艇王2021 第1戦 in 相模湖 峯村祐貴&藤田京弥 対談
――お疲れ様です。艇王第1戦相模湖。結果を発表したいと思います。では、スコアをオープンしてください。
藤田&峯村:おー!
――勝者、藤田京弥選手です。おめでとうございます!
峯村:今日はすごく早い段階でリミットが揃っていたよね? あれはどんな釣りを?
藤田:まず朝イチに秋山川へ入ろうと思ったのですが、すごく濁っていたので、早々に見切って一番上流の大曲のところまで行きました。沖で魚探にバスっぽい反応があって、近くのオーバーハングを覗いたらバスが見えたんで。それをミナモのワッキー掛けで釣りました。
その後、沖側の杭というか竹にバスがサスペンドしていて、スモラバで食ったんですけれど掛からなくて……。
ミスった後に竹についていた3尾くらいの群れがカバーに向かっていくのがライブスコープで見えたので、投げてみたらまた食ってくれました。あとはミナモを岸際に投げて、わりと速いスピードで逃がしたら、運よく出てくれて、30分くらいで3尾釣れました。全部大曲でしたね。
峯村:いきなり、3尾とも800くらいで揃ったんだ? その後はどんな感じでウェイトアップしてたの?
藤田:サイトで見えれば、デカイの釣れるなと思っていたんですけど、全然見えなくて。結局、入れ替えできたのは午後になってからでした。柴田ボートさんの前にある係留船。そのロープについているのとか、周囲にいるベイトについているバスを1時から3時ぐらいの間に3本。それが平均して1kgくらいの丁度いいサイズで、うまく入れ替わりましたね。
今日はその6本で終了です。あとはハドルトラウトでデカいの狙っていて、一発いいのが来たんですけれど、掛からなくて、最後またデカそうな魚をライブスコープサイトで掛けたんですけど、それも一瞬でバレて……。
ミスはありましたけど、結局チャンスはそれぐらいしかありませんでした。逆に、峯村さんの釣りが非常に気になるんですけれど。
峯村:僕は昨日プラ入って、基本的にはオールサイトで弁天橋より上流のレイダウンから下流までに魚がいるなって。特に昨日はすごくクリアアップしてて、相模湖中の魚がそこにいるんじゃないかみたいな(笑)。
40尾くらいのスクールに1日、3~4回出会うみたいな、台風スペシャルでした。でも今日は結構濁ってて、ちょっとしたツルとかカバーにバスが寄り添っていた感じかな。それをサイコロラバーで狙って、ミスバイトしたのが2尾。それが両方とも1200g位で、その後ずっとツルの魚を狙って、奥のほうに入ってる奴をHP3Dワッキーの変則ネコリグみたいなパワーフィネスで食わせました。
でも前日と比べて、魚はいるけど全然食わせられなと感じて、本湖に行きました。本湖は数が少ないんだけど、アフターの食いやすい魚が結構たくさんいるんで、数回のチャンスで取れれば……って思ってたけど、1回50アップが鼻先までいったけどダメで……。
北岸もずっと回ってて、奥の沢で2kgないぐらいの魚もハドルスイマーエラストマーでミスバイト。結局食わせられず、終了30分前まで1本しか持ってなくて、終わったな~みたいな。
『未来がない』とかって文句言いながら帰ってきて、そしたら日相園対岸のオーバーハングに回遊してる魚がいたからサイコロラバーで釣って、最後帰ってきて桟橋前のブイでブラインドで釣れたのが1尾。それでおしまいです。
藤田:本湖チャンスあったんですね!
峯村:チャンスはあったけど、食わない魚を無駄に反応させちゃったって感じかな。いわゆる本当に食いそうな奴っていうのには出会えなくて、苦労しました。
藤田:食いそうな魚ってどんな感じなんですか?
峯村:なんていうんだろう、あんまり動いてなくてカバーにしっかり入ってて、ボトムで止まってるやつとか。そういう魚は釣りやすい。浮いちゃってる魚は、以前の相模湖なら釣れたんだけど、もうルアーを見すぎていて食わせにくい。これは推測なんだけど、台風で水位を下げちゃったから、上流から頭のいい魚が落ちてきてて、そいつらが中流域を陣取っているからそれで食いづらいのかなって思いました。
藤田:結局エリア的には桂川の中流域が激アツって感じです?
峯村:激アツです。今日でもかなりの数見えて、まだ比較的表層に浮いているやつらが水面に反応してました。
藤田:なるほど。朝はベイトを追いかけているのがライブで見えて、そういうのがカバーとかに入ったタイミングで見えたので、僕はそういう魚を狙ったりしてました。
峯村:昨日からバスが沖を見てて、沖側の表層を泳いでる魚もいるんだけど、多分見えないミドルレンジにも泳いでるやつがいるんじゃないかと感じてた。それをライブスコープで見られるとかなりやばいなぁとは思っていたけど、その魚は僕にはどうにもならないから、いつも通りオールサイトで。ホント最後の最後にブラインドで釣ったのとハドルスイマーをちょっと投げたぐらいで、それ以外はもう完全サイトです。
藤田:ちなみに今日みたいな濁りのときは秋山川ってどうなんですか? 僕は見切ったんですけど気になって……。
峯村:台風が近づいちゃったら全然ダメ。計画減水で1~2m落とすから、今日も1mくらい減水してたでしょ? そうなるとどちゃ濁りになって、サイトはほぼ不可能になる感じかな。
――藤田さん、後半の3尾は見えたんですか?
藤田:ライブスコープサイトです。
――係留してた沖のロープにスクールがついていたんですか?
藤田:スクールではなくて、単発で移動していたんですけど、かなりの数のベイトがいて……。たまにそこに突っ込んでいる魚とかもいたんですけど、ウグイかニゴイかな?違う魚もたくさんいる中、たまにバスっぽい動きしている魚にアプローチすると浮いてきてパクって食べるみたいな感じですね。
――水深的にはどのくらいですか。
藤田:ボトムまでの水深はかなり深いと思います。10m以上あるんじゃないかな?
――その中層を釣っていたんですね。想像がつきません(汗)。峯村さんはチャプターでも魚探はあまりつけないんですか。
峯村:ほぼ付けないですね。
――それはサイト勝負を前提としているからですか?
峯村:そうですね。よっぽど濁っていてどうしようもなかったら、一本くらいパワーフィネス持ってやりますけれども。
――そういう場合でも魚探は積まない?
峯村:はい。それこそ、冬に亀山でレッグワームやりたいなっていうときくらいしか付けていかないです。
藤田:付けたいとは思わないんですか?
峯村:あまり思わないんですけれども、ライブスコープはほしいです。僕、土日のうちのどちらかしか釣りできなくて、5年間そのすべてをサイトフィッシングに当ててきたので、魚探も開拓するとなると、ちょっと時間かかるよなと思って。藤田くんとかものすごい練習していたから、そのくらいまで追い込まないと使えるようにならないのかなと思って。
藤田:でもサイトがお上手なので、使いこなすと絶対釣れると思います(笑)。
――感覚的には似たようなものなんですか。目で見るサイトと魚探のサイトは。
藤田:サイトを知らなかったらできないです。自分の目で見て起こっていたことを、魚探でもやるっていう感じなので。峯村さんも絶対釣ると思います。
峯村:ちょっとお金を貯めて、奥さんを説得するところから始まりますね(笑)。
――峯村さんは、サイトでバスがいる状況でもボートと魚の距離が近く、エレキを踏んでいたんですけれども、あれは気にならない?
峯村:あんまり踏みたくはないですけれども、普段14ftのボートにあまり乗らないので、エレキを踏んでいないとポジションをキープできなかっただけですね。でも、正直あんまり関係ないと思いますね。最近はシビアになってきているので、気をつけてはいるんですけれども、前の相模湖では踏みっぱなしでも良かったで。亀山だったらもっと気をつけますね。
でも相模湖は魚が人に慣れていて、結構水流が好きなんですよ。だからエレキ踏むと結構ボートに近寄ってきて、戻るみたいな。逃げるっていうより元居た場所戻るみたいな感じです。すごく逃げるっていうのは、あんまりないです。でも、最近は釣られすぎていて、ちょっと気をつけないといけないなとは思いますね。
藤田:それってエレキを逆噴射して止まるんですか?
峯村:逆噴射まではしてないです。素通りして回るみたいな。
藤田:引き波でバスが沈んじゃっていることはないんですか?
峯村:あります。だけど、ツルとかについているやつはその場所が好きだから、ちょっと離れて戻ってきたときには、また浮いてたりしてる。
――そういうことは、個々の湖でバスの特徴とか違いが出てきたりするんですか?
藤田:そうかもしれないです。相模湖のバスはあんまり逃げない。例えば、七色ダムとかだったら、結構な距離から逃げるので。
藤田「やっぱり一対一なので、この瞬間(結果発表)が一番ドキドキしますね。これはトーナメントではあまりなくて、トーナメントって意外と結果発表の前に結果分かっているんですよ」
――さすがですね(笑)。
峯村「インターバルがたくさんあるから、そこに目掛けて進んでしまって、いつものように時間が使えていないというか、時間が経つのが早いというか、区切り区切りなので、試合時間は長いはずなのにあっという間でした」
――艇王でも陸王モバイルでも中間発表があって、選手によってはそこでメンタルがやられてしまうということもあるんですけれども、それはどうでしたか。
藤田「いや、ドキドキしたっすね(笑)。最大魚のときとか、最初1尾と聞いていたので、2kgとかだったらヤバいなと思って。そういう怖さはありますよね」
峯村「僕はあんまり気にならなかったですね。むしろ12時のときに最大魚が800台って聞いたときに、逆にどうしようかなと悩みました」
藤田「なるほど。僕、相模湖であんまり50アップに出会ったことないんですけど、みんなよく見えるっていうじゃないですか? どのエリアがいいとかあるんですか?」
峯村「川筋は小さいっていうか、大きいのはいるんだけど、大きいのは頭が良くて食わせられないから、デカイのを狙うんだったら本湖の方が比較的楽ですね」
藤田「それは岸側を泳いでるんですか?」
峯村「岸際を泳いでるやつもそうだし、沖というかオーバーハング直下にいるやつの前に投げるだけでも釣れるときもあれば、バンクというか岩盤に置いておくと見に来て口を使ったり、比較的簡単に釣れます。本湖はまだサイコロも全然反応するし。今の相模湖はサイコロを投げられすぎていて、あの形状を嫌っている魚が多すぎる(笑)」
藤田「たぶん、みんな一回ずつ釣られてるっす(笑)」
峯村「そうそう(笑)。だけど、それでもまだ反応するやつが本湖には結構たくさんいる」
――簡単ではないけどまだマシって感じですか。
峯村「そうそう。簡単ではないけどまだマシですね」
――台風などで難しかった試合ではありましたけれども、諸々お疲れさまでした。藤田選手は決勝もよろしくお願いします!
藤田「去年は折金(一樹)さんに予選で負けたので、今年は優勝したいですね!」
藤田&峯村:おー!
――勝者、藤田京弥選手です。おめでとうございます!
峯村:今日はすごく早い段階でリミットが揃っていたよね? あれはどんな釣りを?
藤田:まず朝イチに秋山川へ入ろうと思ったのですが、すごく濁っていたので、早々に見切って一番上流の大曲のところまで行きました。沖で魚探にバスっぽい反応があって、近くのオーバーハングを覗いたらバスが見えたんで。それをミナモのワッキー掛けで釣りました。
その後、沖側の杭というか竹にバスがサスペンドしていて、スモラバで食ったんですけれど掛からなくて……。
ミスった後に竹についていた3尾くらいの群れがカバーに向かっていくのがライブスコープで見えたので、投げてみたらまた食ってくれました。あとはミナモを岸際に投げて、わりと速いスピードで逃がしたら、運よく出てくれて、30分くらいで3尾釣れました。全部大曲でしたね。
峯村:いきなり、3尾とも800くらいで揃ったんだ? その後はどんな感じでウェイトアップしてたの?
藤田:サイトで見えれば、デカイの釣れるなと思っていたんですけど、全然見えなくて。結局、入れ替えできたのは午後になってからでした。柴田ボートさんの前にある係留船。そのロープについているのとか、周囲にいるベイトについているバスを1時から3時ぐらいの間に3本。それが平均して1kgくらいの丁度いいサイズで、うまく入れ替わりましたね。
今日はその6本で終了です。あとはハドルトラウトでデカいの狙っていて、一発いいのが来たんですけれど、掛からなくて、最後またデカそうな魚をライブスコープサイトで掛けたんですけど、それも一瞬でバレて……。
ミスはありましたけど、結局チャンスはそれぐらいしかありませんでした。逆に、峯村さんの釣りが非常に気になるんですけれど。
峯村:僕は昨日プラ入って、基本的にはオールサイトで弁天橋より上流のレイダウンから下流までに魚がいるなって。特に昨日はすごくクリアアップしてて、相模湖中の魚がそこにいるんじゃないかみたいな(笑)。
40尾くらいのスクールに1日、3~4回出会うみたいな、台風スペシャルでした。でも今日は結構濁ってて、ちょっとしたツルとかカバーにバスが寄り添っていた感じかな。それをサイコロラバーで狙って、ミスバイトしたのが2尾。それが両方とも1200g位で、その後ずっとツルの魚を狙って、奥のほうに入ってる奴をHP3Dワッキーの変則ネコリグみたいなパワーフィネスで食わせました。
でも前日と比べて、魚はいるけど全然食わせられなと感じて、本湖に行きました。本湖は数が少ないんだけど、アフターの食いやすい魚が結構たくさんいるんで、数回のチャンスで取れれば……って思ってたけど、1回50アップが鼻先までいったけどダメで……。
北岸もずっと回ってて、奥の沢で2kgないぐらいの魚もハドルスイマーエラストマーでミスバイト。結局食わせられず、終了30分前まで1本しか持ってなくて、終わったな~みたいな。
『未来がない』とかって文句言いながら帰ってきて、そしたら日相園対岸のオーバーハングに回遊してる魚がいたからサイコロラバーで釣って、最後帰ってきて桟橋前のブイでブラインドで釣れたのが1尾。それでおしまいです。
藤田:本湖チャンスあったんですね!
峯村:チャンスはあったけど、食わない魚を無駄に反応させちゃったって感じかな。いわゆる本当に食いそうな奴っていうのには出会えなくて、苦労しました。
藤田:食いそうな魚ってどんな感じなんですか?
峯村:なんていうんだろう、あんまり動いてなくてカバーにしっかり入ってて、ボトムで止まってるやつとか。そういう魚は釣りやすい。浮いちゃってる魚は、以前の相模湖なら釣れたんだけど、もうルアーを見すぎていて食わせにくい。これは推測なんだけど、台風で水位を下げちゃったから、上流から頭のいい魚が落ちてきてて、そいつらが中流域を陣取っているからそれで食いづらいのかなって思いました。
藤田:結局エリア的には桂川の中流域が激アツって感じです?
峯村:激アツです。今日でもかなりの数見えて、まだ比較的表層に浮いているやつらが水面に反応してました。
藤田:なるほど。朝はベイトを追いかけているのがライブで見えて、そういうのがカバーとかに入ったタイミングで見えたので、僕はそういう魚を狙ったりしてました。
峯村:昨日からバスが沖を見てて、沖側の表層を泳いでる魚もいるんだけど、多分見えないミドルレンジにも泳いでるやつがいるんじゃないかと感じてた。それをライブスコープで見られるとかなりやばいなぁとは思っていたけど、その魚は僕にはどうにもならないから、いつも通りオールサイトで。ホント最後の最後にブラインドで釣ったのとハドルスイマーをちょっと投げたぐらいで、それ以外はもう完全サイトです。
藤田:ちなみに今日みたいな濁りのときは秋山川ってどうなんですか? 僕は見切ったんですけど気になって……。
峯村:台風が近づいちゃったら全然ダメ。計画減水で1~2m落とすから、今日も1mくらい減水してたでしょ? そうなるとどちゃ濁りになって、サイトはほぼ不可能になる感じかな。
――藤田さん、後半の3尾は見えたんですか?
藤田:ライブスコープサイトです。
――係留してた沖のロープにスクールがついていたんですか?
藤田:スクールではなくて、単発で移動していたんですけど、かなりの数のベイトがいて……。たまにそこに突っ込んでいる魚とかもいたんですけど、ウグイかニゴイかな?違う魚もたくさんいる中、たまにバスっぽい動きしている魚にアプローチすると浮いてきてパクって食べるみたいな感じですね。
――水深的にはどのくらいですか。
藤田:ボトムまでの水深はかなり深いと思います。10m以上あるんじゃないかな?
――その中層を釣っていたんですね。想像がつきません(汗)。峯村さんはチャプターでも魚探はあまりつけないんですか。
峯村:ほぼ付けないですね。
――それはサイト勝負を前提としているからですか?
峯村:そうですね。よっぽど濁っていてどうしようもなかったら、一本くらいパワーフィネス持ってやりますけれども。
――そういう場合でも魚探は積まない?
峯村:はい。それこそ、冬に亀山でレッグワームやりたいなっていうときくらいしか付けていかないです。
藤田:付けたいとは思わないんですか?
峯村:あまり思わないんですけれども、ライブスコープはほしいです。僕、土日のうちのどちらかしか釣りできなくて、5年間そのすべてをサイトフィッシングに当ててきたので、魚探も開拓するとなると、ちょっと時間かかるよなと思って。藤田くんとかものすごい練習していたから、そのくらいまで追い込まないと使えるようにならないのかなと思って。
藤田:でもサイトがお上手なので、使いこなすと絶対釣れると思います(笑)。
――感覚的には似たようなものなんですか。目で見るサイトと魚探のサイトは。
藤田:サイトを知らなかったらできないです。自分の目で見て起こっていたことを、魚探でもやるっていう感じなので。峯村さんも絶対釣ると思います。
峯村:ちょっとお金を貯めて、奥さんを説得するところから始まりますね(笑)。
――峯村さんは、サイトでバスがいる状況でもボートと魚の距離が近く、エレキを踏んでいたんですけれども、あれは気にならない?
峯村:あんまり踏みたくはないですけれども、普段14ftのボートにあまり乗らないので、エレキを踏んでいないとポジションをキープできなかっただけですね。でも、正直あんまり関係ないと思いますね。最近はシビアになってきているので、気をつけてはいるんですけれども、前の相模湖では踏みっぱなしでも良かったで。亀山だったらもっと気をつけますね。
でも相模湖は魚が人に慣れていて、結構水流が好きなんですよ。だからエレキ踏むと結構ボートに近寄ってきて、戻るみたいな。逃げるっていうより元居た場所戻るみたいな感じです。すごく逃げるっていうのは、あんまりないです。でも、最近は釣られすぎていて、ちょっと気をつけないといけないなとは思いますね。
藤田:それってエレキを逆噴射して止まるんですか?
峯村:逆噴射まではしてないです。素通りして回るみたいな。
藤田:引き波でバスが沈んじゃっていることはないんですか?
峯村:あります。だけど、ツルとかについているやつはその場所が好きだから、ちょっと離れて戻ってきたときには、また浮いてたりしてる。
――そういうことは、個々の湖でバスの特徴とか違いが出てきたりするんですか?
藤田:そうかもしれないです。相模湖のバスはあんまり逃げない。例えば、七色ダムとかだったら、結構な距離から逃げるので。
普段のトーナメントとは違う、艇王ならではの雰囲気
藤田「やっぱり一対一なので、この瞬間(結果発表)が一番ドキドキしますね。これはトーナメントではあまりなくて、トーナメントって意外と結果発表の前に結果分かっているんですよ」
――さすがですね(笑)。
峯村「インターバルがたくさんあるから、そこに目掛けて進んでしまって、いつものように時間が使えていないというか、時間が経つのが早いというか、区切り区切りなので、試合時間は長いはずなのにあっという間でした」
――艇王でも陸王モバイルでも中間発表があって、選手によってはそこでメンタルがやられてしまうということもあるんですけれども、それはどうでしたか。
藤田「いや、ドキドキしたっすね(笑)。最大魚のときとか、最初1尾と聞いていたので、2kgとかだったらヤバいなと思って。そういう怖さはありますよね」
峯村「僕はあんまり気にならなかったですね。むしろ12時のときに最大魚が800台って聞いたときに、逆にどうしようかなと悩みました」
藤田「なるほど。僕、相模湖であんまり50アップに出会ったことないんですけど、みんなよく見えるっていうじゃないですか? どのエリアがいいとかあるんですか?」
峯村「川筋は小さいっていうか、大きいのはいるんだけど、大きいのは頭が良くて食わせられないから、デカイのを狙うんだったら本湖の方が比較的楽ですね」
藤田「それは岸側を泳いでるんですか?」
峯村「岸際を泳いでるやつもそうだし、沖というかオーバーハング直下にいるやつの前に投げるだけでも釣れるときもあれば、バンクというか岩盤に置いておくと見に来て口を使ったり、比較的簡単に釣れます。本湖はまだサイコロも全然反応するし。今の相模湖はサイコロを投げられすぎていて、あの形状を嫌っている魚が多すぎる(笑)」
藤田「たぶん、みんな一回ずつ釣られてるっす(笑)」
峯村「そうそう(笑)。だけど、それでもまだ反応するやつが本湖には結構たくさんいる」
――簡単ではないけどまだマシって感じですか。
峯村「そうそう。簡単ではないけどまだマシですね」
――台風などで難しかった試合ではありましたけれども、諸々お疲れさまでした。藤田選手は決勝もよろしくお願いします!
藤田「去年は折金(一樹)さんに予選で負けたので、今年は優勝したいですね!」
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