川村光大郎 OPENMIND 2022/5/26 丁寧な釣り、柔軟な発想が釣果へのキー

ここ一週間の釣行は半日だけでしたが、フィールドスタッフである “マーボー” こと山口将司のボートに便乗しました。

霞ヶ浦の土浦周辺です。

水位が低く、流入河川は濁っていました。

オカッパリでも、減水してから釣れにくくなったと聞いてはいましたが・・・

それでも朝は時合いを感じられました。

流入河川のバンク撃ちにて、早々にマーボーさんのフロッグに一発出るも、乗らず。

次はボクに、沈み枝が点在する隙間にチビーブルを泳がせてくると、突如バスが浮いてきて引ったくりました。

濁っているうえローライトだったので、カラーはマッディインパクトというペイントブレードのハデハデカラーです。

本湖に出てすぐのブッシュでも追加。

ハリースライドを滑り込ませると、フォール中にラインが引き込まれました。

減水によって岸際はかなり浅くなってしまっているので、日が上がってからは特に、少し岸から離れたリップラップやジャカゴの方が居心地良さそうに思えるのですが、時折バイトがあるのは浅い方・・・


しかしマーボーさん、なぜかバラシを連発 (?_?) ４連発くらい・・・それでも２匹釣り返しました。

ちなみにマーボーさんは、この地のローカルトーナメントでは幾度となく優勝、そして年間優勝も獲得している実力者。

釣りをするシチュエーションは、リップラップやジャカゴ、ブッシュなど色々回っていましたが、立地条件の良いところを選んでいるのが分かります

同船するのは今回が初でしたが、釣りがとても丁寧。

まず、エレキパワーは控えめ。

キャスト精度が高く、ボートを流すスピードもバスの活性やストレッチのタイプによって変えていました。

さらに、ショートバイトが続いたときにはフォーミュラーをこまめにつけていたりと、最善を尽くす。

よく釣るのも納得！って感じです(^_-)-☆

ボクは終了間際、周囲に流れを発生させる勢いで水を吸い込む水門のワキに張り出した木の下へ落とし込んだハリースライドが、流れよりも早く引き込まれ、この日イチのグッドサイズ！

ちょっと流れが速すぎると感じたところから出てきたこの一匹は、季節感の先陣を行くバスであったと思います。

ちなみにハリースライドに合わせるフックは、ライトニングストライクの♯4/0。

ボディ目いっぱいですが、今回２バイト２キャッチ、どちらもガッチリ掛かりです(*^^)v

半日にしては十分なバイト数を得られ、釣りやすい季節に入ったことを感じました。

最近は他からも楽しそうな話が舞い込んでくるようになり、行きたいフィールドがいくつも頭に浮かんで困ります(^^;

使用タックルです。

先週末は３年ぶりに「DAIWA WORKS BASS FES」が開催され、遠賀川へ。




釣りをする時間はありませんでしたが、こういったイベントも再開される動きにありますね。

毎朝、抗原検査にて陰性を確認しましたが、こうすることで自身も安心感があり、今しばらくのスタイルになるかもしれません。


そして霞オカッパリでは、弊社アルバイトの大塚一真がヴァラップスイマー4.2インチで50cmをキャッチ！

使い方を聞いて意外だったのですが、バジング（水面引き）。

ポコポコいい音を発しますが、ヴァラップのタテ扁平ボディは水面を割ると姿勢が傾いてしまうのでイマイチかな？と思っていたのですが、あまり関係ないのかな！？

本人いわく、姿勢が傾くことでトレースコースが逸れ、岸に向かって逃げていくようになるのもいいのかも？とのこと。

以前紹介したヘンテコリグといい、発想が柔軟 !(^^)!

さて、最後に動画の告知を。

ダイワ、「Ultimate BASS」にて、Newファイヤーウルフの実釣解説動画が公開となりました。

https://youtu.be/0iJmE3E5rR4

霞水系にて、ワンタックルで「巻き」と「撃ち」をこなしつつ、前作との違いやこだわりについて語っております。

特に、より投げやすくなっていることは、映像を観ていただければ感じ取ってもらえるはず！

それでは、今週はこのへんで失礼しますm(__)m

--------------------------------
※川村さんへのメッセージ､この連載のご感想を受け付けております｡メールの件名を｢川村さんへ｣としたうえで 下記のアドレスまでドシドシお送りください!!

inquiry@lmg.jp