達人情報 檜原湖 高梨洋平 2023/12/28桧原湖で見られる生き物達

皆さんこんにちは!

いよいよ今シーズンの連載は今回でラストです。

前回は桧原湖の生い立ちの話をさせて頂きました。

裏磐梯高原という風光明媚な観光地、桧原湖や小野川湖、秋元湖、曽原湖といった湖が生まれ、そこで気持ち良い休日を過ごしたり、釣りを楽しめるのも135年前の磐梯山の噴火のおかげ。

もっと言うならば、バスフィッシングフィールドとしてこんなにも濃い魚影と多様なシチュエーションが存在し、幅広い釣りのスタイルを受け入れてくれるのも、噴火によって作られた湖だからこそと言えます。

そして自然豊かなフィールド故に、たくさんの生き物達との出会いがあるのも桧原湖の素敵なところ(陸っぱりの場合、クマには出会わない努力をしてください)。

という事で今回は、桧原湖で釣りをしている最中に出会えるかもしれない?生き物達の一部を紹介してみようと思います(^^)

今回は哺乳類と鳥類限定で。笑

まず、桧原湖周辺はたくさんの種類の生き物達が暮らしているので、どんな生き物に出会っても不思議ではないかもしれません。

その中でも比較的会う確率が高いのは昼行性の生き物達。

夜行性、薄明薄暮性の生き物を見かけるのは稀ですね。

哺乳類で言うと、昼行性でよく見かけるのはリスとクマ、サル。

一方でキツネやタヌキ、ウサギなどは足跡の数から見ても結構な個体数が居ると思うのですが、日中釣りをしている時は滅多に出て来ません。

ただし夜間はよく道を横切ったりするので、裏磐梯の道を車で走る際は注意が必要です。

そして鳥類で夜行性といえばフクロウですが、鳴き声はよく聞くものの、姿は見た事ないので是非見てみたいですね…。

ちなみにテン(イタチの仲間)やカモシカは日中たまに見かけます。

本来は昼行性の動物でも、人間との接触を避ける為に夜行性に移行する生き物も多いんだとか。

また、イノシシも近年は温暖化の影響で生息域の北限が広がってきた事で姿を現すようになりました。

桧原湖周辺の生き物…というと、釣り人の場合真っ先にクマをイメージする方も多いかもしれません。

敵対したり、興奮状態になってしまうととても危険ですが、基本的には穏やかな生き物。

湖上と陸上合わせれば過去50〜60回ほどツキノワグマと遭遇していますが、敵意を向けられた事は幸いまだ一度もありません。

上の写真も、優しい表情に見えますね。

彼らに穏やかなままで居てもらう為にも、特に陸っぱりの場合は出会わない努力と、出会ってしまった時の知識と備えは必要かと思います。

出会った時の対応次第で結果も大きく変わります。

こちらは漂着していたカモシカの亡骸を食べに来たクマさん。

ここ、実は岸から直線距離で300m程離れた島なんです。

匂いで島に食べ物があるのを感じ取って泳いで来たという事なのでしょうから、彼らの能力って本当に凄いですよね!

ちなみにクマは泳ぎが得意。

桧原湖横断くらいなら普通にします。

北海道のヒグマは直線距離20km離れた利尻島に泳いで渡る個体も極稀に居るくらいですしね。

桧原湖某所にあるクマの冬眠穴。

3年前には親子が使っていましたが、それ以降は使った形跡なし。

流石に春先、釣り人との距離が近過ぎて居心地悪かったのかもしれませんね。笑

春先と言えば話は変わりますが、皆さんは春〜初夏くらいにかけて森から「コココココココココッ」「コルルルルルルルルルッ」という超高速で木を叩く音を聞いた事はありませんか?

あれはキツツキ達の縄張りの主張や求愛の為のドラミングで、繁殖期の春によく聞く事が出来ます。

キツツキと言っても種類はいろいろ。

上はアオゲラ。

木をズタズタにするアカゲラ。笑

ドラミング以外の時は「コンッ、コンッ、コンッ」と小気味よく木を突いていますね。

ちなみに僕の家は外壁をよく突かれます。笑

同じく桧原湖の森から聞こえて来るシリーズで「アオアー…ホー、アオアー」とちょっとマヌケな?鳴き声を聞いた事がある方も多いはず。

あれはアオバトというハトの仲間で、とっっっても綺麗な鳥なんです!

こちらも是非姿を見てみたいのですが、まだ見れてないんですよね…。

シジュウカラとエナガ。

カワセミ。

重要野鳥生息地に認定されている裏磐梯。

小型〜中型の鳥達も居れば、捕食者も居ます。

カケスを捕えたハヤブサ。

僕の目の前でハンティングが行われました。

時速390kmで急降下して獲物を捕える世界最速の鳥です。

時速390kmで獲物を捕える猛禽とは思えないくらいふっくふくな姿で水浴びする可愛らしい姿も。

猛禽類としては少し小さめ。

パタパタパタっと意外と可愛い羽ばたき方も特徴です。

自分とさほど変わらない大きさの鳥も捕える捕食者ですが、今年はカラスにケンカ売られて居場所を奪われる場面を目撃しました。

カラス…強ぇ…。笑

一方で、ずいぶんと仲良しなカラスとミサゴ。

バスアングラーの皆さん、ミサゴという猛禽類はご存知ですか?

これは是非覚えておいて頂きたい!

ミサゴは英語で「オスプレイ」。

愛用して方も多いであろうルアーメーカーO.S.Pは「オスプレイ・スピリチュアル・パフォーマー」の略ですよね。

ミサゴは主に魚類を狩って捕食する猛禽なんです。

近年は桧原湖で繁殖もしており、見かける事が増えたミサゴ。

運が良ければバスやフナを捕えるミサゴも観察出来ますよ!

ミサゴの特徴は目の黒いライン。

トビよりも白っぽければミサゴの可能性高めです。

ちなみに、カラスやトビといった身近な鳥達も大好きです(^^)

ここまで紹介した鳥達は普段から桧原湖周辺で暮らしている鳥達ですが、季節によって渡り鳥もたくさんやって来ます。

アカエリヒレアシシギ。

遥か南の国から北極海沿岸への旅の途中で立ち寄ったものと思われます。

晩秋によく見かけるハジロカイツブリ。

小さく目立たない上、水に潜るのでボート走行時に接触してしまいそうになる事も。

渡り鳥が特に増える晩秋はボートの走行には特に注意しています。

ちなみに…海沿いでよく見るウミネコもずいぶん内陸まで飛んで来る事もあるようで、たまーに桧原湖にやって来ます。

桧原湖にウミネコ。

なんか違和感ありますよね。笑

しかし「何故こんな場所にいるの?」があり得るのが生き物であり、自然なのだと教えてくれます(もちろんその原因が人間である事も)。

…さてさて、この手の話題だと止まらなくなってしまいそうなので、そろそろ終わりにしたいと思います。笑

前回の桧原湖の生い立ち、そして今回の桧原湖周辺の生き物達。

いかがでしたでしょうか?

桧原湖での釣りはそれだけでももちろん楽しいですが、是非その周りの自然にも目を向けてみてください(^^)

そして、こちらの連載は1〜3月冬季休載となります。

いつも通り4月から再開予定です。

今シーズンもご愛読ありがとうございました。

来シーズンもよろしくお願い致します!

それでは皆さん、良いお年を!

トビ(下)VSハヤブサ(上)

ノスリ

ヤマカガシ。

陸っぱりの場合は蛇にも注意。

ちなみにボートでも油断は禁物。

泳いで来て乗船しようとします。

個人的には乗せて岸まで運んであげたいんですけどね。笑

リスケツ笑。

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