折金一樹 つきぬけろ! オリキンもばいる 2025/8/8 真夏のクリアレイク釣行

先週は釣りビジョン「敏腕黒鱒仕事人」で桧原湖へ。

朝晩は涼しいものの、日中は標高が高いフィールド特有の日差しの強さ。

時間帯によっては平地よりも暑いと感じる程でした。

肝心の水温は26℃平均でワンドの奥などは水温も28℃超。

暫く雨も降っていないようで水通しも悪く、少しタフな印象でした。

番組のお題は練習はフリーで釣りが出来るものの、本番は1日で釣りが出来るのは僅か10分。

考え抜いたポイントでルアーを吟味し、短い時間の中で釣らねばなりません。

ラージよりも広く速く動くスモールマウスがメインになる事から、狙うにも何を的にした戦略をたてるかが重要でした。

モノなのか時間なのか?その他の要因なのか?バイトに結び付く要因がはっきりしていないと結果に結び付きません。

明確な理由や強い要素であればあるほど、成功率は高くなります。

例えば単純にバスが多ければ多いエリアであるほど、その何処かで釣れる可能性は高くなります。

もちろん普通に釣りをするのであれば、魅力的なエリアですが、10分となると話は別。

1投で釣れるかもしれないし、10分かけても釣れないかもしれない。

短時間で釣るには、1投の可能性をいかに上げられるか?

例え1匹であっても、バスの状態やポジションをイメージ出来る方が自信を持って釣りが出来ます。

また練習の手応えを元に、如何に本番で機転を利かせられるかも必要な事。

風や波、日光などは練習とは全く同じ状況ではないので細かなイメージの調整が必要となります。

桧原湖自体も暫く訪れて居なかったので、久しぶりの地。

フィールドの規模も番組内では最大の広さであったこと、また天然湖であることは、状況が見極めづらく大変苦慮しました。

プラでは1日釣りをして、それなりの釣果が出せましたが、それが本番で通用するかどうか??

練習での1匹!バイトがとにかくアグレッシブ。楽しいのですがミスバイトになりそうな程です。

初回放送は9月13日(土)です。是非ご覧下さい!

そして明けて今週は紀伊半島へ。

こちらも久しぶりの七色池原へ行ってきました。

先ずは七色。

この時期は何度も経験があるので、どうにかなると思っていましたが、減水続きであまり良くないとの話。

ロマンスやドライブビーバーマグナムで釣りはじめこそ良い釣りが出来ましたが、その後は右往左往。
ロマンスで一発!遠くからダッシュで向かってくるのが分かって、最高にドキドキでした。

釣れなくともデカいのが見たいと思っていましたが全く。

それどころか見えバスも殆ど居ない状態でした。

しかしそこは七色。

沈める釣りも取り入れていくと連発。

定番の細ロングワームでMMZ ナミやドライブクローラースリムをゆっくり沈めるだけの釣り。

中型までが良い反応でした。

また湖中にたくさんのトンボ。

観察しているとたまに単発ながらトンボ喰いの波紋。

ちょうちんや水面放置でオリカネムシIIも活躍でした。

オリカネムシIIでトンボ喰いらしく、落ちて直ぐのバイト。

こちらもオリカネムシIIを丸のみ。水がどクリアなのでクリアカラーも有効です。

王道の釣りではないかもしれませんが、見えバスが少ない状況でも居れば反応は上々だったので、水位が上がって水面に近いバスが増えればチャンスは更に増えるかもしれません。

最終日は半日のみですが池原ダム。

時間が短すぎるのでひとつの筋の上流域のみ。

こちらも簡単ではなかったですが、上流に上がっていきポツポツ拾いながら、、ヘントに絡むサンドバーの地形変化で突如ボイル。

なんと人生最大級の規模で全然ボイルは収まりません。

遠い位置でしたが、間に合ってマイラーミノーをキャスト。

もちろんブリブリの40半ばをキャッチ。

スクールのバスの数、ベイトの数が異次元で圧倒されるほど。

そして直ぐにタイムアップ。

全く半日では触りも触りの釣りしか出来なく、本当に後ろ髪を引かれる思い。

しっかり腰をすえてやる時間が欲しいですね。

とは言え短時間でも大満喫できました。

何より、ダムの規模感、山深い大自然の中での釣りは最高でした。

また行きたいと思います。

ではまた来週!

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