川村光大郎 OPENMIND 2023/11/11 カスミオカッパリ! ストレートフックを再考する

今週は2日間、霞水系へ!

ダイワの撮影で、ショアコンペティションシリーズに追加となるヘビーバーサタイルの「キングバイパー」とベイトフィネス「ウェアウルフ」の実釣解説です。

“ショアコンペティション”ですのでオカッパリシーンにて、ロケ翌日にも潮来でダイワの別仕事が入っていたため近場で・・・

となると、霞水系。

どちらのロッドもカバーフィッシングは魅せたいところですが、時期的にシャローカバーはちょいとキビしい・・・

で、浮かんだのが、一部を除き数年間訪れていない水路エリアでした。

かつて低水温期でも豊富なアシやマットカバーがバスをストックしていたのですが、どうかな~!?

訪れると、ベジテーションは数年前と変わらず。

キングバイパーにブルスホッグ3インチのテキサスリグにセットし、丁寧にピッチン・フリッピンしていきます。

2代目キングバイパーはHからMHにしたことで、5g前後のライトテキサスやジグも快適に扱えるようにしました。

が・・・


応えてくれたのはニゴイとライギョのみ”(-“”-)”

う~ん、いないってことはないんだろうけど・・・

反応が無さすぎてこのままやり続けるのも・・・

他にこの辺でカバー・・・と思案し1か所浮かんだのが、支流の上流部に生えるアシ。

ここも最後に訪れたのは5年ほど前になるかな!?

背丈の高いアシが視界を遮りますが、なるべくキワに落ちるようフリップしていくと・・・

着底後にラインを張ると押さえ込まれているあの感触!!

サイズは30cmちょいですが、嬉しいですよ(*^^)v

そしてすぐに2本目も。

テキサスリグにしたのはスリ抜けを重視してのこと。

より食わせに長ける(ワームのアクションを引き出せる)のはリーダーレスダウンショットですが、狭い隙間にも入れやすい方を選びました。

そしてフックは久しぶりにストレートフック(FPPストレート♯1/0)を使用。

かつてはテキサスリグには高頻度で選んでいたのに、いつしか使わなくなっていた・・・のもあるし、テキサスリグの出番がリーダーレスダウンショットに取って代わっていたのもあります。

ストレートフックを使うきっかけは、黒田健史プロのブログ「黒田健史のいろはにほへと」を読んで。

ストレートフックの掛かりの良さはボクも実感していたし、かつてテキサスリグにはあれほど愛用していたのに・・・と思い出したのです。

で、今回バス以外にも、ニゴイ、ライギョと釣って、みな上アゴを深く貫く、“ストレートフックな掛かり方” と表現していた理想的な掛かり方でした。

テキサスリグの出番はかつてほどでなくなったにせよ、リーダーレスダウンショットでも使ってみようかな、なんて思った次第です。

で、翌日はウェアウルフの撮影でしたが・・・

雨&強風!

撮影できないので、雨が弱まってからの出発となりました。

が・・・

風が強すぎてネコリグやスモラバといったフィネスリグは扱いにくすぎる(>_<)

ここなら釣りになるかな?と両岸の土手に高さがあって風を遮る水路にてなんとか釣れてくれました。

ヒットルアーは、コスモ2.5g+M.P.S2.4inによるピンスポット撃ち。

「バスが広範囲に散る秋は横方向に泳がせる釣り」というのは理に適っている一方で、 水温が下がってきてバスの動きも鈍っていくこのタイミングからは、マイクロピッチシェイクのような一点誘いの有効性も高まることはこれまでの実績からも明らかです。

そして、最近の霞水系・・・

に限らずだと思いますが、11月としては例がない暖かさが悩ませます。

特にオカッパリにおいては、その範疇にいるバスは減っている(シャローや岸沿いから離れている)のに、その中でも散っていてバスとの遭遇率が低い感じかな。

ただ、ここにきて一段冷え込んできたので、居場所も絞りやすくなってくるか!?

寒くなってくると、バスの食い気も低下していきます。

食欲を促すようにと、タクミ漬けしたりして来る決戦に備えているところです。

最後にイベントの告知をさせてください。

11/19(日)16:00より、熊本県にある山本釣具菊陽バイパス店にてトークライブを開催いたします!!

毎年楽しみにしているヤマツリさんのイベント。

今回も恒例のピッチング大会に、景品もこさえてお伺いします。

お近くのバスアングラーの皆さま、ぜひお立ち寄りください\(^o^)/

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