川村光大郎 OPENMIND 2024/9/14 ブレーバーⅡの新しい使い方発見!?

この一週間は、霞ヶ浦と新利根川へ釣行しました。

週末に釣行した霞ヶ浦は、バスボート練習にて。

目的地までボートを走らせているとじょじょに霧が濃くなり、視界が真っ白に!

GPSを頼りにゆっくり向かうも、ちょっと怖かったですね。

入った河川はゲリラ豪雨により濁流になったところから回復し、流れは少し速かったものの透明度は増していました。

水温も30℃を超えていたところから、26~28℃台へ。

水質が良くなって釣れそうに思えたのですが、しばらくノーバイト。

一時はけっこうな濁流だったことから川から出たバスがいたにしても、想定外でした。

丁寧な釣りをするフィールドスタッフの佐藤賢一郎にもバイトは無いことから、「これは居ても食っていないぞ」と。

上流に向かうと水色はほどよく濁ってきたのですが、水温は一気に下がり過ぎたのか!?

それまで比較的スピーディーな釣りをしていて、とくに朝の時間帯はバズベイトを多投していました。

併用したジグにしても、着水と同時に泳がせるジグストでした。

しかし、横の動きに食い上げてくるほど、バスは元気でない様子・・・

そこで一考し、ルアーチェンジ。

フレックスジグ5グラムに、尻尾をカットしたハリーシュリンプ4インチをセット。

スリ抜けやすく、カバーのキワやスキマに落としては繊細に誘えるセッティングです。


すると、釣れるようにはなったものの・・・サイズは小さい(^^;

佐藤も同セッティングと、チビーブルでもキャッチするも、サイズは・・・

それでも数は重ねていき、夕方。

この日開催されていたトーナメントにより、多数のボートが浮いていると聞いていた下流域が空いていました。

ハードボトムに投じた佐藤のリズィーアピールプラスにキャットフィッシュとバスが連発し、ボクも同ルアーを投じるとヒット!

リズィーを投げ切り、佐藤はブレーバーⅡのネコリグにローテーション。

ボクもブレーバーⅡですが、フリーリグにしました。

またも・・・ですが、松本幸雄さんに「ブレーバーⅡのフリーリグ釣れますよ」と教わったからです。

すると、すぐに来たのは待望の45クラス!さらに連発!!

それが、明らかにこのリグの効果だと感じる食い方だったのです!

どちらのバスもファーストフォールで食ってきたこと。

先にシンカーが着底して、ワームがノーシンカー状態でスローフォールしているタイミングでラインが走りました。

実際にやってもらうと分かるのですが、ブレーバーはシャッドテールが抵抗になることで、フォールさせた瞬間からシンカーとワームが離れます。

よって、フォールタイムの短い水深の浅いフィールドでも、ボトムでのノーシンカー状態をしっかり稼げるのです。

そしてもう一つ、佐藤のネコリグにはノーバイトだったこと。

これまでフリーリグで使うことはなかったブレーバーシリーズですが、有望な手駒が一つ増えたと確信した次第です(サチさんのおかげですけどね!)。

数も2人で17~18匹と、結果的には数釣りが楽しめた釣行となりました。

ヒットルアーです。

そして、新利根川へは釣りビジョン『follow my F』の撮影にて、オカッパリとボートで挑みました。

かつてはよく通っていたフィールドですが、オカッパリはおそらく5年ほどご無沙汰。

レンタルボートでたまに・・・

なので、とくにオカッパリは久しぶりゆえワクワク感がありました。

ただ、タイミング悪く、稲渋の影響が残る状況に当たりました。

稲渋が大雨により流れ込むと魚の酸欠を引き起こすとされ、大量死に繋がることも。

初日のオカッパリで、岸際にエビやゴリがいないことでおかしいな?と。

さらに、中流辺りから異様に透明度が上がったことも不自然に感じました。

で、松屋ボートさんにて「稲渋の影響で1週間ほど釣果が出ず、ようやく少し釣れ出したところです」と。

生命感のない澄んだ水色は、これまた稲渋によるプランクトンの減少によるものだったのです。

さらに、岸沿いを埋め尽くす勢いで繁茂したナガノツルノゲイトウも厄介!

こんなこと記したら苦戦したことはバレてしまいますが(^^;

毎回状況が異なるのは自然と生き物相手の釣りですし、キツい状況の中にもやりようがあるのがバスフィッシングだと思っています。




初回放送は10/15(火)。

釣りビジョンを視聴できる方はぜひご覧いただきたいと思います。

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