達人情報 檜原湖 高梨洋平 2025/6/12半プリのフィーディング

皆さんこんにちは!

前回の更新で「産卵は始まったものの、水温が13〜14℃で停滞しているため半プリの活性がいまひとつ上がって来ない」とお伝えしました。

そんな状況から一転、6月6日(金曜)から暖かい日が続き、水温が15℃16℃を上回った頃から、半プリの魚達のフィーディングが活発になり、連日好釣果となっております。

半プリとは、一度目の産卵を終えて、二度目の産卵を控えているメスの事。

各ヒレが全体的に擦り減り、体表のヌメリも少なく、まだ卵を持っているためお腹が少し膨れているのが特徴です。(一度目の産卵でどの程度卵を産んだかによってお腹の大きさは個体差があります)

この半プリの魚達、一度目の産卵を終えた後数日は採餌行動が控えめで、数日経つと本格化。

ほどなくして二度目の産卵に移って行く…という、自分なりの経験から来るイメージを持っています。

そして、大きな群れを成して大規模なフィーディングを起こすのは2日程度…というのが今までの印象だったのですが、今年は今のところ6月7日(土曜)から、この原稿を書いている6月11日(水曜)まで連日起こっています。

5日続けて半プリの大きな群れが活発にフィーディングを起こすのは初めての経験です。

また、この魚達は食べているエサの多様性に富むのも特徴。

ワカサギ、エビ、水生昆虫、大きめの虫(ハルゼミ)から極小さい虫(羽アリ)など、いろいろ食べています。

食べているエサが多様だと、その分釣り方も多様になり、場所や個体によって嗜好が変わり釣り方や反応するルアーも変化します。

これが難しくも面白いですよね(^^)

今時期の虫パターンといえばハルゼミですが、羽アリを食べている事もしばしば。

ハルゼミ食いは比較的ルアーで釣り易いですが、羽アリ食いは工夫が必要。

腕の見せ所になりますね…笑

最近釣れているルアーやリグは特別な物は少なく、表層I字、虫、ネコリグやライトキャロ、高比重ノーシンカーと、スタンダードな物ばかり。

その中で感じた事に合わせて臨機応変に対応していく感じです(^^)

現在、メスを狙って釣っていて釣れて来る魚の比率はプリが1.5割。

半プリが8割。

アフターが0.5割といった所。

この状況がいつまで続くか分かりませんが、半プリを狙えるうちは楽しんで、アフターが増えて来たらまたそちらのパターンに移行して楽しみたいですね(^^)

いつでも魚のケアと早めのリリースは大切ですが、産卵期の今はなおさら。

気をつけていく所存です。

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