思います。

ダムの工事による減水期に入った三島湖ですが、雨が続いており、なかなか水位が下がりません。

釣行日も満水+αという感じでした。


水温は22〜23度。

雨が暖かいのか、水温には大きな変化がありません。日中は少し日差しによって少し水温が上がります。

今週も同じだと思います。
 

雨の後の狙いどころですが、やはり川筋、インレット、そしてカバーです。

特に降雨直後は水の動く川筋、インレットに魚が集まります。


 
 

インレットにプロトのスイムベイトを通して47センチ。

横からかっ飛んできて丸呑みでした。

流れに対してはスピナーベイトやチャターベイトも有効です。

違うインレットではスイムベイトを通すと、岩に当たってる?と思う程のガツガツした感触。実はバイトなんですが、この激しいバイトなのに、全くルアーにバスのウエイトがのらない。

そういう場合は、同じルアーを何度も通すのではなく、違うルアー(フォロー的なルアー)を入れた方が有効です。

同じルアーを何度も通すとバスがルアーを見切ります。
 

この時はRCリヴィング3.9インチの1.3gネコリグを入れて、最初のフォールで喰ってました。

ただ、このインレットパターンが有効なのは雨後、半日程度。

その後、川筋の流れが落ち着き、さらに水温が上がってくると、バスも上がってきます。

ただ、水がクリアアップしてしまうと、驚く程にルアーを見切ります。

その場合は流れのヨレ、特にカバーに流れが当たってヨレているスポットを狙います。

良いカバーだと、次々にバスが入ってきます。

 


この日、後ろの浮きゴミだけで6バイト

次々にバスが入って来ていました。

この日はカエルが大合唱しており、さらに表層の水の透明度が高かったため、表層+浮きゴミという2つの幕を使ってバイトまで持ち込みました。

濁りが強ければ、10g前後のラバージグ、テキサス、リーダーレスダウンショットを撃ち込む方が効率的です。

濁りが薄まるにつれて、表層やパワーフィネスにシフトしていく感じです。

それでは今週はこのあたりで。

また来週の月曜日にお会いしましょう。

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