【実況更新】陸王mobile2021 チャンピオン・カーニバル 本戦
(1)05:57 折金/前日談
予選では富士三湖にて、らしからぬ(?)強運も働き、大津清彰さんを撃破した折金さん。
決勝の舞台は霞ヶ浦ですが、プラクティスの手応えはいかたでしたか?
「ちょっと前に別の取材でやってたときから反応は得られていたのですが、台風後の直前プラでは反応が薄くなっているような印象がしました。それでもエリア下流域や流入河川はまだ魚がいるかなという感じです。とりあえず明日は釣りにはなります…かね」
その口ぶりではなかなか厳しそうですね。
具体的なプランとかはありますか?
「ある程度数を揃えてからキッカーを取りに行くのが安定でしょうしメンタル的には楽なのですが、土浦スタートなので大きいのをとってから数を揃えに行くプランですね。距離感が短いので基本的には東回りでやっていくつもりです。朝イチはこの辺の川をやって、数が少ないけどサイズのいい魚を釣っていければと思っています」
ずばり、目標ウエイトをお願いします!
「目標といってしまえば5キロですけど、実現可能なところで勝つためには3キロあたりですかね。状況が悪いのでそれ以下でも勝てるかもしれませんが…。キロアップを2本とキーパー1本、みたいなイメージです」
対戦相手のイメージはいかがですか?
「マーもくんは元トップ50で釣果もSNSでよく見かけるしキャストもうまい。強敵です。佐野さんも予選の北浦戦を見てとんでもないなと。カスミ水系でちょうどその日取材があったのですが、まあまあキツイ日でしたからね。同じ日に同じ水系であのウエイトってのはすごいと思いましたね」
折金さんは陸王モバイルの決勝は2回目。勝てば本戦ですが、意気込みをお願いします!
「陸王モバイルへの参戦としては3年目。そろそろ勝たないと・・・。せっつかれているので(笑)。がんばります!」
(2)05:58 加木屋/前日談
予選では真夏の府中湖で、同じくバス業界の次世代エース候補・永野総一朗との激闘を制し、6kgオーバーのスコアで快勝した加木屋さん。
――初の霞ヶ浦でのバトルロケ及び陸王、プラクティスの手応えはいかがでしたか?
プラティクスを2日間やって思ったのは、改めて「霞ヶ浦は広い」なと。公式プラの前にも先入りして、釣りをせずに湖を回って駐車スペースや流入河川の場所を確認してから公式プラに望みました。
公式プラ2日間を通してのバイトは1日4~5回。ですが、先週の台風の影響で濁りが発生していて、フィールドのの状況は、試合当日にも刻一刻変わるような気がしてます。
状況の変化に+してフィールドが広さがあるので、どうまとめて釣りを展開していくかが重要になってくるかと思います。
――具体的に見えているプランとかはありますか?
う~ん、そうですね、ひとつキーになってくるのは「流入を含めたインレット」。
流入河川がひとつの流れ込みだとしたら、「流れ」は今の霞ヶ浦を釣るうえで非常に重要になってくると思います。台風の影響でターンオーバーをかなり進行していて、水が止まっているエリアはものすごく水が悪い、それに比例してバスの活性も悪いです。
流れのある場所=インレットはひとつキーになってくるのかなと思います。
――厳しい戦いになるとは思いますが、ズバリ目標ウェイトは?
1デイなので、リミットメイク(5匹)をすることを目標としたいのですが、ただ釣りをするスポットがそれぞれ離れているので、僕の中では3匹デカいのを獲って3~4kgのウェイトを出せればなと考えています。
――今回対戦する両選手は二人とも「初」のお相手ですが印象はいかがですか?
折金さんは、もう…言うことはないですよね、ただ一言「上手い」に尽きます(笑)。
接点はあまりないですが、僕自身も折金さんの動画はいつも見させてもらっています。
房総フィールドやH-1など常にタフなシチュエーションで結果を出し続けている。オカッパリにも精通していて、今回もキッチリ釣ってこられるでしょう。
佐野さんは、ホテルに着いてから初めてお話させてもらったのですが、モバイルの予選で北浦で6kgっていうとんでもないスコアを出した方なので強敵なのは間違いないです。
2人共間違いなく釣ってくるので僕自身がどれだけ食らいつき、釣ってこられるかですね。
――最後に意気込みを聞かせてください。
僕は2017年に1度陸王本線に出させて頂いたことがあります。陸王本戦こそが僕の居るべき場所であり、陸王チャンプになるのが使命でもあるので、今回はなんとしてでも勝って、本戦に戻りたいと思います。
(3)05:59 佐野/前日談
プラクティスおつかれさまでした。
手応えをお聞かせください。
「プラクティスの手応えは悪くないです。バイトは2日間で10バイト。フックは折っていたんですけど、魚の感じは重そうでしたね。
ただ状況が日替わりなんですけど、しっかり合わせていければそれなりに釣れるんじゃないかなと」
具体的なプランは決まってますか?
「ちょっと前に来た台風で流入河川の魚が抜けてたっぽいんですが、昨日から戻り始めてて反応も悪くないので流入を中心にやっていこうと思います」
目標ウエイトはいかほどでしょうか?
「最低4キロ、できれば6キロ釣りたいです」
対戦相手の印象をお聞かせください。
「やはり、長年メディアやトーナメントで活躍しているプロアングラーなので、ぜったい釣ってくると思うので、いかに自分がベストを尽くして立ち向かえるか?と思ってます」
陸王ダービーから勝ち続けて、ようやく今試合に臨めるわけですが、あと一勝で陸王本戦です。賭ける意気込みをカメラにお願いします。
「やっぱり夢は陸王なんで、この決勝で勝って本戦の切符を掴みたい。陸王オープンやダービーの参加選手、そのほか予選を戦った選手など、この場所で戦いたかった人たちの想いの分も背負って、頑張ります!!」
(4)06:00 決勝戦間もなくスタート!
栄えある陸王本戦への出場を掛けた激闘!
陸王MOBILEチャンピオンカーニバルの幕が今開けます!
予選をくぐり抜けたのは3名。
富士三湖にて時の運までを身に付けた折金一樹さん。
府中湖でオカッパリの経験値を見せつけた加木屋守さん。
ルアマガ読者からの叩き上げでジャイアントキリングを目指す佐野亘彬さん。
秋の霞ヶ浦を舞台に激しい火花が散らされることは必死!
もうまもなく、折金さん、加木屋さん、佐野さんの順番にてスタートとなります。
(5)06:00 折金/ファーストフライト!
スタート順で一番を獲得した折金さん。
幸先いいですか? 「運使っちゃった?」
そんな(笑)
「最初のポイントは一般のかたもいるから入れるかはわからないけど…」
まずは花室川に向かいます。
(6)06:06 折金/マーモ発信!
朝イチは通称「江口水門」へ。
朝イチは結構釣れる?
まーも「釣れますね、朝イチのフィーディング場でもありますし、やっぱりターンオーバーしてるのでインレットや流れ込みなどの水の動いてるところが強い。
ただ心配なのが、出勤前のアングラーさんもいるんで入れるか…。
あと、6時から道も混みだすので、それも心配ですね…。
なんとなくオリキンさんとポイントも被りそうな予感(笑)」
(7)06:08 佐野/出撃!
ジャンケンによりスタート順は3番手。
「うわー勝ちたかったぁ! 朝イチは菱木川に行こうと思ってます。折金さんとはプラで何回かバッティングしてるので、場所被りそうなんですよね。逆にマーモさんは全然会わなかったんで、下流やるのかな?」
陸王オープン決勝では緊張のあまり、トラブルが多かったが、いくつもの死闘を超えたいま、佐野選手は冷静を保っている。
一般アングラーの代表として、いざ推して参る!!
(8)06:12 加木屋/朝はハネ!
無事桜川の通称「江口水門」に入れたマーモさん。
「朝は羽根モノから行きます!」
最初に結んだのはRVクローラー。水門周り、岸際をくまなくチェック!
雰囲気はいい!
「減水傾向にはありますが、流れがあるので魚は寄ってくるはず!それにしても浅くなりましたねw」
と言ってるそばから、反応が!バスの群れが入ってきた!
「チャンスチャンス!」
果たして朝イチフィッシュを穫れるか!?
(9)06:17 折金/花室川からスタート
先行するアングラーはいるものの、花室川にたどり着いた折金さん。
まずはドライブシャッド4インチのノーシンカーリグで予行方向にサーチ。
さらにブレードジグスペック2+ドライブスティックにローテーションし、テンポよく探っていきます。
「人めっちゃいるじゃん。こんなにいるの?」
橋と橋の間のストレッチで3名はいる状況に思わずうめき声が漏れます。
(10)06:27 折金/雰囲気抜群!
折金さん、ドライブシャッドのノーシンカーをバジング的に水面を引くのと、水面下を泳がせるのを織り混ぜつつ使用しています。
川面には時折小魚のライズが見られ、雰囲気は十分。
ドライブシャッドを通したあとにはブレードジグも同じように通し直します。
「下流も騒がしいな」
場所は変わらず花室川のエリア最上流部です。
(11)06:36 加木屋/フィーディングタイム突入か!?
羽根モノからタックルをスピニングに持ち替え、フリックシェイクでサイトを試みるも、魚は消えた…。
が、以前雰囲気はムンムン!
「2匹、キロある無しでしたね。でもまた間違いなく入ってきます!」
引き続き水門入口付近丁寧に探る。
「見えた見えた、やっぱり入ってくるなぁ、この水門は」
サイズは大小問わず、魚が回ってきている。
「ここは、ターンオーバーの影響が受けにくいエリア、かつしっかり流れもある。1日粘ってもいいくらい。それ位ポテンシャルはありそうです」
ファーストフィッシュをキャッチして流れに乗りたい!
(12)06:38 佐野/到着!
約40分のドライブの末、菱木川へ到着。
「よし、誰もいない!! 護岸際で旧コイケの吊るし、その他は野良ネズミで朝のフィーディングの魚を狙っていきます!」
(13)06:41 折金/ファーストスポットの理由
「花室川はサイズはともかくバスがいたのと、プラの時からベイトが多く入っている印象がありました。だから朝一に来ました」
折金さんの想定したプランで言えばここは大物場。
左岸と右岸を行ったりきたりしつつ、秋のセオリーとも言えるベイトを追うビッグフィッシュを狙います。
(14)06:42 佐野/いきなり!!!
旧コイケの吊るしでいきなりバイト!!
「よっしゃ、狙い通り!!」
しかし、ドラグが緩かったようで痛恨のフックアウト…!
水面に残った波紋を前に呆然と立ち尽くす佐野選手…。
「1500くらいあったすね…。狙いは間違ってない、無かったことにしよう」
自分を言い聞かせて心を落ち着かせる。
「アカン、キャスト決まらへん…」
やはり動揺は隠せないようだ。
立ち直れるか!?
(15)06:45 折金/絶叫!
艶かしい引き波を立てて水面を泳ぐドライブシャッドに一瞬魚の追尾が!?
「うわぁ。今追ってきたでしょ」
そう言った、次のキャストでヒット!
「うわあああああ」
からの絶叫フックアウト!
「キロぐらいかな…。着水してフォールしてたら食いましたね。遠投した先だからちょっとフッキングの加減が難しかったかな…」
水面に見えたシルエットは確かにでかかったです。
気負わずに次です! 次!
(16)06:46 加木屋/フィーディングのベイトは…
引き続きバスは入れ代わり、サイズ問わず入ってくるが、中々反応しない。
「おかしい、間違いなくフィーディングの魚なのに無視される。ルアーが合ってないですね」
と言って水面を観察すると、なにやら岸際にイナッコが…。
「バスが喰いたいのはこれか!」
急いでタックルを結び変えたのはブラストボーンjr。
「うわ!反応した!ハム喰い!あと一歩!」
バスはどんどん入ってきてる模様。
「ここだけでリミットメイク出来そうす」
「次はスピードで攻めてみます!」
手を変え品を変え攻めていく!オフェンシブなシチュエーションだ!
(17)7:03 折金/タックルセット&チェンジ
「強さ違いでドライブシャッドとブレードジクは使い分けました。それとドライブシャッドは表層を引けたり、沈めたりもできますしね」
表層でのチェイス、フォールでのバイトと、朝一はそんなドライブシャッドが有効に働いていた印象です。
そんなドライブシャッドのタックルはPEスピニング。
リーダーとの結束は?
「SGかな。野尻湖のOSPプロスタッフの林晃大がやっていたやつですね」
根掛かりでラインブレイクしたタックルを組み直しつつ、ブレードジグがついていたベイトタックルを2本目のPEスピニングに変更し、再度エントリーします。
(18)7:04 加木屋/ソフト&ハード、あの手この手で
ブラストボーンjr、2ウェイ、ピクピク、RVクローラー、そしてワッパープロッパーと、緩急織り交ぜたスピードのルアーで探るもバイトには至らない。
「リズムが合わない、そろそろ移動かな」
と言いつつも、時折魚は見えてくる。
「キリがないので、巻物やって移動しましょう!」
リルビルを巻き出すと突如ボイルが!
「マジ…(笑)」
マーモさんをあざ笑うかのような反応を見せる桜川江口水門。
陸王霞ヶ浦水系の洗礼を跳ねのけられるか!?
(19)07:13 折金/少しの差でバイトをひねり出せ!
ドライブシャッドに0.9グラムのネイルシンカーを挿入し、より深いレンジを探ります。
「それとちょっと速くも引けますね」
レンジとスピードの繊細なコントロールでバイトを狙います。
現在は花室川を下流方向に移動中です。
(20)07:02 佐野/異変!
静かな水面に対して、ドライブシャッド4.5インチから、サカマタシャッド6インチはチェンジ。
ソフトシェイクでi字っぽくトレース。
すると…。
「何でラインが…魚や!!!」
激しい藪の向こうで決死のファイト!!
「油断してた、反応が遅れて巻かれてる!! 頼む、頼む、いや落ち着け、獲れる!!」
朝イチのミスを取り返せるか!?
(21)07:04 佐野/いきなり!
ファーストフィッシュは45センチ、1480グラム。
いきなりカスミのキッカーサイズ登場!!
「1480!? アカン、さっきの2キロ近いんちゃう? ミスは取り返せてないけど、よかった。狙いが間違ってない! 今日はローライトでフィーディングが長引くかもなんで、今のうちに重ねていきたいですね!」
佐野さんは陸王オープンの決勝を除き、全試合朝イチに当てている。
その質問に対しこう答えた。
「そうなんですね、言われて気づきました。普段やってる淀川や紀の川の魚が岸によるタイミングが少なすぎてフィーディングする時間と場所を合わせていかんとホンマに釣れへんので、そういう魚と巡り合うように動けるようになっとるのかもしれんす。カスミの場合、フィールドの広さがエグいんで自分の感性をどこまで落とし込めるか不安やったんですけど、イケますね!」
その実力、ホンモノなり。
(22)07:19 折金/ネットが伸びた!
ランディングネット登場!?
え?いつの間に釣れたんですか!?
「いや、届くのかチェックです。ギリギリですね」
花室川の河口付近は足場が高いですからね。
掛ける前のチェック、重要です。
そしていよいよドライブクローラー3.5インチのノーシンカーを投入します。
「プラではキーパーサイズなら多く見られたんです」
行き掛けの駄賃的にキーパーを揃えたいところですね。
(23)0721 加木屋/バイト!
リルビルを巻いて反応なければ移動、と思ってた矢先のボイル!
すかさずワムワムを対岸や、バスの進行方向に投げるとバイト!
「あかん、動けん(笑)」
と思ったら水門の水が止まった。ようやく移動となるか。
「霞ヶ浦ってほんとタイミングを見極めるのが難しい。だからスポット絞り過ぎて釣りをすると無駄な時間も使ってしまっている部分もありますよね。 なので光大郎さんの霞ヶ浦でのランガンはホント参考になります。固定観念に囚われず一瞬で見極めて釣っていく。 2018年の陸王で水門4連発はいい例です。ということで移動しましょう!」
(24)07:29 折金/見えバス?
川を見ながら歩いていた折金さんが急に足を止めた!
視線の先にはゆっくりと泳ぐ…バス?
ドライブクローラー、HPバグとアプローチしていきますが無反応。
「傷ついたボラかも。騙されちゃいけない!」
見えバスを追いかけて違う魚だとショックが大きいですしね。
きっと英断です!
(25)07:30 佐野/ついに公開!
予選の北浦戦で驚愕の6キロオーバーを仕留めたシークレットリグついに公開。
「実は松本(幸雄)さんから教わって、松本さんも艇王を控えていたので隠させてもらいました。スクーパーフロッグのダウンショットです。フィールドとの相性はあると思うんですが、房総リザーバーではエグいくらいハマってるらしく、試してみたら北浦でも釣れたんでカスミでも釣れるはずですね。ミドスト的に使うので、アクションのパワーがあるのに、フィネスで速いという超便利なリグです」
師である松本氏から教わった必殺リグ。
しかし記者だけは知っている、このリグが同時多発的に全国で破壊的な釣果を生み出していることを。
その詳細は10月21日発売のルアーマガジンを見れば知ることになるだろう…
(26)07:36 加木屋/渋滞プチハマり中
セカンドスポットへ移動中、プチ渋滞にハマったが無事抜け出し、向かうは清明川。
雨も少しパラつき始めた。
「護岸が単調な清明川にはローライトと雨はプラスですね!」
プラクティスではグッドサイズも多く見えた場所!
果たして!?
(27)07:41 折金/新技!?
「いいとこ入るとゆっくりやっちゃうね。いいとこ入ったら粗末にやるテクニック!」
テクニック!?
PEスピニングの十八番である遠投力を活かし、対岸の好ポイントへキャストを決めていく折金さんのコメントでした(笑)
確かに、良さげな場所をルアーが通過したあとも未練がましくルアーをゆっくり引いてしまうって、ありますよね。
なお現在は花室川を遡上中。もっとベイトっ気があればもっと下流もいったけど、とのことです
(28)07:48 加木屋/予選からの秘蔵ルアー
三河、八田原の予選で大活躍したのが、ハッタクローラー(ティムコ)のネコリグ。
「マッディウォーターでの細みワームのロングネコはスゴい強いんですよ!霞ヶ浦でも勿論有効です!でもこのローライト具合はトップも良さそうですね」
(29)07:53 折金/ノンキー
再び花室川の1本目の橋まで戻ってきた折金さん。
HPミノー3.1インチのノーシンカートゥイッチで探ります。
と、程なくしてヒット!
「ちっちゃかったかあ」
ですが残念ながらノンキーパーなので即リリース。
3センチほど足りませんでした。
(30)07:58 佐野/コイケのリグは
朝イチにバラしたコイケのリグは、ラバーをむしったカバークリーパー3.5グラム+旧コイケ。
「この手の吊るしはホームならコスモとか使うんですが、カスミはコータローさんをはじめいろんな人にやられてると思うので変化球で。 トレーラーが球体なので、ジグはすり抜け重視です。これはハイドアップのモリケンから教わりました」
みんなの力をひとつに。
陸王オープン&ダービー魂。
(31)08:03 加木屋/トップ投げたい!と言いつつも…
しっかり丁寧にシャッドテールを巻いていく(笑)。
先行者の方に遭遇すると、ヴァラップスイマーで2本キャッチしたとのこと。
ルアーは合ってる、魚もいる!チャンスは近い!
(32)08:11 折金/移動を決意
再び花室川のエリア最上流に。
朝イチの借りを返すべく、ドライブシャッドを投げていきます。
が…
「移動しましょう」
開始から2時間。
ここにきて花室川から移動となります。
(33)08:11 佐野/ノブを探せ
背の丈以上のアシをひたすらかき分け、ラン&ガン。
釣れそうな場所は迷わず突き進む、それがノブのstyle。
(34)08:15 加木屋/ポンパドールタイム
「同じものを投げてちゃダメですね、やっぱりトップだ!」
と言って結び変えたのはポンパドール。
岸際を心地よいサウンドで丁寧に探っていく。
相変わらず雰囲気はいい、出るか!トップ!?
(35)08:20 佐野/移動!
プラからの反応との差異、そして雰囲気を読み取った佐野さんは移動を決意。
「園部川行きます。プランにはなかったんですが、なんか流入よりは河口の何かについてる感じがします。昨晩の雨で魚落ちとるのかもしれんすね? バイトのライズも収まったし、引き際です。園部なら橋脚も狙えたりもできるので、行く価値はあるかなと」
(36)08:21 加木屋/移動
清明川では1バイトあるものの、乗せきれず。トップでも反応はなかった。
「魚がいる場所には限りなく近づいているんですが、食わせきれない。
場所は合ってる、ただルアーは合ってない。やっぱり一筋縄ではいかないすね。
次に行く3箇所目は大山、着く頃には15分釣りして中間発表。中間発表の結果次第で、西岸か東岸かを見極めます」
(37)08:36 佐野/寄り道
園部川へ向かう道中、思い出したかのように蒲田川へ。
「ここの水門、結構奥行きあったんで野良ネズミ奥まで入れたら食いそうなんで寄り道です! 2投で移動しますね!」
6投で移動!
(38)08:38 折金/PEスピニングについて
ここまで折金さんはPEスピニングをメインに使っています。
「元々ほとんどPEスピニングですよ」
最近どんどん流行ってきている印象がありますが、折金さんはむしろ先駆者なんですね。
メリット・デメリットはありますか?
「メリットは飛ぶのと強いこと。あと糸ヨレの心配も少ないですね。デメリットはリーダーを組むのがめんどくさい(笑)」
なるほど。操作感とかはいかがでしょう?
「良くも悪くもルアーをダイレクトに操れますね。距離を飛ばせてそれでいてしっかり操作感できる。ただ、ラインスラッグを使って沈ませるようなワームとかには向いてないかな」 用途はどんなもんでしょうか? 「0.6号までならシャッドテールや虫のノーシンカー、シャッドプラグが多いですね。あとライトなパワーフィネスとか。もっと太い0.8~1号はディープクランクで使ったり。あとはパワーフィネスですかね。ベイトにもPEを巻くのでレンタルボートなら10セットのせて、7セットがPEということもありますよ」
かなりの割合ですが、それだけPEラインへの信頼度が高いと言うことですね。
(39)08:36 加木屋/大山a.k.aドブ
3箇所目、大山の「ドブ」に到着。 ここはハシタクさんでもお馴染みの場所。でもオカッパリだとやれる場所は限られるんで丁寧かつスピーディーにいきます」
ルアーはステルス5+リズムウェーブ+真ん中のみドライブシャッドのアラバマリグ。
ドライブシャッドを付ける理由はズバリ動きの変化が欲しいとのこと。
「あ、反応した!行くとこ反応はあるのに〜。中々プラン通りにはいかんすね」
ヤキモキする時間帯、めげるな!マーモ!!
(40)08:36 佐野/残り10分!
園部川へ着いた佐野さん。
「残り10分、ささっと巻いて休憩ですね!」
ブレイクブレードWS3/8オンス+バスアサシンで橋脚周りをスピーディーにサーチ。
(41)08:36 加木屋/休憩前に高梁川
休憩10分前に高梁川へ移動。
短い時間ですがスピーディーに護岸の際をRVラッシュアワーでチェックします。多分落ちてくるカエルやバッタを食べてるやつらがいるので」
これまでどの場所でも反応を出してるだけに休憩前にキャッチ出来ればこの先の展開も大きく変化出来るだろう。
(42)08:57 折金/移動後休憩に
プラクティスは難しかったとの話でしたが、実際のところはどんなかんじでしたか?
「一昨日は3本でしたが昨日は1バイトでした。もちろん昨日はアタリだけとるつもりでしたけど、それも少なかったです」
なるほど…確かにそれは難しそうです。
と、二ヶ所目のポイント、一の瀬川に丁度ついて15分の休憩です。
(43)09:12 佐野/バッカンの中身は
タクミ漬け!
「家で漬けてた釣れそうなワーム全部持ってきました!」
バッカンを開けた瞬間激臭が漂う。
やや匂いが漏れているような…
「完全に漏れてますねw」
(44)09:17 折金/再スタート
休憩を明け、各者の尾数の発表です。
「そして折金選手は0尾と。全然大丈夫ですよ。なんだ自分で大丈夫って(笑)。頑張っていきます」
いつも通りの折金さん。
一ノ瀬川から最スタートです。
(45)09:18 佐野/中間発表
折金選手、0尾。
加木屋選手、0尾。
「よし、行こう…」
静かにリスタート。
自分のリードを知って俄然集中の佐野選手。
(46)09:21 加木屋/休憩終了、各選手の結果を受けて
「なるほど、佐野さんスゴいですね。逆に折金さんは自分がゼロでホッとしてるんじゃないですかね(笑)」
休憩終了前の高梁川では反応を得られなかったが、他のポイントでは反応させてるだけに至って冷静。
「とりあえず休憩後はドブでアラバマしなおしてから展開を考えます!」
落ち着いているが、闘志は俄然漲っている!
(47)09:24 折金/じっくりじっくり
岸沿いを歩きつつ、HP3Dワッキーの0.9グラムネコリグをパワーフィネスタックルでやアシ壁の中やブッシュに落としてシェイク。
対岸には時折HPバグを沈め、両岸をじっくりと探ります。
一面に美味しそうなカバーが広がっており、今にも釣れそうな雰囲気です。
(48)09:30 佐野/対岸へ
インターバル明けは対岸、園部川左岸へ。
ドライブクローラー4.5インチの1.5グラムネコリグを橋脚へタイトに落としていく。
「めっちゃ食いそうなのに食わんか。てか、今日藪漕ぎ二回とかいうて、全然藪漕ぎまくってますね…。プランと違うからやろな」
(49)09:36 加木屋/ドブ河口へ移動
ドブのピンスポットエリアから少し移動し、河口部へ。
ルアーは引き続きアラバマ。丁寧に護岸際をトレース。
左右から繰り出される正確無比なキャストは芸術そのもの!
流石初代・投王!
あとはナイスキャストにナイスバスを期待!
(50)09:45 佐野/山王川へ
紛れもなく、カスミ水系最大級が潜むスポット山王川へ。
「ここはすぐ見切ります。後ろ髪引かれると地獄にハマるので」
さっと見回して、バスを確認。
「よし、いない。移動しましょう!」
(51)09:51 折金/苦戦中
一ノ瀬川の2本目の橋を渡り、水面を観察しつつ下流方向へ向かう折金さん。
見えバスを探しているのですが、姿はありません。
「何やってんだ…」
途中投げたHPバグが根掛かってしまい、ぼやきがこぼれます。
ここでリグをMMZのノーシンカーに変更。
「なんの出し惜しみもなく」
勝つための近道は全ての能力を出しきること!!
しかしそれにしても一尾目が遠い…
(52)09:54 加木屋/清明に生命を感じる
ドブ河口をチェックするも反応なく、移動を決断!
このローライトならやっぱり清明しかない!
「清明川はプラで行ったときもポロっと釣れましたし、プラで会ったローカルの人は2ケタ釣ったという人もいました。 霞ヶ浦の特徴として、エリアの広さが故にやはり釣れてる情報は大事にした方がいいですよね」
ハッタクローラーだとショートバイトで乗せきれないので、スワンプクローラーにチェンジ!
そしてアラバマに変えた直後チェイス!
「やっぱり魚絶対にいる!でもなんでライトリグに食わない!橋脚部分をどうアプローチするか、考えろ!オレ!!」
(53)09:58 佐野/寄り道2
名もなき小水路へ。
「プラでは魚入ってたんで…と思ったらめちゃくちゃクリアアップしとる。うん、魚いない。移動ですね」
展開が早い佐野さん。
「次は本命場、花室川へ行きます。30分のドライブなので休んでてください」
(54)10:11 折金/見せかけのゴージャスカバー
両岸のカバーを攻めつつ、一ノ瀬川の釣り可能エリアを回りきったものの反応らしい反応は得られません。
「ここにはサイトとカバー狙いで来たんですが…」
ゴージャスなカバーも多いですもんね。
「見せかけでしたね(笑)。最後にもう一周、バスがいないか見たら移動します」
気がつくと休憩を明けてからすでに1時間が経過しました。
(55)10:18 加木屋/魚はいる!
対岸に移動し、橋脚際タイトに攻めていると見えバスが下ってきた!
「やっぱり今の清明はバスの量が多い。
変化が少ない真っ直ぐな川だけど、ローライトだからカバーに固執してない。だならバスが沖に悠々と泳いでいるんですね」
(56)10:38 佐野/花室川へ
ロングランの末にようやく到着。
「よっしゃ、誰もいない! ここは粘りますよ!」
ルアーはカバースキャット2.5インチ。
「ひたらすら丁寧にズル引きです。ただプラと違って水がすごく悪い。流入の水の動きが読めんなぁ」
(57)10:44 折金/2週目も…
水面に気配が!
と思ってよく見てみても違う魚。
「残念。コイだ」
要所のカバーには3Dワッキーのネコリグを投入したものの、そちらにも反応は無い。
「いないですね。魚っ気があればギルとかでもつつくと思うんですけどね」
それも無いともなれば、ここにはやはり魚がいない…?
「ある意味、想定内ですけどね。菱木川に行きましょう」
2周しても何も起きない一ノ瀬川を後にします。
(58)10:54 加木屋/バイト!
再び反応があった橋脚を今度はアラバマを沈めて、かつシェイクでリトリーブするとチェイス!
すかさず投げ直すとバイト!
が、乗らない…。
「何でだよ、癖強すぎっすね、ここのバス。完全にキロアップでした」
そしてリズムウェーブには食い千切られた跡も。
「セッティングし直します」
あと一歩が遠い…。
攻略の糸口は如何に。
(59)11:01 折金/3ヶ所目/h2>
菱木川に到着。こちらも一ノ瀬川と同様に、要所のカバーを狙いつつ、サイトで仕留める作戦だそうです。
沈船があったり、斜め護岸にブッシュが絡んだりとやはり雰囲気はあります。
「水が変わったなぁ。プラの時より緑になってる」
その変化は果たして吉とでるのでしょうか!?
(60)11:14 折金/でかいのが見えた!
鋭い眼光で水面を観察していた折金さんがついにデカバスを発見!
すかさずMMZを投げるも反応は薄く…
「一瞬みたんですけどね。2キロ近くありますよ」
まさしくキッカー!
もう一度見つけ、サイコロラバーで再度アプローチします。
(61)11:28 佐野/当たらんか…
花室川で腰を据える佐野さん。
カバースキャット2.5からファットヤマセンコー3インチはローテ。
「ここは昨日4バイトあったんで期待してたんですけどね、当たらんか…。やっぱ水も変わってるし、状況が違うっぽい。どうするか、いやもう少しやろう」
迷いを断ち切るバイトが欲しい!;
(62)11:34 折金/捕らえきれず
2キロフィッシュはやはりクレバーでした。
「もう一度アプローチしようとしたら、こっちの姿をみてスッと沈んでいきました」
一筋縄では行かないですね。
再び見えバスを探して川沿いを歩きます。
お昼休憩まであと30分を切りました。
まずは一尾。
果たして?
(63)11:36 折金/捕らえきれず
清明川を粘るも2バイトノーフィッシュ。
「また午後に入り直します、絶対また口を使うはず。朝イチの桜川に向かいつつ、花室川もチェックしましょう」
花室川に行くと、そこには佐野さんの姿が…。
「佐野さんも東浦じゃなく、西を選んだのかもしれないですね」
そして桜川に着くと、大量のイナッコが!
風も出たのでソウルシャッドを巻いてみます、それにしてもイナッコの数が色々不気味(苦笑)
(64)11:51 折金/ここでロッドチェンジ!?
お昼休憩直前にロッドを変えた折金さん。
ベイトからスピニングに変更し、ルアーもネコリグに。変更。
菱木川にて、前半戦のラストスパートをかけます!」
(65)11:54 加木屋/ムッズゥ!!
選んだエリアに間違いはない、あと一歩のところまでいくも魚を掛けることが出来ない。
様々なルアーを投入するも、食わせきれず自問自答するマーモさん。
苦しみながらも、霞ヶ浦という難問を解き明かそうとするところはどこか楽しそうでもある(笑)
(66)11:58 佐野/巻く!
昼のインターバルまで残りわずか。
「巻こう、リカバリープランは昼に考える。約2時間ノーバイトか、不安になってきたなぁ…」
プラでの感触が良かったためかなりの時間を費やしたが奏功せず。
さて、どう展開する!?
(67)11:59 加木屋/休憩まで残りわずか
休憩まで残すところ10分で江口水門から河口へ移動。
テンポよく、ヤミーフィッシュを石積みや杭に向かってキャスト&フワフワフォール。場所を移動しながら撃ち込んでいく。
「ほーんと25センチも釣れませんね(笑)」
(68)12:01 折金/午前中終了
「昨日も今日も見えたのは5尾くらいですが反応しないですね」見えた魚のサイズがサイズだけに、若干後ろ髪を引かれますが、菱木川を後にして、お昼休憩です。
午後は更に別の場所に入る予定とのことです。
(69)13:00 佐野/中間報告2
昼のインターバルを空け、対戦相手の最大ウエイト発表。折金選手、0グラム
加木屋選手、0グラム
「0!? ゼロ? マジか、俺対戦相手をゼロにする魔力でもあんのかな?
ってことはやっぱりかなり難しいんだ。しかも、僕にとってはキーパーが大事な展開になってるわけですね。1800グラム一本とかで捲られないようなウエイトを作らないと!
ってことは、菱木川や山王川はない。よし、吹っ切れた、やること決まったわ」
ゼロは意外でしたか?
「超意外でした。プラは二日間とも晴れだったのでやったり状況が全然違ったみたいですね。でも他の2人もここから展開変えていくはずだと思うので、アドバンテージを考えずにスコアを積み重ねていこうと思います」
(70)13:01 折金/東岸南下作戦!
お昼ご飯の後にトップスのシュークリームを食べた折金さん。午後はどんなプランですか?
「本湖の東岸にあるウッドカバーや水門をやりつつ、北利根に向かいます。5本とにかくそろえたいですね。それも難しいとは思いますが」
某社の霞ヶ浦水系マップで場所をしっかり確認中。
それでは13時になりましたので、各選手の最大ウェイトを発表します。
加木屋さん0グラム
佐野さん1480グラム
です。
「きてますね。これはどうみるか。まあ…頑張りましょう。1400かキャパいっぱいだな…」
折金さんの午後からのマクリにご期待ください!
(71)13:06 加木屋/午後の部スタート!
各選手の最大魚の発表を受けて改めて反応のあった清明川へアタック!「折金さん、マジすか! 突き抜けてない!(笑)。東岸行こうと思ってましたが、西浦サイドで頑張ります! やってることは間違ってない」
佐野さんの最大魚はどう思います?
「狙ってる魚は同クラスのサイズですね、今も花室川にいたので、釣ったのは近い場所…かも。午前中に引き続きドブ、高梁、清明と反応のあったエリアで頑張ります」
マーモさんの迷いが晴れていく…!まずは1尾、キッチリ獲りたい!
(72)13:14 折金/本湖東岸でパワーフィネス!
まずは休憩していたコンビニに程近い本湖のウッドカバーから攻略です。ルアーはHP3Dワッキーのネコリグ。
立ち位置を少しずつ変えることでひとつのカバーに何度もアプローチし、カバーの中でシェイクして誘っています。
(73)13:27 加木屋/午前とは違うアプローチで
午後イチは、今回のマーモさんの推しスポットである清明川橋脚へ。午前とは違うルアーでバスへの反応を伺う。
「多分アラバマに反応あったから横の動きがいいんだと思います。
でも、せっかくなんでサイコロラバーを。あとはドリフトクローの横横セッティングで試してみます!」
(74)13:28 折金/藪の向こうは桃源郷?
続いて別場所の藪をこいでタッガー+ドライブスティック3インチで探ります。
「めちゃめちゃ釣れそうだけどな」
足元は垂直護岸、すぐそばにウッドカバー、沖ではボラが跳ねて生命感有り。
パラダイスな釣果がもたらされる!?
(75)13:42 佐野/移動…ってあれ?
長きにわたる花室川についに終止符。
移動を決意したそのタイミングで…
???「甘いもの食べて!」
初代陸王オープンチャンプ、岩佐氏登場。
岩佐「今日の俺はモッてるから、きっといいことあるよ」
どうやら、昨日無くした財布が見つかったらしい。
「藁にも縋りたい思いなのでありがたく頂いてラッキー注入しましょうか!」
いざ次なる場所はいかん!
(76)13:44 折金/桃源郷は無かったよ…
藪の向こうにパラダイスはなかったので本湖東岸の別のウッドカバーへ。
再びタッガー+ドライブスティックのセットで探っていきます。
一投あたり10秒ちょっとのシェイクで回収を繰り返し、テンポよくアプローチしております。
しかしなんとも職人感のある釣りがよく似合うこと…
帰ってきた折金さんの手には…うん?
「目の前にドライブビーバーがぶら下がってました(笑)」
レッツ! ラインポリス!
(77)13:45 加木屋/雰囲気が変わった…
清明川橋脚にサイコロラバーなど新たなルアーを投入するも反応なし。
車へ戻りアラバマを投げても反応はない。
「さっきいたバスがコイに変わってる…。やっぱり秋なんだな」
再び車へ戻り今度はドライブシャッドをチョイス。
「ちょっと河口部までこれ一本でランガンします」
女とバスの心は秋の空、決して囚われ過ぎずあらゆる可能性をアプローチしていく。
早く精神安定剤な1本が欲しい!
(78)13:58 佐野/大須賀津排水路で
カワウの大群。
「ちょっ!やめてやめて!!」
ダッシュでお目当てのスポットへ。
「すんごい数のカワウでしたね。まぁそれだけエサがいるということでポジティブに!」
(79)14:06 加木屋/記者は来てくれると信じてた
清明川を移動しようとしたとき、現れたのは… 昨年の陸モバチャンプ!岩佐さん! 先程、佐野さんへ差し入れを持ってきてくれたとの!情報が記者には入ってたので、こちらにも来てくれると信じてました!(爆) いつも差し入れありがとうございます! この時間帯の甘い物は神です(多謝!)
(80)14:10 佐野/見たらあかんもん
「移動します!」
と車に戻ろうとした瞬間…!
「うわっ! デカい!!! 2匹おる! こっちにおったんか!! えぇ?? うわぁ見たらあかんもん見たかもしれん…このタイミングでコレはどうしたらいいんだ?」
まさかのビッグフィッシュとの遭遇。
どんな手を繰り出す!?
(81)14:14 折金/カバー撃ち3種の使い分けは?
桃源郷を求め、絶賛南下中の折金さん。
3ヶ所目はドライブビーバー3インチのフリーリグを握りしめ、藪を漕ぎます。
「いないっすね。これ。戻ります」
かなりの秘境で竿を出しましたが残念ながら反応はありませんでした。
ちなみにここに来るまでで、ネコ、スモラバ、フリーリグとリグを変えていましたが、何を意識して使い分けていたんですか?
「プレッシャーが明らかに高い場所なら食わせ能力の高いネコ、すり抜けがよくてテンポよくカバーを撃っていくならスモラバ、フッキングスペースが狭いときにばらしにくいのがフリーリグですね」
カバーの一言で済まさない。
職人の気概ですね。
(82)14:17 加木屋/ドブバマ!
清明川に引き続き、午前中反応があったドブへ。
しかしバイトは得られず…。
「移動しましょう!次は高梁川へ!」
テンポよくランガン! まだまだ諦めちゃいない!
(83)14:21 水門もしっかりチェック
4ヶ所目も更に南下し、本湖に面した水門にやってきた折金さん。
水門の中を入念にネコリグで攻め、外側はドライブシャッドを巻いていきます。
PEスピニングならドライブシャッドのノーシンカーでも写真奥側のシートパイルに届きそうな位にカッ飛んでいます。
(84)14:26 加木屋/高梁バマ
高梁川護岸際をアラバマで丁寧にアプローチ&ランガン。
しかしバスからの反応はなし。
いつどこでも喰ってきそうな雰囲気がするのは記者だけ!?
ローライトから日も出始めてまた状況は変化していってるようだ。
「食わないか〜、そして次の休憩まで残り30分、どうするかな」
時を捉えられるか!
(85)14:32 佐野/高梁川に行くと
加木屋選手の姿!
「あれ、マーモさんか。寄り道してる間に先越された」
タイニーブリッツで護岸をトレース。
「夕方巻こうと思ったんですけど、マーモさんも巻いてるっぽいんで違う釣りにしよう」
ハドルフライ3.5インチのダウンショットとタイニーブリッツMRにチェンジして、流していく。
(86)14:44 佐野/動いた
「あ、マーモさん移動された」
微笑みながら手を振る加木屋選手。
「上のカバーで釣ったんかな? そろそろ追加せんとまずいっすわ」
(87)14:45 折金/霞ヶ浦本湖もかなり下流に
南下の旅もいよいよ大詰め?
何故なら霞ヶ浦の最下流が近づいてきたからです。
本湖東岸5か所目は再び水門。
折金さんいわく、最近釣れる水門もわかってきたとか。
初めはカバーだらけだった湖岸もここまでくるとかなりオープンです。
ここでは水門の中にドライブスティックのノーシンカーを送り込み、短い距離でもしっかりとアピールできるよう、シェイクしてダートさせつつ引いてきます。
さらにドライブシャッドを4インチにサイズアップし、水門の中、護岸やシートパイル沿いと、次々に巻いていきます。
(88)14:54 加木屋/ラストドブ
高梁川を見切り再度ドブへエントリー。
高梁川では今回初めて佐野さんとパッティング。
「狙うポイントは似てる、花室川にまた戻りそうだな(笑)。そしてここのドブは今年最後です」
今年も1年間(?)お世話になりましたw
(89)15:01 折金/ミミズのフリーリグ
もう藪はないのかと思いきや、更なる南下で再び遭遇。
ここで折金さん、MMZのフリーリグをセット。
「ミミズのフリーリグです」
こ、これはヤバいですね(笑)
残念ながら少し投げたところで15時になりましたので、15分の休憩になります。
(90)15:17 折金/桃源郷とかいて北利根川と読みたい
休憩を明け、移動を開始する折金さん。
「午前中からあっちに行っておけば良かったかな。3本はそろえられてたかも…」
今日ここまでの釣れぶりを考えるとそう言ってしまうのもうなずけます。
折金さんが目指すのは当初から数をそろえる場所と目論んでいたエリア。
今回のルールではもっともスタート地点から離れた、北利根川です。
(91)15:18 加木屋/ラスト1時間30分は…
「清明川に賭けます!夕方絶対魚差してくるので!」
今回一番反応を得た清明川橋脚スポット。午後イチは反応を得られずも再々度入り直す。
果たして勝利を引き寄せるバスをキャッチ出来るか!?
サイコロバスーを橋脚に丁寧にアプローチしていく。
(92)15:30 佐野/なんでなん!
「よし、きた!!」
鳴り響くドラグ音。
ジィーッ、プッ…。
「うあぁぁぁぁぁっ!!」
崩れる佐野さん。
「このタイミングでそれはきつい!なんでなん??」
(93)15:31 折金/夜越川へ
やってきたのは夜越川と北利根川の合流点。
HPシャッドテールのダウンショットリグで探っていきます。
南からの風が少し強いため、釣りはしにくそうです。
(94)15:37 折金/テクトロ風
ダウンショットを使い、垂直護岸の足元をテクトロ風にじっくりと探っていく折金さん。
シェイクしつつズル引いてラインスラッグが出来たら半歩歩く、と言ったペースです。
沖側もあわせてキャストで探ります。
(95)15:38 佐野/フレンズ!
陸王フレンズ、昨年オープンBブロック代表、決勝進出者の萩原さんが応援に!
「うわ、萩原さんやん! だからバレたんや!」
萩原さんは差し入れとエールを送って去っていった。
「マジでめちゃくちゃ凹んでたんで元気出ました。仲間ってやっぱりありがたい」
(96)15:54 加木屋/いない…
ルアーをハッタクローラーに変え、橋脚を丁寧に両岸から攻めるも反応なし、いるのはコイのみ。
「まだ、時間が早いかもですね、でも離れたら場所取られそうだしな…悩む…」
悩みつつも丁寧にルアーはアプローチ、チャンスは突然訪れる…はず!
(97)16:01 折金/ついに!
「泣いても笑っても最後」
折金さんがそう言ってやってきたのは北利根川の右岸に広がる斜め護岸エリア。
携えるのはドライブビーバー3インチのフリーリグと、HPシャッドテールのダウンショットリグ。
と、橋脚を撃っていたドライブビーバーに待望の一尾目がヒットです!
30センチ320グラム!
これは反撃の狼煙があがったか!?
(98)16:03 加木屋/残り1時間!
橋脚から少し離れた護岸の対岸ドライブシャッドで撃っていくと、着水直後のカーブフォールでバイト!
「これだ!護岸のカバーをやってればチャンスがあるかも!」
突破口が見えてきた!残り1時間奇跡を見せてくれ!
(99)16:07 折金/目指すはリミットメイク!
「このエリアだと、サイズは今のみたいなのが多いですね」
ということは何としても数をそろえる必要があるということですね。
と、話している最中にもバイトが!
残念ながらフックアップし損ねたたものの、明らかに今日一日を通して反応が多いです。
あと4本!お願いします!
(100)16:09 加木屋/奇跡の夕方3連発!
を起こす気満々なマーモさん!
ドライブシャッドを対岸に撃つべし撃つべし!
「まだまだ!絶対諦めないですよ!」
リボルテージは高まる一方だ!!
(101)16:17 折金/根掛かり必至エリア!
しばらくドライブビーバーをズル引いたあと、同じ様に橋脚まわりをHPシャッドテールのダウンショットでアプローチ。
「北利根は魚が多いのと、大きい地形変化として橋脚をやってます。ボトムはガチガチで、フリーリグが根掛かりしてないのが奇跡的な位の場所です」
話している矢先にダウンショットリグ根掛かりしてしまったため、現在はドライブクローラー3.5インチのネコリグを使用しています。
(102)16:18 加木屋/再び橋脚へ
ドライブシャッドの対岸カバー撃ちは2回反応があったものの、いずれもショートバイトに終わった。
そして再び橋脚近辺のカバーへ。
「ここもこの川のカバーとしてはゴージャスな方なのでめげずに撃ちます」
まだだ、まだマーモは終わらんよ!
(103)16:20 佐野/最後まで!
残り時間は40分。
高梁川で最後を迎える模様。
さぁ、一般アングラー代表として意地を見せられるか!!
(104)16:31 折金/再びフリーリグ
ダウンショット、ネコリグとアタリが遠のいたため、再びドライブビーバー3インチのフリーリグを投げる折金さん。
ロッドを縦方向にさばくズル引きで根掛かりを極力回避しつつ誘っていきます。
そして試合終了まで30分を切ったこのタイミングで小移動。
下流側にあるカバーまわりを狙うようです。
(105)16:33 加木屋/残り30分!
先程撃っていた対岸へ移動し、今度は逆を撃つ。
ルアーは引き続きドライブシャッドノーシンカー。
「雰囲気はだいぶいいすね、これは最後の一投まで気が抜けないやつです」
その通り!水中にルアーがある限りチャンスはあるのだ!
果たして時は訪れるのか!?
(106)16:41 折金/2尾目!
ベジテーションカバーのまわりをドライブビーバーのフリーリグで攻める。
タイムリミットは近い。
それでも冷静に、的確なプレゼンテーションを繰り返します。
と、その堅実さにバスは応えてくれる!
狙いどおりのカバーにて、2尾目となるバスをキャッチ。
サイズは・・・、試合終了後に発表!
怒涛の追い上げが始まります!!
(107)16:42 加木屋/残り15分
最後は反応があった橋脚に全集中!
アングラーも増えており、この川がポテンシャルを秘めていることは事実!
アラバマを撃つべし撃つべし!スワンプスキニーも撃つべし撃つべし!
悔いを残さずやり切れ!
そして奇跡を起こせ!
(108)16:51 折金/3尾目!
土壇場の追い上げを見せる折金さん。
中間発表のウェイトを聞いている関係で、少なくとも同クラスの魚が2本は必要であることは折金さんも織り込み済み。
と、ここでさらに3本目を追加!!
こちらもサイズは結果発表までお預け!
ラッシュ!ラッシュ!
(109)17:00 佐野/ストップフィッシング
終了の合図とともに、悔しさからの男泣き。
「情けない釣りをしてしまった。お上してくれた家族、仲間にほんと申し訳ないです…。ここまで掴んだチャンスでこんな不甲斐ない結果、ホント未熟です…。ごめんなさい、これ以上何もいえません…」
あふれる涙を拭いながら、車に戻る佐野さん。
結果はわからないが、厳しいこのカスミ水系でプロを相手にナイスファイトしたのは間違いない!
一般アングラー代表として、胸を張れ、前を向け!
(110)17:01 折金/ラスト!その手に掴むのは…!?
土壇場でマクリを見せた折金さん。
最後の一投の最中に時間切れとなってしまいした。
「朝のバラシが効いてますねぇ」
一先ずは土浦に戻り、最終結果の発表となります。
(111)17:02 佐野/終了後に
初年度陸王オープンAブロック代表、梅地さんが差し入れに。
「梅地さん、今度なきのラーメン釣れてってください」
(112)17:06 加木屋/ストップフィッシング
最後に奇跡を期待したが、無常にも時は過ぎ去った。
「お疲れ様でした、なんという対戦者に負けたというよりは霞ヶ浦に負けた感じです。魚が居る場所を見つけることに集中して、食わせ方まで詰められなかった。その証拠に朝イチ2本釣られた方がストップフィッシング間際に来て1本釣られてた。それが全てを物語ってます」
なんと朝イチ釣られた方は本日清明川で3本も釣っていたのだ。しかもこのお方はモバイル会員。
マーモさんを応援してくれてたのだが、エールは届かず…。
ちなみにモバイル会員のスーパーロコ様の3本目は、ハリーシュリンプのバックスライドで、護岸のカバーを丁寧に撃っていたとのこと。
あと一歩…あと一歩が詰められなかった。悔しさが残る陸王モバイル決勝となった。
(113)19:00 最終結果発表
陸王モバイル2021決勝戦「チャンピオンカーニバル」。
霞ヶ浦水系戦が終了しました。
気難しい秋の激戦の最終結果はこちら
佐野亘彬選手:1尾1480グラム
折金一樹選手:3尾1020グラム
加木屋守選手:0尾0グラム
よって、第4回陸王MOBILE優勝は、佐野亘彬選手です!!
昨年行われた陸王ダービーを圧倒的な実力で突破し、今年の予選では陸王オープン覇者を撃破! そして今回の戦いを制し、陸王本戦への出場権を獲得しました!!
これぞ陸王ドリームの究極系!
来シーズンは、佐野さんの本戦での活躍も注目です!!
そして、ご覧のユーザーのみなさま、本日は早朝よりご視聴いただき誠にありがとうございました。最後に激闘を魅せてくれた3人の選手に盛大な拍手をお送りください!
※大会の詳細及び使用タックル&ルアー等は後日、当サイトに掲載いたします。今しばらくお待ちくださいませ。
そちらも、ぜひお楽しみに!
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