2021/9/18
今週はテストで2度、湖上の人になっていました。
まずは週明けの相模湖から。
メインは本型であがってきたオーバー3.5の動きの確認、そして引き続きヒラトップとヒラクランクも持ち込んでいます。
とにかくこの3つを投げ続けてみよう、と。
ところが、動きはともかく魚の反応が得られない。ハナから巻いて釣れている情報はなかったんだけれど、時季が時季だけにひたすら投げていれば食ってくるだろうと思っていたものの、何もない。トップもチェイスはなく、止めていたときに黒いシルエットが浮いてきて、シルエットのまま消えてしまう反応があっただけ。
本湖をぐるりと回ったのに・・・
もしかして俺、今日はこのままデコるかも?
そして後半になってから、浮いているワカサギにバスが口を使い始めた。水面でガブガブやっていて、でも3.5にもヒラトップにも食わない。じゃあ、何なら食うんだろう、となるわけですよ。
タフバグもダメ。フラチャットは? クリSは? ならビハドウはどうよ・・・
ことごとく食わない。
そこで、ワサビーはどうかなと。でも、こないだの津久井のときからと同じで18グラムしかない。
ワカサギは6メートルボトムの2~4メートルに浮いている。ちょっと重すぎる気がしないでもないけれど、とりあえず入れてみたところ、
バラシもありつつ、このコンディションの良い40弱を含めて3尾キャッチしてしまった。
これは・・・ウエイトを変えればもっと釣れたのか? ダイラッカならサイズも選べたのか? と思いつつどっちも持ってないし・・・(汗)。
やがて時合いは終了。そこから再び3.5とヒラトップに徹したけれど、答えは返ってこずにストップフィッシングを迎えてしまいました。少なくとも当日のバスは、かなりセレクティブになっていたというのが分かった。
それにしてもそんな中層の、しかも浅いレンジで18グラムのワサビーを食い止めてくるのは俺自身初の経験。サマーメタルからの流れで、この釣りが成立するのを実感できたのは収穫でした。
そして昨日は亀山へ。ご存知の方もいるかと思うけれど、木曜日にノリーズスタッフの石井真がビッグベイトによるワタカパターンで64.4センチのド級をキャッチしている。しかもつやつやの健康体。浮いてきて食うシーンが見えたというから、こりゃトップもあるな、と。そこで再びヒラトップを持ち込んでみたわけです。
石井のロクマル。やはり亀山にはこんな魚がいるんだね・・・ストイックに狙い続けたからこその解答。おめでとう!!
今回はとにかくサイズを出したいので川筋へは向かわず、本湖で勝負です。
結果、6バイトあって5発乗せて、そのうちの2尾をファイト中にバラし、キャッチしたのは3尾。もちろん、今回も朝イチは外してます。
しかもバラしたうちの1尾は、2度のジャンプで魚体を確認しており、明らかに50を超えていた(石井の魚のようなツヤツヤのバスではなかったけれど)。これはもう俺のミス、タックルセッティングも要再考だな。
まぁ、あくまでもテストだからね・・・そのサイズが食ってくれるという事実が大事。
ヒラトップに関しては、あらためて凄いルアーを作ってしまったと思えた。
前回は6回の持ち込みバイトで乗せられたのは2尾だったけれど、今回は水中に持ち込んだ5回のすべてを乗せているのです(俺のバラシはさておき・苦笑)。もうそうなると、「フックに掛かるか掛からないか」は魚側のモチベーションの問題もある。
たとえばバズベイトを使っていて、出た魚のすべてが掛かるわけじゃないよね。トップの釣りだから、どうしても乗り切らないことはある。それと同じ。
そしてきっちりキャッチするには、ちょっと投げづらくなるけれど、ロッドを680Hにするか、16ポンドにしてラインの伸びをなくすか、あるいはMHでも630というショートロッドに振って強くするか・・・タックル面で改善の余地もあるのかなと思った次第。
これまでヒラトップは、ロードランナー680MH+14ポンドラインで組んできたけれど(右)、次回は違うセッティングも試したところ。
ヒラトップの良いところは、扱いやすいサイズ感にもある。これよりちょっと重くてデカいビッグベイトだと、どうしても手返しの良さに難があるし、満水のリザーバーでオーバーハングのバンク際に届けるのは容易なことではない。
ヒラトップなら、こんな感じのオーバーハングは写真左上奥のバンクへ余裕で入れ込める。
それをストレスなく繰り返していけるというのは、ダイレクトに釣果へと結びつく大きなアドバンテージになるわけですよ。
新たなトビラを開いてしまった自負があり、ちょっといま、この釣りがあまりにも楽しく、ついつい現場で費やす時間が長くなってしまうのが反省点・・・(笑)。
今週はこのへんで。
来週もよろしく!
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