皆さんこんにちは!
今シーズンの振り返り8〜9月編です。
今年のこの時期を語る上で外せないのは
8月3日の大雨でした。
6月27日も同レベルの大雨でしたが、8月3日はそれがより長い時間降り続き…
湖全域がドチャ濁り!そして過去イチの大増水。初めての経験でした。 これまで2〜3年に1回くらいは大雨による濁りは経験して来ましたが、毎回極端に濁るのはインレットから直接濁りが入り込む北部が中心。
上の写真は最南端のゴールドハウス目黒桟橋のものですが、
8月5日にはここ最南端まで濁りが回って来ました。
8月3日の雨が降ってる最中はこんな感じで雨の日の釣りを楽しみ、翌日からは…
クランクベイト等の巻き物でどんどん食ってきました。
クランク投げてればいくらでも釣れるから、クランクはバックアップ、あとは釣りたいルアーを投げる…そんな感じです笑 濁って増水した後数日間はサーモクラインが4m前後に出来ており、それより深い水深はやらなくて良いかな…という感じ。
つまり
それ以浅に魚が集まっていました。
場所によっては完全釣り堀り状態で、0〜6mまで入れ食い…なんてエリアも発生していましたが、それはまあオマケで…笑
大増水によりオーバーハング奥は難攻不落でしたが、その奥にスキッピングでねじ込む事も出来る野良ネズミエンペラーも活躍しましたね!
…と、巻物系が台頭していましたが、濁りの中でもライトリグで普通に釣れていました。 濁りを意識して、ほんの少しワームのパワーを上げてあげればライトリグでの数釣りも全く問題なしでしたね。
巻き物はクランクの他、チャターベイトも大活躍!
早巻きによる水面直下コールアップや、大増水により水中ウィードジャングルと化したウィード帯トップでのスローロール等、クランクベイトでは釣りきれない魚を釣っていけました(^^)
また、ウィード攻略の為の高比重ノーシンカー…ではなく、敢えての低比重ノーシンカーも活躍しましたね。
そして8月中旬頃になると、それまで4m以浅に寄せられていた魚達が深い所にも入りはじめ、フリーリグやフットボール等での深い所の釣りも良く釣れ始めました。 浅い所から深い所まで広範囲に散った事により、より多様な釣りを楽しめました。
ただし、この濁りの中でフリーリグや高比重ノーシンカーといった飲み込まれ易くてフッキング〜ファイトパワーが強い釣り=バスへの負担が大きい釣りで桧原湖中のバスが釣られ過ぎた結果、これ以降多くのバスが痩せ細り、2〜3ヶ月後には死んでしまった魚も多かったと思います。
バイトからのフルフッキングが爽快なパワー系底物の釣りですが、個人的には、来年以降はより即アワセを徹底する事、もしくはライトリグへの代替等、対策をしていきたいと思います。
…で、今年の8月以降のまた違った1つの大きな特徴はラージの釣り易さでした。
過去にも、こんなイレギュラーな状況の中で起こるラージが釣り易くなる状況を経験していたので(濁りとはまた別な条件によるもの)、意識的にラージ狙いも組み込んでいきました。
スピナーベイト、ワームのカバー撃ち、野良ネズミエンペラー等によるラージ狙い。「いつデカいラージが食ってくるか」というドキドキで本当に楽しく狙っていけましたね(^^)
そして9月末、それまで疎だったワカサギ達が、突然8〜10mに固まりだすという変化が起こりました。 よって、スモール達もそれを追って8~10mに集まり、大きな群れでフィーディングを起こすようになりました。
大雨による濁りと増水で、どのシーズナルパターンにも当てはまらないイレギュラーな状況が続いていましたが、突然「例年通りの中秋」が始まった印象でした。 次回はラスト、10〜11月編です。
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