艇王2021 決勝戦 藤田京弥 VS 川村光大郎 VS 松本幸雄 in 亀山湖 11月30日 本編

(1)06:28 決勝戦ただいま準備中!


2021シーズンを締めくくる艇王チャンピオンカーニバル!

予選を勝ち抜いた3名がただいま準備中です。

本日は7時スタートの16時帰着予定。

試合開始までもうしばらくお待ち下さい!

(2)07:00 艇王チャンピオンカーニバル、いよいよスタート!


レンタルボート最強を決める戦い、艇王。

2021年のチャンピオンを決める大会がいよいよ始まる。

もはや敵なし。国内PFP(パウンド・フォー・パウンド)、藤田京弥か。

リングオブ陸王、川村光大郎が艇王の座も奪ってしまうのか。

それとも天才マルチアングラー、松本幸雄が特大ホームランをかますのか。

これまで数々のドラマが起こってきた艇王チャンピオンカーニバル。思わぬビッグフィッシュが飛び出すのもこの時期だ。何があってもおかしくない。

冬の寒さを忘れる熱いバトル、いよいよ開幕!

(3)07:08 松本/得意な釣りを押し付けて勝つ!


津風呂にて金森さんを打ち倒した松本さん。

いよいよ決勝ですがプラクティスはいかがでした?

「本湖から東側で2キロクラスが複数(笑)」

え、めちゃくちゃ凄くないですか?
亀山は最近難しいってききますし。

作戦的にはどんな感じで?

「ハードルアーでうやむやにしよう作戦ですね。難しい魚に口を使わせる展開だと、今の二人(川村・藤田)が間違いなく強いですからね。自分は亀山の経験がH-1グランプリがほぼなのもあるし、得意な釣りなのでハードルアーを巻きまくりますよ!」

(4)07:10 藤田/ファーストフライト


スタート順のジャンケンで1番を獲得した藤田選手。

プラの手応えをこう語った。

「かなり厳しいです。ちょっと前に大雨が降って魚のテンションがかなり下がってる感じです。水温も12度くらいで低く、結構釣るの大変です。ただ、他の2人は亀山の経験もこういう濁りに対する釣りも僕より長けてるので、ほんとに難しいけど3キロぐらい釣ってこないと勝つ…というのは難しいかもしれないですね。
でも僕も簡単にやられるつもりもありませんから」

国内最強の漢が初の艇王獲得へ向け、推して参る!

(5)07:11 松本/今日も速いぞ!


艇王決勝戦。

2ndフライトで松本選手がスタートしました!

今日もガーミンエレキは速い…!

1stフライトの藤田選手をあっという間に追い抜いてしまいました(笑)

まずは白鳥島に向かいます。

(6)07:12 川村/川村艇、スタート


じゃんけんにより、藤田、松本、川村の順にスタート。

まずは上流方面に向かう。

「陸王も艇王も、両方いただく」

と、意気込みを語った。

(7)07:19 川村/つばきもと前のフラットに


つばきもとボート前のフラットエリアにエントリー。

松本艇も近くに見える。

ここはここをリミット場とするようだ。

プロトシャッドやスクーパーフロッグので攻める。

すると、近くの松本さんが魚をキャッチしたようだ。

「釣ってるなぁ・・・」

川村さんの闘志にいっそう火がついたようだ。

(8)07:22 松本/速攻!


白鳥島についてブレイクの浅い側をベビーシャッドでアプローチする松本選手。

と、わずか数投でヒット!

27.5センチの260グラムとキーパーギリギリではありますがまずは一安心。

朝イチの連発を狙います!

(9)07:24 藤田/最初のエリアは…


長崎のフラット。

DT6で沈んでいる流木などにヒットさせていく。

「白鳥ワンドに入りたかったんですけど、すでに人がいたのでやめました。朝のエリア東が西で悩みましたがとりあえず西に来ましたけど、朝イチのエリア入れなかった時点で東に行ってもよかったかも」

東ではどんな釣りを想定してますか?

「カバーでのパワーフィネスですね。プラでもバイトは取れました」

(10)07:38 松本/ハード×浅場


藤田選手とあわやエリア被りか?という状況に加え、やや下流側には川村選手も釣りをしている白鳥島。

ホットスポットであることは間違いないようです。

引き続きブレイク沿いをベビーシャッドで探っていますが、一番引きたいコースには大量の浮きゴミ…。

浅いレンジを狙っていますが、深いところは釣れないんですか?

「勝てるサイズが釣れないと思うんですよ。もともとあまりやらない釣りというのもありますし」

ハードルアー×シャロー=艇王の図式を証明できるのでしょうか!?

(11)07:39 川村/数は釣れる


水深5mレンジのフラットのショルダー部分を、スクーパーフロッグのダウンショットで攻めていく。

「プラでは、数は出るけどサイズは出ないという印象。

ボート屋のその日の竿頭くらいの数は釣れました。

ニジマスの放流もありましたが、これは沖の中層を狙わなくちゃいけなくて、これは僕のスキルではちょっと難しそう」

(12)07:43 川村/価値ある1尾目!


フラットのショルダー部分、急角度かつやや張り出した部分をスクーパーフロッグのダウンショットで責め立てる。

「喰うならこういう場所だよなぁ・・・、喰った!

この場所にしてはサイズがいいよ!

  よし! 獲った!」

計測すると、40.5cm、840g。

ナイス過ぎるキーパーだ。

このまま一気にリミットメイクしたい!

(13)07:44 藤田/白鳥へ


白鳥は戻った藤田選手。
エリアには松本選手、川村選手の姿が。
そして…!
「あ、コータローさん釣ってる! しかもデカいな…」


しかしこんなことでこの漢はめげない。
国内最強の連覇したメンタルは静かに燃えている!

(14)07:48 松本/白鳥島の乱!?


「よくないタイミングで戻ってきましたね」

藤田選手も川村選手の釣っている所を目撃した様子。

そして藤田選手も当初の予定どおりなのか、白鳥島で釣り始めました。

「全員見えるところで釣りしてる(笑) 白鳥島の乱ですね(笑)」

現在はルアーをクラッチに変えてブレイク沿いを狙っています!

(15)07:57 藤田/諦めよう


右に松本選手、左に川村選手。

その他アングラーが多数賑わっており、やりたい場所をやれない藤田選手。

「残念だけど一時退散ですね」

(16)08:02 松本/ちょっとの差で釣果をひねり出せ!


ピンクのワームだと気がつき、松本さんは川村さんのヒットルアーをスクーパーフロッグのダウンショットだと推理。

「あれででかいのが喰うとなるとちょっときついですね。昨日まではもっと冷え込みがキツくて氷がはるくらいだったのでハードルアーのパワーが効いていたのですが…」

ルアーはクラッチ、ヴァルナ、ソウルシャッドときて再びベビーシャッドに戻っています。

「亀山くらいしょっちゅうバスがルアーを見ているようなフィールドだと、ちょっとの差で釣果が変わることもあると思いますからね」

極限の釣りとも言えるエリアトラウトを極めた男だからこそ、重みのある言葉に感じますね。

(17)08:07 藤田/徐々に西へ。


白鳥ワンドを離れた藤田選手。本湖方面を目指しながら要所を探っていく。

そしてまたしても先行者が釣っている…!

「今日は先手打たれまくるなぁw」

川村選手が釣ったのもそうだが、他のアングラーが釣れていることに対してどんな感情か?記者が問うとこう答えた。

「あー、あそこバスいたんだ。っていうのが素直な感想です。トップ50の試合でも同じ。しかもコータローさんはスクーパーフロッグのダウンショットをオダか何かに泳がせているのまで見えたんで釣り方まで見れてラッキーでした。
前の人もけっこう岸ベタで釣ってたのでシャローに魚差してるんだなぁ、と。普通のフィールドなら冬にこんなにシャローに入らないと思うんですけど、これが亀山の癖なんでしょうね」

動じない、これが王者の貫禄。

(18)08:09 川村/あえてのピンクです


引き続き、釣れたパターンを継続中。

スクーパーフロッグの色は、プラでも調子が良かったピンクだ。

「濁りや朝、ローライトでよく釣れたのがピンクでした。

小さいものを目立たせるイメージです。

亀山の冬の定番は黒ですが、これは日中ですね。

だから、色も使い分けが大事。

みんなが使っている定番色は、安心感もあるけど、魚にとっては新鮮味がない。色に限ったことじゃないけど、定番物の落とし穴ですね」

(19)08:15 松本/PEシャッド


松本選手、ルアーをハイカットDRに変更。

かなりの遠投をしています。

「めっちゃ飛ぶでしょ。PEラインを0.4号にしてるからこれだけ飛ぶんですよ。しかもよく潜らせられて、キャストでも3.5メートルとかのボトムを叩けます」

シャッドであれば通常ならドラッギングで狙うようなレンジもキャスティングで到達できるのだそうです。

「ボトムの方でじっとしている魚であればハードルアーの方が効くことも多いですからね。真冬の三島湖ででかいのをよく釣る釣りかたです(笑)」

PEラインはバス釣りにいくつもの革命をもたらしそうですね

(20)08:19 川村/まだまだここで粘る!


朝一、全選手がチェックした白鳥周辺。いまだ松本さんも目視範囲にいる。

攻め手は変えず、淡々と釣りを続ける。

「みんな考えてることは同じなんだ、面白いね。

広く探りたいけど、釣れたピンから離れすぎたくもない。

日陰も少なくなって、ローライト部分もなくなってきた。

ただ、あのサイズが出たということは、ここで粘っていいと思うんだよね」

いろいろな思慮が交錯する。

攻めている場所が比較的ピンスポットであり、周辺に一般アングラーもいることから、同じ画角になっていることをお許しください。

(21)08:28 松本/今日の魚探の使い方


津風呂戦ではライブスコープを駆使し、釣果を積み重ねていた松本選手ですが、今回は少し様子が違うようです。

「これだけ寒いとバスもボトムにべったりとくっついてしまうので、ライブスコープだと見えにくいんで、ほぼ不要です。それに亀山は他の魚も多いのでバスを見分けにくい…藤田君なら別かもしれまんけど(笑)」

では今は魚探で何を見ているのでしょうか?

「地形変化ですね。岬の位置とか水深とか。ライブスコープはパースペクティブモードにしてベイトが差してくるかを見ている感じです」

釣り場や状況に応じた使い分けが重要そうですね。

エリアは変わらず白鳥島。

藤田選手は移動しましたがわ少し離れた所には川村選手の姿があります。

(22)08:29 川村/待望の2バイトめ!


「よし喰った! あ抜けた!

今のは待たなきゃいけないバイトだったなぁ。

でも小さい小さい。

フラットの張り出しでしたね」

待望の2バイトめは、残念ながら物にできず。

目の前には松本艇の姿も。

「松本くんの前で釣ってやろうとかヨコシマな考えしてるとだめだね笑」

(23)08:37 藤田/時を待つ


本湖まで来た藤田選手。

「いまのタイミングはフラットのシャローで間違い無いと思うんですが、亀山の人はみんな上手いから結構ドンピシャな場所にいるんで手が出せません」

ブラストボーンを岸ベタに入れてトゥイッチで誘う。

「適合ロッドじゃ無いので投げにくいな?」

その意図は?

「サイトに寄せたタックルセレクトなので」

サイト!?

「亀山の経験が乏しいのでプラは全体を見ていくだけで精一杯だったんです。地形の把握すらも満足にできてない。ちゃんと釣り方まで詰めようと思ったら10日は欲しいですね。
そんな流しながらでのプラでもパワーフィネスはバイトがあったので、それはもちろんやるんですが朝のいい時間にやらなくてもいいので朝はシャローを試してます。そして本命はサイトです。ただ、それが機能するまでの時間が掛かるので時を待つのみですね」

その時とは、一体!?

(24)08:46 川村/同じ釣りを継続、そして3バイトめ!


「15m先に、2段ブレイクの1段めのカドがある。

少し休ませた、美味しいところに入れますよ」

陸の覇者は、もちろん最先端魚探も使いこなす。

水中の様子は手に取るように把握できている。

「あっ喰った!

抜けた・・・。少し重くなるだけのアタリ。

これも小さかったね。

大きかったら乗ってるもん」

狙い通りのタイミングとポジションで、狙い通りのバイトが出た。

スクーパーフロッグのダウンショット、カラーはブラックに変更している。

(25)08:56 川村/目の前で松本幸雄さんがキャッチ!?


「サチくん掛けたね。

悪く無さそう。

まあ、相手は相手。みんな釣ってくるのはわかってるし」

松本さんがバスをキャッチしたのを目撃。

そして9時の休憩目前だ。

(26)08:58 松本/休憩前ギリギリに2尾目が!


休憩4分前に待望の2尾目が!

41センチ1030グラム!

ハイカットDRを水深3~4メートルのボトムに届かせてのトゥイッチ&ポーズで見事ヒット!

「ボトムべったりの魚をリアクションで釣っている感じですね。メタルだと場荒れさせてしまうのでこれで」

PEシャッドの本領が発揮!

松本選手はそのまま最高の形で休憩に入りました。

(27)09:01 藤田/休憩中


「巻きで1本、PFで1本、サイトで1本の予定の巻きがもう終了ですね。朝失敗…。いやぁ亀山ちょっと難しすぎますね。でもいろんな可能性があるすごい釣り場ですよ。ロクマルもいるし」

(28)09:17 川村/尾数発表を受けて。


9時の段階で、藤田艇は0、松本艇は2尾、川村さんは1尾。

松本さんは目の前におり、同時に発表を聞く形に。

「キョーヤは釣ってないんだ。

やっぱりサチくんやるなぁ。エリアが被ってるのは意外。

もっと大きいの狙いにいきなよー!」

と松本さんに声をかける。
「ここでリミット揃えようと思って笑」と松本さん。

一見和やかな雰囲気だが、近距離のバチバチの試合展開だ。

(29)09:17 藤田/休憩明け


対戦相手の尾数発表!
川村選手、1尾!
松本選手、2尾!

「やっぱりフラット釣れるんですね。でも僕はもうPFとサイトで勝負します。まだまだ一日あるんでなんとかできればいいなぁ。 でも油断してるとあっという間に終わっちゃいますよね」

(30)09:22 松本/リミットメイクへ


川村選手のすぐとなりで休憩を明け、尾数発表でかなりの精神的優位を得られた松本選手は白鳥島でリミットメイクを目指します。

「今日は4ヶ所くらいしか回らない予定です。笹川で3キロくらいの
を見つけたのですか、あれはさすがに難しい…。もっと釣れる亀山だったらそういう魚を混ぜないと勝つのが厳しいですから狙いに行きますが、今日はそれよりも確実に揃える方を優先します」

島状のシャローフラットの1段下をぐるりと回るような探っています。

と、すぐ後ろでは川村選手がヒット!

松本さんも中々気が気でないようです。

(31)09:22 川村/待望の2尾め、掛けた!


同じ場所、同じ釣り方で、ついにフックアップ!

「ああ、小さい!

スケール当てるまでもないね。逃して、すぐに投げますね」

ここはプラでも同じように釣れたというコンフィデンス場。

本日の川村さんはネバリストスタイルだ。

(32)09:27 藤田/これどうです?


「昨日思いつきました」


これは?

「タコフリックとでも呼びますか、動きヤバいんですよ」


す、す、すごい!!

まるでタコの足そのものだ!

「てか、このリグはなんて呼べばいいですかね?」

京リグで!

(33)09:33 川村/本日のヒットルアーはこちら


こちらは休憩中に撮影した、本日のヒットルアー。

スクーパーフロッグの3.5gダウンショット、フックはオフセット。1尾めをピンクで釣り、それ以降をブラックで口を使わせている。

メインラインは12ブレイドのPEを使用。このあたりの詳しいセッティングは、試合後にお届けしよう。

プラでも好反応だった釣りが、予定通り機能している。

(34)09:37 藤田/ようやく


長き移動の末、よりとも裏まで来た藤田選手。

「こっちは人全然いないですね! よーしここから2時間、PF撃ちまくります」

タコフリックの京リグでカバーを撃っていく。

(35)09:42 松本/移動か?粘るか?


徐々に日が高くなり、リザーバーの亀山湖も全体的に明るくなってきました。

光量や水温の変化が起こりそうなタイミング。

松本選手の頭のなかにも移動案が浮かんでいるようです。

「ここで3キロ揃えば移動するんだけど…今日3キロ釣れて勝てなかったらどうしようもないですよね(笑)」

それだけのタフコンディション、それだけの対戦相手ということですね。

今は再び朝イチにキャッチしたベビーシャッドを投げています。

「あと一本でリミットメイクですが、2本は釣らないと…朝イチの魚は流石に入れ換えたい」

ここまで比較的好調な展開を見せてくれている松本選手。

この後の展開にも注目です。

(36)09:55 松本/移動!


ついに移動を決意した松本選手はつぼりとへ。

「喰わせが効くのか確かめるため、ヨシオ(スクーパーフロッグのダウンショット)を投げます。多分今日ワームを投げるのはこれが最初で最後ですね」

岸際に投げ入れ、崩落を探ります。

「シンカーは3.5グラムでリーダーは超ショート。根掛かりさせず、よりタイトにストラクチャーを攻めるためですね」

勝利の方程式証明のための絞り込み作業ですね。

(37)09:56 川村/これって、もしかして、魚探病?


ブレイク付近を離れ、フラット上にある沈み物をチェック。

松本艇も去り、エリアはほぼ川村さんの独り占め状態。

「移動しようかなあ。あ、良い沈み物がある!

良い反応があるとついつい投げちゃう。これ魚探病だよね!?」

そして、記者がテキストを打っている最中にロッドが曲がる!

「ああ、これはボーゲー(ブルーギル)ですわ」

フックを外してすぐさまリリース。

これを機会に、移動を決意。

(38)10:08 松本/再び白鳥島へ


つぼりとは時間の無駄という判断にいたり、再び白鳥島に戻ってきた松本選手。

と、入れ違いで川村選手が上流方向へと移動。

「他の人もいなくなりましたね。あ、観光船もでてる!」

紅葉クルーズの観光船ですが、何かいいことが?

「エンジン船で、通ると結構な引き波がたつんですよ。状況が変わるきっかけになるかもしれませんよ! 何もなかったらまた移動しましょう(笑)」

そして観光船が通り過ぎると確かに引き波がたちました。

「ライブスコープにうつる魚も動き始めました。何かあるかもしれませんよ!」

成るか!?観光船パターン!

(39)10:14 藤田/テンション上がる


「いたいたいた!」

突如、声を上げる藤田選手。

「48センチ、2キロって感じの魚でした。めっちゃ浅いところにいたので、魚がこっちに気付く前に投げてればチャンスあったっすね。いそうだなーと思ってたら油断してた。昨日はいなかった場所に魚入ってますね、ワクワクしてきた」

これが藤田選手が待っていた時!?

「これは想定外です。まだチャンスありそうなので、ちょっと時間空けてチャレンジしたいですね」

(40)10:16 川村/小移動


白鳥のワンドを離れ、インサイドの島周りをチェック。

釣り方は先ほどと変わらず。

「ここもプラで魚を触れた場所。その時に釣れた、水中の木はどこだっけなぁ」

晴天無風。

気温はどんどん上がり、日向では防寒がいらないほどのポカポカ陽気に。

そろそろ次のバスが欲しいところだ。

(41)10:28 松本/フックをピンピンに!


「今日は1尾がホントに大切になりますよね」

となればかかせないのがフックの交換!

この辺もエリアトラウトの達人は非常にシビアにこだわりますよね。

「スプットリングも全部揃っているので、浮力調整も完璧にしておきますね」

凄い!松本選手のカバンはなんでもでてくるのね!

(42)10:39 川村/ジャングルクルーズ!?


「ここからランガンで行きます!」

まずチェックしたのは、白鳥ワンド横の岬。このオーバーハングをパワーフィネスで攻める。

「こういう場所は、エレキも魚探も切って、枝伝いに入っていく。
岬の先端付近の、水深の切り替わりにあるカバー。そういう場所には高確率でバスはいた。

あ!? バイト?」

どうやらなんらかの生命反応があったらしい。

この釣りも期待できそうだ。

(43)10:52 松本/本湖へ


白鳥島を後にした松本選手は本湖方面へと大きく移動。

押切沢の加工左岸がわのブレイクが絡むエリアへとやってきました。

「狙っているのはさっきまでと同じような魚。底でジッとしているようなやつをシャッドのトゥイッチです」

(44)10:59 川村/ランガン継続中!


地形変化が絡む場所のオーバーハングを数カ所手早くチェックし、移動。ボーゲー(ブルーギル)の反応だけはあるようだ。

のむらボート前を通過し、次のスポットへ。

メモを見ながら、まわるエリアを確認する様子も。

状況変化としては、やや風も出てきた。

「なかなか続かないなあ。そろそろ釣れてくれ?」

(45)11:07 藤田/本湖に


笹川筋から本湖へ戻ると、松本選手の姿。

「あの沖でなにやってるんだろう? 全く想像つかない。わからないし、僕のレベルがまだそこに到達してないんでしょうね。房総スタイルというかなんというか。いろんな人の釣りは刺激になるなぁ」

そして、湖上には生暖かい風が吹き始めた。

「ぬるっ!なんか気持ち悪いですね!」

変化はチャンス?

「んー、今は釣れる気がしないですね。全く歯が立ってない」

京弥さま…

(46)11:15 松本/でかいのがシャッドを喰う


ブレイクが岬状に複雑に張り出すエリアで釣りをする松本選手。

魚探にはベイトもよく写っているようです。

でも実は先ほどキロアップをキャッチしたハイカットDRが浸水のため殉職。

カラーが変わってしまい、ほんの少しだけコンフィデンスが持てなくなったと嘆いています(笑)

「まるで相棒を失ったみたいですよ(笑)」

頑張れ松本選手!

「他のルアーではクランクとかも気にはなるんですが、魚がセレクティブなんですよね。プラではクランクだと普通のサイズになってしまうところが、シャッドならキロアップがよく釣れたんです。」

(47)11:17 藤田/ザ器用


上流へ移動決意した藤田選手。

移動時間も一切無駄にしないのが藤田流。

エレキを踏みながらワームをカットし、ライターで接着。

「寸詰めしてます」

藤田、器用や!

ハッ…!!!

藤田器用や(京弥)!!

(48)11:19 川村/ジグ&ポークでカバー撃ち!


じいさんワンド修正のカバーをジグ&ポークでサーチ。

「僕がキッカーを獲るならこういう釣りになる。

でも今回、こういうのに全然喰ってこないんだよね。

大きいバスがみんなニジマスについて沖に出ているのか、どうなのかわかんないけど。

ガツンと一発こないかなあ」

川村さん必殺技、ジグ&ポーク、今日も炸裂してほしい!

(49)11:30 Special Thanks!


取材艇は本日ULCUS(アルカス)様から機材をお借りしています!

オリジナルのミドルデッキ、ウッド性で軽いのにdimension-Polyant社の-X-Pacというヨットの帆にも使用される素材が使われていて、耐水性・耐久性が優れてるらしいんです!

しかも柄がカッコいい!

広々ペダルボックスは微妙な角度調整もできてありがたいですよ!

https://ulcus2020.com/

(50)11:31 藤田/白鳥ワンド


見事に誰もおりません。

「本当に朝だけなんですね…。亀山って本当に難しい。でもこのエリアにはサカナいるってことだからなって、思うとついつい触りたくなりますね。見えてない証拠です」

DT6で広範囲に探る。

全ては「時」が来る、その瞬間のために。

(51)11:43 川村/こんなはずでは!?


?神社下エリアから藤林エリア、そのオーバーハングとカバーをチェックしていく。

シャローのカバーにはジグを、水中の沈み物にはダウンショットを入れていく。

「ハイプレッシャーな湖だから、だれもやらないような角度で入れていくのが大事」

しかし・・・

「出ないかあ。

もうこんな時間じゃない。

まだ全然見れてないのに」

昼の強制休憩タイムも迫り、時間的には折り返しはもう過ぎている。

(52)11:48 松本/白鳥島に戻ってメタル


松本選手は白鳥島まで戻ってきました。

丁度その時、上流方向へと進む藤田選手の姿も。

「怖いですね。藤田君の移動を決めるときの思考とかどうなってるんでしょう(笑)」

頭の片隅にライバルのことを起きつつも、シャッドを投げ続けます。

「プラの時くらいの思考でやれるといいんですけどね。試合になると時間を気にする必要もあるし、頭が固くなりがちなんですよね。ちょっとリフレッシュにメタルでも投げてみましょうか」

あまり投げないメタル、ですね。

「H-1では、ですね。ハードルアーで入れ替わり立ち替わり沢山の選手が投げる、というのが理由だったりもするので(笑)」

サーキットバイブのリフト&フォールでブレイクの下を狙います。

(53)12:16 川村/昼は蒙古タンメン!


川村さんとマシモPは仲良く蒙古タンメン休憩!

マシモPが持参したジェットボイルが大活躍。冬のボート上で食べる暖かいラーメンは格別だ。

「冬の昼は蒙古タンメンで決まりでしょ!」

お、美味しそう・・・。

(54)13:01 藤田/最大魚発表


1時間の昼休憩のち、最大魚発表。
川村選手840g。
松本選手1030g。

「おぉっ!コータローさんの魚、1500くらいあるかと思ったからなんか命拾いしたかも? サイトの魚は最低でもキロあるんでまだわかんないっすね!」

お昼はカレーヌードル、とろけるチーズチューンを食した藤田選手。
後半戦へ向けて、激る!

(55)13:02 松本/あと2尾!


最大ウェイトの発表を聞いてなおマイペースな松本選手。

「あと600位のを2尾は釣りたいですね。そうすれば藤田君がデカイのを1尾のいれてもなんとかなりそうだし」

とはいえ、午後からの天候が気になる様子です。

「どんどん暖かくなってるじゃないですか。これで魚が口を使うようになったら他二人にはかなわない可能性が高いです。あれが怖いですね」

リードしていてなお、この慎重さ。

残り4時間弱。

後半戦スタートです。

(56)13:03 川村/後半戦、スタート!


対戦相手2人の最大魚の報告を聞いて・・・

「うん、変なことになってない!

大丈夫、まずはリミットメイクだな。

それにしても、キョーヤが釣れてないってあるんだな」

一気に集中力を高めて、戦闘モードに切り替えた。

現在は大橋下ワンドにおり、両サイドのオーバーハングに分け入って攻めていく。

(57)13:11 藤田/最上流


小櫃筋の最上流域へ。
「昨日はもう少し下流域に魚がいたんですけど、濁りが落ちてきていて、ここまで上らないとクリアアップしない。でも昨日もこのエリアはいなかったし、水温も7度…折り返しましょう」
ロングラン虚しく、バスの姿は見当たらない。

やや意気消沈気味の藤田選手、何か見出せるか!?

(58)13:18 松本/白鳥島にこだわる理由


今日はほとんどの時間を白鳥島でのシャッドに費やしている松本選手。

冬の鉄板場所のイメージは確かにありますが、何故そこまでこだわるのでしょうか?

「フィーディングにあがれるシャローフラットになっているじゃないですか。しかも岬の先端にあって、差してくるであろうスポットも上流側、先端(真ん中)、下流側と揃っている」

始めに釣ったのは上流側ですよね

「そうですね。そして2尾目が先端(真ん中)、光大郎さんが釣っていたのは下流側付近だと思います。フラットに上がってやる気のある魚、あがろうとしている魚、フラットの周りの一段下を回遊する魚。そのどれもを狙える場所なわけです」

ここでシャッドキャロを手に取る松本選手。

「外周をこれで狙っていきますね。さすがに5メートルとかの水深だと普通にはボトムノックできないですから」

ルアーはフローティングのハイカット、シンカーは5グラムだそうです。

(59)13:26 川村/コータローさんを探せ!


オーバーハング下に潜り込み、その下の沈み物をスクーパーフロッグのダウンショットで攻める。

天候はややローライトに。

「個人的には、シェードができる晴れのほうが、今回はいいんだけどね。

・・・うーん、バイトがない。

よし、押切沢まで移動します!」

(60)13:31 藤田/ついに


「やることがなくなった。頼みのサイト場が一日でこんなに濁るとは…。やばいなぁまじで何していいかわからない」

時待たずしてプラン崩壊?
この絶望的状況、打破し立ち直れるのか?

(61)13:39 川村/コータローさん、全集中!


押切沢にエントリー。

「ワンド入り口に近い、ブレイクに絡んだオダ。

絶対いるよねって場所。

プラでは釣れなかったけど、条件的にやっぱり気になるんで」

AKチャター&ヤバクネで数投探り、その後スクーパーフロッグのダウンショットにローテ。

川村さんの集中力は増し、雰囲気的にも何かが起きそうな予感がする。

(62)13:45 松本/クランクをちょいなげ


同じエリアで釣りをしていたアングラーがキロアップをばらしているのを目撃した松本選手。

そのひとを、観察しているもと…

「クランクベイトで釣っていましたね。しかも結構浅いところ。試してみましょうか(笑)」

柔軟な思考で釣れている釣りを試す松本選手。

タイニーブリッツMRなどを投げましたが反応は得られませんでした。

(63)13:58 松本/何かを変える


信頼の白鳥島ですが、休憩を明けて以来バイトはあったもののキャッチにはいたりませんでした。

手を変え品を変えで最終的にはジャークベイトも投入しましたがいよいよ移動することに

「ちょっとここの魚にはシャッドを見せすぎたかもしれませんね。釣りかたを変えるか場所を変えるかが必要だと思いますので、ここは移動で」

シャッドのつりがベースなのは変えず、場所を変えるようです。

「また戻ってくるとは思いますが、それまでに何か考えましょう」

(64)13:59 川村/プラで釣れた場所が機能しない・・・


ワンド内のバンクをひとしきり流したが、バスからの反応はない。

「プラで釣れた岩盤系の下が釣れない・・・。

ローライトだからカバーから出てるのか?

ということはオープンエリアか?

白鳥に戻るべきか・・・

よし、動きます」

陸王と艇王、同時チャンピオンになるために、まずはどうかもう1尾釣ってほしい!

(65)14:15 松本/長崎へ


つぼりとにてライブスコープサイトでヨシオにチェイスがあったもののすぐに見切り、長崎へ。

ハイカットで探って行きます。

先行しているアングラーに話を聞くと、近くで40アップも釣れたとか。

これは期待できます!

「昨日釣れたのは小さかったんですけどね(笑)」

(66)14:21 藤田/道中


猪川へ向かう道中、長崎に船団。
その中には松本選手の姿が。

「今度はここに船団ができてる。釣れてるのかなぁ?」

他人に流されず、我が道を行く。

(67)14:29 川村/戻る、と言いつつも・・・


藤林エリアのインサイドの立木、そしてアウトサイドの流れ込みを、この日のコンフィデンスであるスクーパーフロッグのダウンショットで攻めていく。

しかしながら・・・。

「ヤバいな、寄り道で時間食っちゃった。

時間がなくなってきたぞ。

あっという間だぞ。

ピンチですね」

百戦錬磨の川村さんなら、このピンチを乗り越えてチャンプになってくれるはず!

(68)14:32 松本/白鳥島に船団が


しばらくシャッドを投げてはいましたが、早々に長崎は見切りをつけ白鳥島へ。

しかしフラット周りはちょっとした船団に…

「これが亀山ですよ(笑)。移動しますね」

すぐそばのつぼりとへ移動。

途中シャッドのドラッギングで効率的に動きます。

(69)14:46 川村/アイムバック!


バスをキャッチした、もっとも反応の濃かった白鳥ワンドに戻ってきた。

アングラーの姿も戻ってきているようだ。

先行者に一声かけて釣り開始。

そして、松本さんも朝と同時ポジションに入っていた。

「まさかサチくんのメインがこことはなぁ」

ひとまず、コータローさんのマイスポットで釣りが再開できた。

スクーパーフロッグが今一度火を吹くか!?

(70)14:52 松本/本命に戻ることに


つぼりとへ向かったもののなにか違うということで医院下を目指すことに。

ですが遠目で見てもシャローエリアがルアーを巻けなさそうなくらい浮きゴミがありそうなので再び移動。

幸い、白鳥島のフラット入ることができました。

直後は写真のように釣り銀座でしたが、現在はもう少しボートが減っています。

奥には川村選手の姿も…

「あと一時間。でもそれでもトラキンの1回戦の1.5倍はあるからなんとかなる…かも?」

(71)14:53 藤田/猪川上流


上り上った藤田選手。
「なにもない…」

そしてここから帰着を考えると15時半にはボート屋に戻ら必要がある。

ままなく15時からの15分の休憩があるので実質釣りできるのは15分…。

「一本でいいチャンスをくれ」

チャンスは訪れるのか!?

(72)15:05 松本/ラスト休憩


白鳥島で最後の休憩を向かえた松本選手。

背後には川村選手の姿も…。

シャッドのトゥルーチューンを確認して、最後のひと踏ん張りに備えます。

(73)15:06 川村/ラストの休憩


ここで最後の休憩に。

「やることなくなっちゃったな。

キョーヤはどこで何してるんだろうね。

お腹空いた、甘いもの食べよう!」

ブラックサンダーを食べながら、ラストスパートに備える。

最大魚も尾数も、松本さんに負けていることは発表済の事実。

ここが本当の正念場だ。

すべてをひっくり返す魚、カモン!

(74)15:20 川村/デッドヒート!


まさに死闘!

川村さんのすぐ沖には松本さんの船が。

お互いの手の内も、どちらがリードしているかも、両者おおよそ把握しているはず。

ふたりの間には、見えない火花が散っている。

熱すぎる白鳥ワンドの闘い。

あとは静かに見守るしかない。

残り40分を切った。

(75)15:25 松本/ラストまで巻き倒す!


松本選手、白鳥島でラストまでシャッドを巻き倒すと決心。

まずはベビーシャッドから投入しています。

「あ、光大郎さんも巻き始めた!」

それまでライトリグを投入しているように見えていた川村選手の動きが明らかに巻きの釣りに。

極限状態であっても相手の観察をかかしません。

そしてふと思いだし、エレキのバッテリーも交換。

「帰る時に切れたら最悪ですからね(笑)」

試合巧者とはこういうことを言うに違いないですね。

(76)15:30 藤田/いた!


もうこれ以上は…と思える上流。
そして迫るタイムリミット。

しかし、藤田選手は止まった。

「いた!!」

いろいろ大丈夫か!?

(77)15:33 川村/ついに!ついに! 2尾め!


「よし! キタ!

キーパーあるな、よし獲った!

ピンクスクーパーの時間です!」

白鳥ワンドから出て、朝もチェックした島周りにエントリー。

5mレンジにある沈み物にピンクのスクーパーを入れ、バイトに持ち込んだ。

「リミットまであと1尾!

ここまで来たら獲って帰るよ!」

この魚のスコアは、最終結果発表時の報告とします。

(78)15:35 藤田/1本目


「マジか、食った!!」

待ち望んだ渾身のフッキング。
そして、抜き上げ!

やや痩せ気味ではあるが最上流に居残るナイスサイズ!

「船にびっくりしてカバーから飛び出してきたけどまた戻って、絶対食わないだろと思ったら食いました。タコフリック、食わせの力半端ないっすね!」

気になるウエイトは結果発表をお楽しみに!

(79)15:45 松本/全集中!


「あと1尾ほしい」

うわ言のように繰り返しながらシャッド(時々クランク)を投げ続ける松本選手。

油断できないウェイト。

最後まで集中力を途切れさせません。

「同じ場所で同じようにやっているように見られるかもしれませんが、ルアーはもちろん、コースやレンジを微妙に変えながらやってるんですよ」

場所を決めたからこそ、通し方を突き詰める。

はじめにも松本選手が言っていたとおり、わずかな変化が劇的な釣果をもたらすかもしれないんです!

(80)15:50 川村/戻りましょう!


3尾めを狙うが、無情にも時間は過ぎ・・・。

「よし、戻りましょう!

10分あれば戻れるね。

くそぉ、リミットしたかった!」

あとはボート桟橋に結果発表を待つのみだ。

(81)15:55 松本/帰着へ?


藤田選手の船が帰着に向かうのを皮切りに、川村選手がのむらボート方面へ。

これをうけ、松本選手も戻り始めます。

「でも1本欲しいのでギリギリの場所でやりますよ!」

最後まで諦めずに!!

(82)16:00 帰着


全選手が無事帰着しました。

波乱の展開となった艇王チャンピオンカーニバル。

結果発表までしばらくお待ちください!

(83)17:00 結果発表


2021年の艇王チャンピオンカーニバルが終了となりました。

そしてそれは2021年のルアマガバトル企画全てが終わったことをも意味します。

一年の総決算。

おおとりとなるこの戦いを征したのは…


藤田選手 1尾550グラム

川村選手 2尾1260グラム(840+420)

松本選手 2尾1290グラム(260+1030)

よって2021年の艇王は松本幸雄選手です!


厳しい状況と幾度も耳にする初冬の亀山湖で繰り広げられた激闘はいかがでしたでしょうか?

アフタートークやタックルセッティング等は後日公開いたしますのでお楽しみに!

本日は早朝より2021艇王チャンピオンカーニバルをご覧いただきまして、ありがとうございました!

来シーズンの陸王&艇王シリーズもご期待ください!!

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