【実況配信中!】艇王2021 第2戦 川村光大郎 vs 伊藤巧 in 新利根川 9月10日
(73)16:58 川村/帰着
川村選手、帰着!!
「やりきった…すんげーキャストしたよ笑」
さて伊藤選手の釣果は?
結果発表をお待ちください!
(72)16:58 伊藤/帰着へ
戦いはいよいよ大詰め。
それでも最後の最後まで伊藤さんは諦めずキッカーフィッシュを狙います。
しかし…
「よし。いきましょう」
キッカーを得られぬまま帰着へ。
それでもリミットメイクを達成し、入れ換えまで行っています。
結果を見るまで勝負はわかりません!!
(71)16:47 帰着に向かって
両選手、帰着に向かって川筋へ。
写真左が川村選手、右が伊藤選手。
まもなく、このクレイジーブラザーズ対決に終止符が打たれます!
(70)16:44 川村/釣れないシリーズ
朝もやった水門前の格子。
「さっきの場所といい、釣れそうなのに釣れないシリーズです。すいしんもふかくなってるしいいんだけどなぁ…って言ってたら来た!!!」
フッキングを入れるものらず…。
「いまのは、バスっぽくなかったかも。キャットかな?」
(69)16:39 川村/河口付近を丁寧に
終了時間が迫る中、河口付近のストラクチャーを極限の集中力で丁寧に探る。
「もうあまり時間がないから、あと2箇所ぐらいしか撃てないかもね。いやぁ、今日の試合はあっという間だったな…頼む、あと1匹入れ替えさせてくれ!!」
(68)16:30 伊藤/最後まで諦めずキッカーを狙う!
「バズをここまで投げてた場所は沖に石が沈んでいたりして、今のシチュエーションなら間違いなく効くはずでした。それでもやっぱり出ないのは相当水を嫌ってますね。多分外に出てこないんです。そこまで水が悪いようにも思えないのですが…」
ここで伊藤さんはいよいよルアーを交換。
桟橋周りをスレンダーグラブ(テールカット)のジグヘッドワッキーじっくりと探っていきます。
(67)16:20 伊藤/バズベイトを投げ倒して洲ノ野原を抜ける勢い!
洲ノ野原でバズベイトを投げ進め、気がつくと新利根川の入り口が見えてきました。
延々と続くシェードの濃いアシ際。
毎投決まる神業のようなキャストに、いつ水面がボルケーノしてもおかしくなさそうです!
(66)16:05 川村/やはりいた!!
ビーブルに翻りバイト!
しかし手前のラインがアシにもたれかかっており、バイトのタイミングでちょうどビーブルが空中に!
「うわーもってねぇ!! というかキャストの甘い自分が悪いんだけど!! でもやっぱいるじゃん、あるよあるよ!」
クライマックスに向け、期待値はさらに高まる!
(65)15:59 川村/雰囲気が変わった
朝は先行者がいてやらなかったワンドの出口。
広いシェードを形成し、澱んだ水が風で流され、ウィンディサイド。雰囲気はある!
「今日はあったかくなって浅い場所の水温もあがってるから、入ってきてそうですよね。
この広いシェードを効率よく釣っていくのにビーブル。バンク際は浅いんですが、バンクからピックアップまでチャンスがありそうなので。 めちゃくちゃ釣れそう」
(64)15:51 川村/数少ない活用場面
杭の周りに沈むオダはアプローチ。
今回はシャローカバーがメインになっているのであまり出番はないが、360イメージを活用し的確に狙う。
「いい引っ掛かりするんだけど、本当に魚いないのかなぁー?」
(63)15:50 伊藤/バズベイトのお話
「この風、この水温、そしてシャローのアシ際。実績があるわけではありませんが、このシチュエーションはバズかなと。それになによりバズベイトならでかい魚も期待できますからね」
閃きで状況打破を目論む伊藤さんですが、バズベイトへの愛が深い(笑)
「バズベイトはペラの穴が広がって寿命ギリギリの時が一番良い音がでるんです。しかもゆっくり巻ける。いま使ってるボルケーノⅡも寿命ギリギリなので試合にしか使えません」
壊れるまで使いきってあげるのが伊藤さんのバズベイトへの愛のようです。
「余談ですか、アメリカのバスプロであるバーニー・シュルツのバズベイトは、ボディはヒルデブランドなのにペラはボルケーノⅡでした。田辺さんにもらっていい音が出るので気に入っているそうです」
日米で愛させる不朽の名作!
そろそろ噴火するようなバイトがみたいところですね!
(62)15:40 伊藤/艇王、新利根川、バズベイトといえば?
伊藤さん、ルアーをボルケーノⅡにチェンジ。
岸際にキャストして、3メートルほどひいては回収を繰り返しています。
ウィンディサイドのアシ壁にシェードが絡む美味しそうなシチュエーションです!
新利根川、艇王、バズベイトと言えば、記者的には艇王CCにおける金森隆志さんの逆転優勝の印象が強いため、これまた何かが起こりそうな予感がしてしまいます!
(61)15:35 川村/祝一周
洲ノ野原を一周した川村選手。
「朝と水が全然違う…!これは良くなってる方向ですね。朝は流れが及ばない面は泡が凄かったけど、風で流されたおかげで水も良くなってる。さらに太陽パワーで魚も浮くだろうし、夕方までにもう一山来そうな感じがする。それを僕かタクミのどっちが当てるか…だな」。
強者同士、思考がリンクする。残り約1時間半。 最後まで何が起こるかわからない!
(60)15:30 伊藤/何かが起こる予感!?
休憩明けは再びジグヘッドワッキーからスタートし、いきなりバイトはありましたが乗らず…
「あれで乗らないならバスじゃないと思うんだよなぁ…」
さらにフローティングマットの際にカメラバを落としても反応が!
「竿が急に止まるような反応でした。なんだったんだろう…」
現在はシェードがより形成されるようになったアシ壁をフリップドムでアプローチしています。
「夕マズメでそうだけどな…」
日が傾き、何かしらの変化は起きている模様。
泣いても笑っても残り90分!
エリートプロの底力を見せてほしいところです!
(59)15:17 川村/選草眼
一見どこも似たようなカバーがつづくなか、川村選手はいいカバーをセレクトして撃ち続ける。
その指針とは?
「まずは水深です。かなり浅い場所もあるので、ある程度バスが居つけて、リグを落とし込む間が作れる水深であること。だから撃ち込んでいて、浅いなと感じたらそこはダラダラと撃たない。 あとは風が当たってるとか、水がいいとか、シェードが濃いとか、シェードがなくてもアシの下がえぐれてるとか、ちょっとちょっとでもいい場所があったら撃つ。今回はとにかくそれを撃ちまくって拾っていく釣りですよね」
いいカバーを選ぶ選球眼ならぬ、選草眼?があってこそ可能なスキルである。
「あとはスティーズリミテッドがすごくいいです。手首で返すだけて3.5グラムのリグをスッと送り込める。これは間違いなくアドバンテージですね」
(58)15:10 伊藤/ラストの作戦は?
休憩を終えると残り2時間です。この後の作戦を教えてください!
「妙岐を放れつつ、洲ノ野原のウィンディサイドを狙っていこうと思います。最後まで洲ノ野原でいきますよ。夕マヅメを当てた方が勝ちそうですね」
(57)14:50 伊藤/関東の洗礼
「より丁寧に、そしてタイミングをはかって入れた人が釣れる。それが関東のフィールドですよね。今のここは果たしてもう釣られたのか、それとも差していないのか…これから差すとすれば、いつ上がってくるのが重要なんですよね。夕方とか、何かのきっかけが必要なんですが…」
言わば関東バスフィッシングの洗礼。
残り短い時間、アメリカ帰りの伊藤さんがどう攻略するのか注目です!
(56)14:42 伊藤/プロアングラーの資質?
伊藤さんの流す先には先行者の姿が!
「この時間になればみんなダレてキャストが雑になりがちですから大丈夫だと思いますよ」
集中力を切らさず最高のキャストを繰り返し、常に魚を求める。
これはプロアングラーの資質が問われるのかもしれません。
皆さんはどうです?
記者の場合は半分寝ながらキャストしてしまいます(笑)
(55)14:37 川村/ついに現れたキッカーサイズ!
43センチ、1400グラム!!
ブルスホッグ3インチ改の3.5グラムリーダーレスダウンショット!
「これはキテル!!! やっぱり辛いノーバイトの先に待ってましたね。なんかここぞというところにはいないくせに、これまでバイトがあった4尾、全て食う瞬間が見えるほどのアグレッシブさはある。
そもそも、1日やって5バイト取れたら上出来かなくらいのつもりでやってたんで、洲ノ野原でやっててよかった。あとは一尾キロアップに入れ替えたい!!」
(54)14:35 川村/戦慄!
やはり、バイトは唐突に!
特別何かが良いわけではないB級カバーで戦慄のバイト!
フッキングする直前に「よっしゃ、デケェ!!」と叫んでから、くれてやった会心のアワセからの激しい水飛沫!!
その個体は明らかにデカイ!!
(53)14:30 伊藤/ジグヘッドワッキーの使い方
ジグヘッドワッキーは矢板にボートを付け気味にして流し、途中途中にあるH形鋼の裏側を重点的に狙うようにして使用しています。
「フォールさせてから中層を斜め上に上がっていくようにシェイクさせています。広く探るイメージですね。それにしてもライト系のスピニングのキャストが最近はホントできなくなってしまいました(笑)。難しいですよね。本当」
そうはいいつつバシバシキャストを決めていく伊藤さん。
プロアングラーの求めている世界は果てしない…
(52)14:19 川村/相当やってますよ?
「いやぁ、ここまでカバー撃ちだけを集中してやったのは久しぶりですよ。なーんでいないのかわからん…! でもこのノーバイトを耐えてこそ、唐突なバイトが得られると思ってやり続けるしかないよね。しかし、バイトないのはほんとにきついなぁ、どーなってるんですかねこれ」。
全国でも屈指のカバー撃ちスキルを持った川村選手でも苦戦を強いられる環境。
もちろん、魚が薄いエリアで戦っているのは承知の上。エリートプロに勝つための、いわばリスクなのだ。
(51)14:10 伊藤/移動が早速奏功!
朝の150本キャストの矢板に、スレンダーグラブ(テールカットチューン)のジグヘッドワッキーを入れるとすぐさまバイトが!
「長さは無いけど、洲ノ野原の魚はやっぱり太いですね」
29センチの490グラムをキャッチ!
移動して早々に入れ替え成功です!
「久々に4ポンドラインを使ったのでヒヤヒヤしちゃいました(笑)。向こうでは細くても6ポンドなので」
コメントが米国バスプロ仕様です(笑)
(50)14:00 伊藤/釣り再開!
妙岐水道に到着。
遠くには川村さんの姿も見えています。
まずは伊藤さん、朝の矢板付近のカバーからアプローチを開始。
朝と違うのは、よりカバーの奥を狙っているということです。
パワーフィネスでより奥にいれつつも食わせの釣りを展開。さらに野良ネズミと目まぐるしいアプローチが続きます。
(49)13:57 川村/対岸に
伊藤選手の姿。
川筋がダメだったのか、それともリミット揃えてサイズを狙いに来ているのか?
エリートプロプレッシャーで周囲の空気が引き締まる。
(48)13:49 川村/あぁっ!!
「あぁっ!!!」
突然川村選手が叫ぶ。
「ピックアップで食ってきて、アワセたらブルスホッグの手だけ取られた! でも針までは行ってないからまだ同じ場所にいてくれれば食うかも。ちょっと間を空ける意味でも離れたところから流し直します!」
惜しくもリミットメイクとなる魚はキャッチには至らなかったが、まだ可能性はあり。
さぁ、どうだ?
(47)13:40 伊藤/まもなく洲ノ野原
新利根川の最下流まで戻ってきた伊藤さん。
移動時間もバスベイトを投げて有効活用です。
妙岐水道まではあと半分といったところでしょうか
(46)13:27 川村/ちょっとアメーリカン
な雰囲気?の台船を狙う。
「シェードにもなるし、波風ブラックできるからありそうなんですけどね。こういうの釣れるのかな?」
とにかくあと一本は欲しい川村選手。
けれど、川には入らず。
狙うは勝てる魚=ビッグフィッシュのみ!
(45)13:01 川村/最大魚発表
昼の1時間休憩を終え、伊藤選手の最大魚発表。
伊藤選手、460グラムです。
「マジか…。よし、勝つぞ!! タクミでもキツいんだな。でもタクミは絶対なんとかしてくるからこのままじゃ終わらない。だからこっちも油断しないで、引き続き最大の集中力でやり続ける。
まずはリミットメイク。同じカバーを撃つんでも、風の当たり方、影の出来方、水深とか色々見定めて良いところを良いアプローチで撃ち続ける。際ピタピタは落とすのか、泳がせてくるのかとかね」。
最大魚は川村選手リードだが、油断はない。
むしろ引き締まったといえよう。
後半戦、何かが起きる予感しかしない!
(44)13:00 伊藤/休憩を終えて再びの大移動を決意!
川村さんの最大魚は710グラムです!
「キロアップ釣られてたら黙って妙岐かなとは思っていましたが…行きますか。レッツゴー!」
現在は新利根川のセブンイレブン前。
再び洲ノ野原は最下流エリアへ大移動です。
「2尾目のあとの魚がとれてればよかったのですが…しょうがないですね。せっかくリミットが揃ってるんですし、仕掛けないと。ワンバイトでいいんですよ」
キッカーフィッシュを求めいざゆかん!
(43)11:58 伊藤/滑り込みリミットメイク!
休憩時間2分前、伊藤さんがついにリミットメイク!
「フローティングマットに落としたらラインが跳ねたんです。やっぱりカバーの奥って感じですね」
30.5センチ!
460グラム!
これは最高の気分で休憩時間に入れます!
(42)11:46 伊藤/厄介な風が吹く
「風が絶妙にボートを流しにくいですね。風に乗せて流すにはちょっと早いし、かといって流れに逆らいたくもないし…」
カバーの奥にしっかりとルアーを届かせるには、非常に厄介な風が新利根川を吹き上げてきています。
伊藤さんは現在、、洲ノ野原からの移動後、カバーを撃ちつつセブンイレブン前まできております。
(41)11:20 伊藤/やはりカバーにいた!
ワイルドローズに絡んで痛んだラインを結び直した数投後、フリップドムに待望の2尾目がヒット! 31センチ420グラム!
「水深のあるカバーのインサイド側にいました。フリップドムを沈めてチョンチョンとダートさせたところで食ってきましたね。それにしてもホント、バスがいない。みんなカバーの奥にいるんだろうな。全然外に出ている気がしない」
水を嫌っている、というのが伊藤さんの予想だとか。
そしてそれを裏付けるかのように直後再びヒット!
しかしこちらは残念ながらバレ。
それでも伊藤さんは確信を得ました。
「今のはでかかった…でもわかりました。相当奥で食ってきています。これは完全に水を嫌ってますよ」
折り返し寸前で伊藤さんは核心へと大きく前進です!!
(40)11:17 川村/ブルスホッグ改とは??
今回、川村さんが用意したブルスホッグ3インチ改。
なんとフラスカートが移植されいる!
「新利根川は濁っているのでアピール力が欲しいところなんですが、ブルスホッグダディで行けるほどアグレッシブさは感じなかった。そこでブルスホッグにフラスカートを移植してささやかな水押しをプラスしました。
このメリットは水押しだけじゃなくて、3.5グラムのカバーリグでもよりゆっくり落とせること。カスミ水系って、5グラム、7グラムが主流だと思うんですが、近年タフ化が進んでやはりよりフィネスに行かないと食わない。ストンと落ちすぎると驚かせてしまうことのほうが多いかなと。
それで3.5グラムのリーダーレスダウンショットなんですが、それよりもさらにゆっくり落とせるので普通に落とすだけとは差になるはず。
あと、日が高くなってシェードが狭くなったので少し前からジグのスイミングではなく、リーダーレスダウンショットにしてました。
同じカバー撃ちでも、落としてその場で誘うのか、落として逃してくるのかで反応が違うっていうのが分かりますよね」
さすがカバー撃ちの名手。
細かいところまでの気遣い、その盲点こそ他の人より明らかに釣る川村さんの底力である。
(39)11:10 伊藤/ワイルドローズに注意!
「ベイトがカバーの下にいました。何で食わないんだろう…多分高気圧の影響なんだろうな」
苦悩の時間が続きます。
「クランクベイトなげてみるとか? 沖に魚が出てるかもしれないし…わからないなあ…。プラでは見かけたエビの跳ねが今日は無いですね。エビにボイルまでしてたのに」
と、ノイバラにフリップドムが絡み付いてしまいました。
「ワイルドローズは厄介です。ノーシンカーが巻き付くとトゲもあって回収しにくいので素直にボートを寄せて取りに行った方がいいです。万が一取れてもラインが傷付くことが多いので要確認ですね」
(38)11:05 川村/2尾目!
「バイトのない時間が長いと自分の釣りが間違ってるのか疑うよね…」。
と諦めかけたそのとき!!
「うおっ、きたー!!!」
フッキングから抜き上げで来たのは、34センチ710グラム!!
ヒットルアーはブルスホッグ改の3.5グラムリーダーレスダウンショット!!
改とは!?
(37)11:00 伊藤/イモの使い分け
小移動で対岸のカバーにやってきた伊藤さん。
「やっぱりこっちは水が悪いかな」
ネイルシンカー入りのフリップドムをカバーに沈め、トントンとトゥイッチングして水中でドックウォークさせて回収。これを繰り返しています。
「学生の頃『イモドライブ』と呼んでました(笑)。フリップドムならフラット面のお陰で良くダートしてくれるし、硬めの素材と尖った頭でカバーにも強いので、カスミ水系では昔から出番が多いんですよ」
その他のイモ系は使わないんですか?
「利根川とか、柔らかいカバーだとフリップドムは動きすぎちゃうのでファットイカ+グラブガード、縦ストならイモ60、沖の沈み物ならカバースキャットと使い分けますね。カバーに対する強さだったり、操作したときの動きを意識して使い分けますよ」
(36)10:40 伊藤/この日初の巻き物を投げるも…
「インサイド水はいいのに釣れないな。考えろ考えろ。釣りが強すぎるかな? もっとフィネスを試すとか…?」
押し通してきたフリップドムの釣りに不安を感じ始めた伊藤さん。
ここでルアーをバスベイトに変更し、インサイドを素早くサーチしていくも、数投で移動することに。
「ボルケーノⅡで浅いフラットの上をフラフラしてるやつがいないか探ってみたんですがダメでしたね。もうちょっと上流に行ってみましょう」
(35)10:30 伊藤/カバーを撃ちつつ徐々に上流へ
「いい感じの濁りが入ってる。これは食う水です。シェード的には右岸側をやりたいのですが、あちらは水が悪いんですよね」
アシの壁、冠水ブッシュ、フローティングマットと、バラエティ豊かな新利根川のバンク沿いへ次々にフリップドムを入れて行きます。
「水温もあがってて良さそうだけど、急すぎて魚がついていけてないのかも? 何か解決策はあるとおもうのですが…」
相変わらず思考もキャストも止まりません!!
(34)10:29 川村/妙技水道へ
妙技水道のシートパイルへ。
際の水深がナチュラルバンクに比べて深い。
朝とは打って変わり晴れ間もさし、日が高いため少ないシェードに変わる、水深+障害物としてセレクト。
「ここはタクミもやっただろうな。陸王で800メートルダッシュとかしてたし」
(33)10:17 川村/ん?これは…
バンク側だけ水の色が違うことに気がついた川村選手。
「航空写真で見ると一本だけ水路が生えてたけど、これかな??」
「あーやっぱりこれだ! 一見しただけでは全然分かりませんよね。これがいい水だといいけど、ベイトが寄ってる感じはないのでイマイチかもしれませんね」
川村選手のプラクティスは航空写真と地図が頼り。アナログではあるが、だからこそ気づける変化もあるのだ。
(32)10:10 伊藤/新利根川に入ってて釣りを再開!
およそ30分かけて新利根川に移動した伊藤さん。
東中神橋の下流、左岸側のナガエツルノゲイトウにフリップドムを撃ち込むことからスタート。
要所要所でパワーフィネスも登板しております!
「太陽光が強いからカバーにビッタリついてそうですね。こんなに晴れたの久しぶりです」
朝はかなり涼しかったのに今はまさしく残暑といった体感です。
(31)09:41 川村/今回の快適装備
川村さんが今回使用しているフロアデッキはアルカス社の14フィート用ツライチハイデッキ。
「カーボンをサンドした素材なので14フィート用のツライチかつ一枚物でもすごく軽い! しかも、カーペットにはヨットの帆に使われるX-PACを使用していて丈夫かつ、防水。機能性と利便性を兼ね備えていて快適です」。
かなり欲しくなった記者であった。
(30)09:38 伊藤/早々に移動を決意!
「やっぱりダメか。流れの変化があったから食うかと思ったけどダメでしたね。移動しましょう」
宣言通り、後ろ髪引かれること無く移動を決意した伊藤さん。
一気に上流へと向かいます。
(29)09:20 伊藤/休憩中の変化を受けてプラン変更!
中間発表で光大郎さんの釣果を報告。
「oh…でもとりあえず今はきにしません(笑)」
休憩前は移動を宣言していましたがここでプラン変更とのこと。
「最初に撃ってた時は逆流してたのですが、休憩中に流れが順流に戻りました。これをきっかけにでかい魚が入って来るかもしれないのでもう一度さっきと同じストレッチを流します」
これは運命的な変化な様にも思えます。
「あと10分流れるのが遅かったら川にはいってましたね。チャンスかもしれません。逆にこれでダメならちゃんと見切りをつけられると思います」
というわけでカバー撃ちを再開です!
(28)09:15 川村/最初の報告
9時からの15分休憩を終え、対戦相手の尾数発表。
伊藤選手、1尾です!
「やっぱ釣ってるか。でも一尾、サイズはわからないけど簡単じゃないんだな。よし、俺も負けねーぞ!!」
川村選手、気合いみなぎるッ!
(27)08:54 伊藤/休憩までの時間一杯を妙岐水道で過ごす!
「一発でいいから妙岐でキロフィッシュを取りたいんだけどなぁ…移動するか悩むなこれ」
キャストを続けながらも伊藤さんの脳内は高速回転中!
「急に喰わなくなった、ていう状況だから、何で喰わなくなったかも考えなくちゃいけないし…水はめちゃくちゃいいんだけど」
今回の艇王では最下流エリアまできて折り返します。
「休憩時間までこの辺りをやったら休憩明けに移動しましょう。こういう時は見切りも大事ですから」
(26)08:47 川村/1尾目!
一尾目は33センチ、510グラム。
ヒットルアーはギャップジグ5グラム+ピッグダディJr.+ツインラトラー!
「マットカバーのわきを泳がせたら食う瞬間見えました! 外側で食ってくるあたりが秋っぽい。けど、これじゃ本流サイズだなぁ。
でもようやく待ち望んだ一尾!うれしいですね!」
さぁ、ここからヒントを掴めるか!?
(25)08:45 川村/食ったぞ!!
「食った!!」
一呼吸おき、待ち望んだ渾身のフッキング!
そして、抜き挙げる!!
待望の1尾目追加!!
(24)08:40 伊藤/カバー撃ちは続く!
「ダメだなぁ…反応がない。何でだろうなぁ。結構撃ったけど。やっぱり一昨日がいい日だったのかなぁ…」
苦悩する伊藤さん。
1尾釣れたことも悩みの原因かもしれません。
「でもここの水は間違いなくいいですからね」
フリップドムのカバー撃ちは続きます。
(23)08:37 川村/んがっ!?
「ギルだ、あっ!バスもいる! 小さいけど、浮いてた。うーん、なんか弱そうだったな…。浅い側は良くないのかな?だとすると、もう少しアシ壁の水深がある妙技入った方がいいかも。 こういうときはとにかく1尾釣って、そこからヒントを得たいよね」
バイトが遠い川村選手。
しかし、冷静かつ頭のエンジンをフル回転させて常にヒントを探していく。
(22)08:27 川村/インサーイド!
真珠棚のインサイド側になるバンクへ移動。
「夏から秋にかけて真珠棚は水深もあって沖のストラクチャーになるからいいんですけど、今回のルールでは禁止なのでそのインサイドになるバンクをやります。この増水でシャローに魚が差してきてるといいなという期待を込めて。
セオリーで行けばいいと思うんですけど、アタリが遠いですね…」
(21)08:23 川村/いただきました!
無事、差し入れをお渡ししました!
「これ飲んでハツラツフィッシュかますぜ!」
グビッと一気飲みし、船を走らせる川村選手。
(20)08:20 伊藤/狙いは変わらず妙岐のでかいやつ!
「今回の艇王はワンデイ。であればでかい魚を狙わなくちゃいけないので、やっぱり妙岐は外せません」
伊藤さんは1尾目をキャッチした妙岐水道のアシ際を引き続き狙い続けます。
(19)08:11 川村/陸からの施し
なんと、中継を見ていたファンの方から差し入れをいただきました!
ちょうど川村さんと入れ違いだったので、記者が受け取り必ずお届けいたします!
(18)08:00 伊藤/まずは余裕のキーパーサイズをキャッチ!
待望のファーストフィッシュは30.5センチ、440グラム!
「ちょっと妙岐っぽくないサイズだけど綺麗ですね。でもまずは1尾です!」
「フリップドムのネイルリグをアシ際にフォールさせた直後に食ってきました。エグレの下についている魚でしょうね」
逃がして追わせるか、追わずに喰うのか?
一日の判断材料になる貴重な魚です!
(17)07:58 伊藤/解説中に!!
「長かったあ…でも全部撃ってダメなのはキツいですね。どうしよう…困ったな…」
約150投の矢板攻めを終えたものの釣果には繋がらず。
伊藤さんはカメラバを数投だけしたあと、再びフリップドムでアシの壁を撃っていきます。
「フリップドムは、ネイルシンカーをいれることでツルに糸がひっかかっていてもちゃんと落とせるんです。ちょっとしたテキサスみたいな感じですね。普通のノーシンカーでは落としきれない場所でも攻められる」
と、説明している最中にヒット!
素早く抜きあげに成功です!
(16)07:57 川村/まるでオカッパリのごとく
シートパイルをビタビタに攻めていく川村選手。
まるでオカッパリかのごとく、丁寧に、そして繊細に。
ギャップジグ+ピッグダディJr.のジグストで誘っていく。
(15)07:50 伊藤/絶賛妙岐矢板攻略中!
「光大郎さんは絶対釣ってくる。でも僕は(でかい魚を)当てにいくから当たれば勝てる。今回は抑えの展開はあまり考えていませんよ」
トーナメンターとしての刃はキンキンに研がれているようです。
だからこそ、厳しい釣りもやり続けられる!
例えそれが全部の矢板のヘコミを撃つ釣りだとしても…
(14)07:43 川村/インビジブルアタック
手前の杭の沖側に沈むオダ撃つ川村選手。
「魚探苦手な僕でもこのハミンバードの360イメージは使いやすい。映った方向に投げれば目に見えないストラクチャーも確実に捉えられますからね」
船の周囲を映す、ハミンバード360イメージ。広範囲を見れるだけでなく、船が止まっていても映像を更新し続けるため使い勝手抜群。
(13)07:30 伊藤/陸王の名所を探訪!?
「懐かしいですね。800メートルダッシュ(笑)」
妙岐水道と言えば、伊藤さんが陸王でダッシュ移動を繰り返してスタッフを苦しめたエリアなんです。
「もうできないなぁ」
若手筆頭だった伊藤さんもどんどんベテランアングラー側になっていくんですねぇ…
「でもここ、水が凄くいいですね。生命感もあるし。いい場所を見つけました!」
ルアーは引き続きイモ60
矢板のヘコミをひとつひとつ丁寧にフリーフォールで誘っていきます。
「全部やるには150投ぐらいですね。でもここで出ればでかいのでやらないわけにはいかないです(笑)」
(12)07:27 川村/ワンド失敗
河口水門正面の東岸へ。
「うわ、こっちのが水全然良いな。メインの水の方がいいんだな、ワンド失敗でしたね。
ここは新利根本流の水門の正面なんで、流れが当たるのはもちろん、途中に真珠棚もあって、バンクの沖にも木枠があるので水位や水温の変動で魚がコンパクトにつき場を変えられるんです。
特に木枠の中はオダみたいなものが沈んでいるので中層からボトムまでを丁寧に探りたいですよね」
ビーブルのスローロールで素早くサーチしたのち、ブルスホッグ3インチ・改(フラスカート搭載)の3.5グラムリーダーレスダウンショットを投入。
「フラスカート分でささやかにアピールプラスです」
(11)07:20 伊藤/待望の反応が!?
洲ノ野原を東に進み、妙岐水道に移動した伊藤さんは矢板にイモ60をフリーフォールさせていく。
「入った!」
バイトに対して冷静にフッキングするもすっぽぬけ。
「トーンとバイトしてきましたが…ギルかな?」
疑いつつもライトリグでフォローを入れます。
「新利根川はこの辺りでも特に魚影が濃い印象でした。それに比べてカスミ(洲ノ野原)は少ないですね。新利根川も日ムラなのかもしれませんが。氷室京介…」
!?
鼻唄を歌いつつも手は止まらない伊藤さん。
「プラで数は川の方が釣れたのですが、サイズは洲ノ野原の方が大きいかったですね。40アップとか」
真剣な試合だからこそ、勝負に出る。だからこそのエリアチョイスな訳ですね。
「でも最近は意気込み過ぎないようにしてるんですよ。アメリカでもそうしていますが、なるべくプラクティスの気持ちに近い状態で試合に臨む。前はめっちゃ意気込んでいましたが(笑)」
アメリカで得たものは目に見える技術だけでは無いようです!
(10)07:07 川村/騙されちゃうかな
「岸際の水深もほどよく、カバーも被さり水はキレイ…騙されちゃうな」
この騙されるとは、川村さんが状況に騙されるという意であろう。
「まぁ、決め撃ちできるものもないのでとにかく釣ってヒントを掴むしかない。もちろん惰性にならないよう、水質や水深、カバーの性質なんかをしっかり見極めて良いところだけやっていくように心がけますが」
(9)06:51 川村/片っ端から
洲ノ野原南岸へイン。
「プラクティスの時は水位が浅すぎて、ない感じだったけど、今日の水位ならありそうです。しかも、沖にも杭やマットカバーがあるので付き場多いかなと。
もう、ここで釣る!みたいなパターンを持ち合わせてないので、片っ端から撃ち尽くします。一日中やれば三本くらい釣れるでしょっていうつもりで。
とりあえずカッコつけてビーブル巻いてましたが、ギャップジグにします。陸王なら躊躇なく根こそぎ釣りに行ってるはずだろ、甘えだな」
己に厳しく、そして隙はなく。
最多陸王川村光大郎の勝つためのマインドここにあり。
(8)06:50 伊藤/フリップドムの水中ドックウォーク!
少し移動し、再びアシ際やフローティングマットの際にアプローチしていく伊藤さん。
「やっぱりめっちゃエビがいますね」
現在はフリップドムに0.8グラムのネイルシンカーを挿入したリグを使用しています。
「秋のバスは追って喰うことも多いので、バスのいそうなところに落としてから水中ドックウォークで誘いをかけています」
イメージはボトムて使う野良ネズミだ
「秋らしくおってくるのか、コンディション的にエグレから出ずに喰うのか、そのどちらなのかを確認している感じですね」
(7)06:40 伊藤/天候・水質ともに難しい状況か
プラクティスでも洲ノ野原が好調だったという伊藤さん。
「でもカバーとかのエグレの中に入っててあまり外に出てこない印象でした。しかも昨日は雨で今日が晴れるとなるとタフになりますね…」
アシ際なら悪い水からブロックして貰えるからとのこと。
その証拠に、ルアーを落とすと度々エビが跳ねているようです。
「ここはいないな。移動します。白い泡が入っちゃうといないんだろうな」
(6)06:30 伊藤/ファーストポイントに到着!
「こうやってみてみるとボディウォーターの水の方がいいな」
ファーストポイントとして洲ノ野原を選んだ伊藤さん。
まずはボディウォーターの当たるアシ際を攻めていきます。
「ベイトフィネスリール久々だな(笑)」
これがアメリカ帰りのコメントです(笑)
(5)06:25 川村/朝イチはシャローカバー
先行でスタートした川村選手、河口水門手前のカバーでタックルを手に取った。
「雨で増水+濁りなので、シャローカバーが良くなるのですが、ここはずっと浅いバンクが続いてからの垂直壁の切り替わりなので」
カバーをギャップジグ+ブルスホッグで撃った後、垂直の壁際をビーブルでトレース。
(4)06:16 伊藤/後攻スタート
今やB.A.S.Sプロとも呼ばれる伊藤巧さんの日本での久々の試合がいよいよスタートです。
「新利根川で釣りをするのは一昨日のプラでやったのが一年ぶりになりますかね」
ここ最近はすっかり米国の人となっていた伊藤さん。
これはもしや不利に働いてしまう…?
(3)06:10 2021 艇王第2選 因縁(?)のクレイジーブラザーズ対決がはじまる!
片や初代にして歴代最多陸王の称号を持ちつつも、艇王をはじめとした船上での活躍も目覚ましい川村光大郎さん。
片やルーキーとして陸王に登場して以降、目の覚めるような活躍で陸王・艇王W2連覇という偉業を成し遂げた伊藤巧さん。
弊社DVD『クレイジーブラザーズ』での共演も大きな話題を読んだ2人による船上の直接対決がはじまる!
本日の部隊となるのは茨城県は新利根川。
両名にとっては勝手知ったるフォールドと言えるかもしれない。
しかし、復活の兆しがあるとは言え、近年は不調を耳にすることも多かった。
果たしてどんな釣果が飛び出るのか?
そして決勝へと駒を進めるのは果たして!?
もう間もなく出船となります!
(2)06:00 只今準備中です!
艇王2021 第2戦 川村さんvs伊藤さんがもうすぐスタートです!
ただいま絶賛準備中につきもうしばらくお待ちくださいね。
(1)06:00 川村/スタート前の意気込み
プラの手応えと意気込みを教えてください。
「プラの手応えは正直言って、ありません。陸王、艇王みたいなバトルでここまで何しようか悩んだのは初めてです。
今回はルール上、おととい一日のみのプラでしたが、その時は川筋で小さい魚が2本釣れただけでした。
今回はワンデーかつ、リミットが3本の試合なので洲の野原で勝負しようかと。プラでは釣れてないのですが、川筋の魚小さかったので見切ることができました。
タックルもオールベイト、ノースピニング。ま、正直なところ、スピニング繰り出すまでに至ってないというのが現状ですが、デカイの三本狙わなきゃ勝ちはないので。
エリートウィナーと船で勝負できる機会なんて滅多にないんで、楽しみつつももちろん勝つつもりで臨みます!」
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