【本編】陸王MOBILE2022 第2戦(再戦)加木屋守VS仙石快 in印旛沼水系
(01)06:15 スタート!
あの岡山の激戦から1ヶ月…。中京の2大ヤングガンが千葉は印旛沼水系にて間もなく再戦!
遂に決着の時が来る!
6時20分よりスタートとなります!
(02)06:15 加木屋/陸王本選に戻るべく…
まさかの陸王モバイル再戦の日がやってまいりました。今回のプラクティスはいかがでした?
「2日間やって、メインエリアとして見えてきたのは将監川ですかね。魚からの反応から考えると、流れを避けている印象だったので…」
サイズはでそうなんですか?
「手繰川でいいサイズが見えてますね。ただ今回はまずはリミットメイクを目指すつもりです。今回の再戦は外せませんからね。陸王本選に戻ってみせますよ…!」
6時15分。 前回とは逆に加木屋さんが先行スタートです!
(03)06:16 仙石/今日こそケリをつける!
スタート開始!…と思いきやトイレを先に済ましマイペースな仙石選手。
だいぶ戦いの舞台にも慣れてきたかww
「おまたせしました(笑)。プラの感触はぼちぼちと言ったところです。エリア的には長門、将監がメインで、3箇所有力な場所があって、流れが効いてるエリアになるので何度か入り直していなと。メインベイトがエビからボラに変わっていってるのでしっかり見極めて判断していかないとですね。今日はスーパーランガン作戦です!」
(04)06:27 加木屋 将監川最奥エリアからスタート
およそ10分の移動の後、ファーストスポットへとやってきた加木屋さん。
「サイズはちょっと選べないのですが魚が多く残っている場所です。今回は大きな移動が少なくできそうなので、釣りする時間は多いですね」
仙石さんとバッティングの可能性はありますか?
「どうでしょうね。プラクティスではここはしなかったです。他の場所はかぶりまくりでしたけど(笑)」
将監川の最奥にあるインレットとの合流点付近をまずはパワーフィネスで探ります。
「朝はやっぱり入ってないかなぁ…」
(05)06:31 仙石/ファーストスポット到着!
仙石選手の最初のスポットは長門川の下流エリア。
「マーモさんとバッティングしなくてよかった〜、プラで被りまくってたんですよね」
護岸際やストラクチャーをサイレントキラー115でタイトに水中ドッグウォークでアプローチ。
さぁ全国1000万人のバスファンに夢を魅せてくれ!
(06)06:31 加木屋/誤算…!?
「今回ひとつミスったのが、フローティングカバー(ナガエツルノゲイトウやミズヒマワリ)を触れてないんですよ。どこにでもありすぎてプラでは触らなかった…」
重要になりそうなんですか?
「今日は放射冷却が結構きついですからね…。こういう時にはフローティングカバーの下に避難してることがあるんです。試合になるとプラでやってないことに気づきますね(笑)」
これを仙石さんが狙っていたら…
「釣られてしまうでしょうね…なので一応触ってみます」
シャローフラットをスクーパーフロッグのダウンショットで探り、足下のフローティングカバーはビーツ+RVバグ1.5のパワーフィネスでアプローチしていきます。
(07)06:43 加木屋/ファーストフィッシュはノンキー
と、解説してくれている最中でパワーフィネスにヒット!
も、フッキングで魚がすっ飛んできました。
「ノンキーですね。このサイズを含め、数が釣れる場所なんですよ」
たくさん釣ってサイズを揃えていく戦略ですね。
ヒットルアーはビーク+RVバグ…あれ?岡山ではコイケがついていましたよね
「今回はコイケだとトゲトゲの張りが嫌がられるのか、すぐ吐き出される感じなんですよね。なのでより嫌がれにくいRVバグにしています。まあさすがにこのサイズは想定外でしたけど」
(08)06:44 仙石/サイレントキラー1000本ノック!
エリアを少し移動し、橋下へ。
明暗はもちろん、ストラクチャーも多く沈んでおり、ベイトとなるボラも多く身を寄せている。
「ここは何回も入り直すと思います。ボラの感じもあまりないんで、朝イチはお留守ですね、移動しましょう」
スピーディーなランガン作戦が吉と出るか!?
(09)06:52 仙石/ファーストフィッシュ
次のポイントへ移動するため、車へ戻る途中突然閃いたのか、かの光大郎インレットの対岸へ。
「ちょっとやっていきましょうか」
サイレントキラー115で沈船の周りを丁寧アプローチすると…
「キタ!」
記者が反応する間もなく電光石火でキャッチ!
ファーストフィッシュは31cm/500gのボラ喰いバス!
「フック、キンキンの新品にしといて良かったー!」
長門川から仙石ワールド開幕だ!
(10)06:55 加木屋/ビークのガードは2本カット!
「前回のでかい奴ばらしたのが忘れられなくて…今回はガードの本数も減らしてきました。マジで夢に出ましたもん(笑)」
動画だとこの辺で前回のばらした瞬間がインサートされるんでしょうね(笑)
「あの魚取れてれば、今ここにいませんからね」
そうこうしているうちにパワーフィネス二回ほどバイトが続きます。
「まあサイズは小さかったですけどね。でも間違いなく魚はいる場所ですよ」
(11)07:01 加木屋/待望の1尾目!
パワーフィネスでじっくり探る加木屋さんに待望のファーストフィッシュです!
「めっちゃ時間かけてやっとくってきましまよ。やっぱり寒さを嫌ってそうですね。これで少なくとも決着はつきますね(笑)」
まずは29.5センチの480グラムです!
「将監も流れの影響で魚の入れ替りが激しいと思うんです。また釣れると思いますよ」
この調子でリミットメイクです!!
(12)07:10 仙石/朝日が…
サンシャインが眩しいぜ…
「朝イチ魚穫れるとこんな気持ちラクなんですね!」
光大郎インレットへ移動の足どりも軽い笑
(13)07:11 加木屋/手前は小さい魚が反応?
「なんか五三川みたいですね」
岸際のカバーにビークを投入しながら少しずつ移動する加木屋さん。
当たりは多いようですが…
「いやー手前でもすぐ反応はしてくれるんですけどね。魚が小さすぎるみたいで。ギルかもですが 」
確かに先ほどのキーパーも岸際からは少しはなれていましたね。
「スクーパーのダウンショットは割りと大きいのが反応してくれていたんでこれに期待ですね」
プラクティスでは好感触だったというスクーパーフロッグのダウンショットリグ。
こちらはボトムに転がる枝対策でガード付きのマス針を使用して、沖を広く探るのに使っています。
(14)07:16 仙石/中京の最終兵器を投入!
光大郎インレットにエントリーした仙石選手。
「ここは複雑にカバーが絡むので違うルアーを」
そう言って取り出したのはスイムベイト。
「地元のローカルブランド・ファイナルウエポンのイービルシャッドです。素材がめちゃめちゃ柔らかくてテロテロ系です」
今回の主戦力のひとつ。果たして千葉で火を吹くか!?
(15)07:19 加木屋 宣言通りのサイズアップ
「スクーパーフロッグならサイズが出るかも…」
と話していた矢先に、スクーパーダウンショットにヒット!!
「やっぱり! サイズアップですよ!」
計測してみると、34.5センチの560グラム!
「いいですね。この調子で9時までにはリミットメイクしたいです」
ビークとスクーパー。
この二刀流で勝利への道を切り開きます。
(16)07:34 仙石/将監川へ移動
1尾目の勢いをそのままに将監川へ移動。
ここで投げるのはアラバマ。
「僕の友人が岡山でやっているインサイドというブランドのプロップフッカーです。トレーラーはケイテックのイージーシャイナーです」
しかしやり始めてすぐにバスボートが通過。
「今回はボートとのバッティングもあるのか〜、こっちも機動力を上げてかなきゃですね」
そしてすぐに対岸へ移動。未開の地へ藪漕ぎ開始笑。
「ここは光ちゃん(光大郎さん)入ったことないよ」
とカメラマン松本さんも驚き。
これが進撃の仙石だぁぁ!
(17)07:35 加木屋/エラストマーはなぜ釣れるのか?
「やっぱりバスがエラストマー製ワームを沈め使ったときの動きを好きだと思うんですよ」
確かにここ数年はずっと釣れてる印象がありますね。なんでなのでしょうか?
「浮力のあるものが水中で動くことによるパワーと、エラストマーならではの素材の張りが利いてると思うんです。去年の陸王モバイルの府中湖ではハッタクローラーを沈めたのは水がクリアだったから。今回は濁ってるのでスクーパー。そんな感じで同一素材の中でもアクションの強弱を使い分ける必要はあると思いますけどね」
時代の最先端思考ですね。
ちなみに現在は将監のドンツキにおります。
(18)07:49/加木屋 引っかけないコツ
「9時までにリミットメイクを揃えられれば色々動けるんだけどな」
デカバスが見えたという手繰川はエリアの真反対でおよそ30分はかかってしまうとか。それはおいそれと移動できませんね…
残り三尾を揃えるため、パワーフィネスで再びカバーを探る加木屋さん。
ちなみにパワーフィネスの釣りをしているとき、回収で引っ掛からないコツとかってあります?
「そうですね。ぶら下がってる時には普通に巻かない方がいいですね。シェイクしながら巻いてくるのがオススメです」
お試しあれ!
(19)07:57 加木屋 パワーフィネス不馴れはまずはリーダーがオススメ
「ちょっとパワーフィネスでネコリグ入れてみます。スモラバだと気づいてもらえてないかもなので」
ヤミーのネコリグでファーストフィッシュをキャッチしたカバーをじっくりと攻めます。
「ちなみにパワーフィネスに不馴れなうちは直結せずにリーダーをいるのがオススメです」
その理由は?
「PEに比べてフロロのリーダーは張りが強いから、カバーに巻き付きにくいんです。ルアーの回収率が全然違ってきますよ」
ちなみに太さは14ポンドだそうです。
(20)07:58 仙石/小移動
先程のスポットから小移動し、将監川中流域へ。
今度は足場の良い橋下の護岸際や、同じくカバーをサイレントキラー115で丁寧にアプローチ。水中ドッグウォークでもんどりバイトを狙う。
「再びサイキラ一閃してやります!でもこのハイライト具合がどこまで影響するかですね…」
しかし反応は得られずに移動。
「早く2尾目が欲しいですね」
(21)08:01 加木屋/ネコリグにきた!
ルアーチェンジが早速、功を奏したか?
ネコリグをカバーに投入して早速ヒットです!
「ネコリグでしたね! あと二匹!! 一番外側にいましたね。」
33センチ580グラムのグッドコンディション!
(22)08:11 加木屋/将監減水傾向
「プラと天候も違うし長門の魚も食うかもだし見ておきたい…」
そのためにはリミットメイクですね。
「それにしても水、めっちゃ減ってますね。朝イチはここ立てなかったですもん」
将監川長門川はタイダルリバーである利根川とつながっているため、時間ともに水位が動くフィールドですよね。高い低いでいい方とかあります?
「岸釣りをやっている感じだと、水位が高いと手前や対岸のカバーに入られたりするんですよ。逆に水位が下がればバスが沖に集まりやすくなるので、水位は低い方がやりいいですね」
(23)08:14 仙石/サイキラ千本ノック
将監川を小移動しながら気になるスポットをサイレントキラー115で撃ちまくり。
矢板やカバー、シェードの際を水中ドッグウォーク。
「今日の天候だとプラのときとは付き場が変わって、シェードも大きく絡んできそうですね、パワーフィネスとかもよさそうかな…」
集中力を高めながら丁寧なアプローチを繰り返す。
将監リバーlet’s Livin’ It Up!
(24)08:27 加木屋/小移動
リミットメイクまであと2尾となった加木屋さんはここで小移動。
朝イチの場所から500メートルほど移動してきました。
「将監川の奥の地形がいっきに狭まる場所で、少し水深が深いんです。場所によってはハードボトムでガリガリしてたり…」
先に釣りをしているヘラブナ釣り師の方に声をかけ、端の方から探っていきます。
(25)08:30 仙石/迷走しないか不安…
「今日はプラから一転、ハイライトかつ水もクリア。タイドは長潮なんでそこまで動かないんですが、苦戦しそうな気もします」
そして今回の試合でコンフィデンスを感じるルアーは4つだという。
「サイキラ115、イービルシャッド(スイムベイト)プロップフッカー(アラバマ)、サカマタ5インチの4つがメインルアーになります。だいぶ強気ですよね…」
と言いつつも立ち寄ったインレットでスモラバのパワーフィネス笑
臨機応変大事!ww
(26)08:45 加木屋 サイズに悩む
スクーパーダウンショットにてノンキーをキャッチした加木屋さんでしたが、やはりサイズが…
「ノンキー含めたらリミットメイクですね(笑)。プラではこのサイズは釣ってないんですけどね。丁寧にやってるから釣れてるんだと思います」
それでも魚の反応はコンスタントに得られています。午前休憩まであと15分。
目標のリミットメイクははたして…?
(27)09:00 仙石/休憩イン!
休憩間近にファーストスポットへ再エントリー。
サイキラを数投するも反応を得られず…
休憩前にもう1尾獲りたかったですね…やっぱり何度も言うようにこの天候で大きく状況が変わってる可能性がありますね。動き方をどうするか。休憩中に考えます。
でもボラちゃん…岸にもっと寄って来てよー!」
笑
(28)09:01 加木屋/リミットメイクならず
「晴れて食わなくなったんですかね」
日が高くなるにつれて、朝ほどの反応はなくなってきたようです。
引き続きスクーパーダウンショットで広く探っていますがここで15分休憩となります。
(29)09:15 加木屋/動きます
休憩中にラインを結びかえ、スクーパーのカラーも交換する加木屋さん。
再開に向けての準備に余念がありません。
とここで仙石さんのキャッチ数を発表。
「さすがっすね。釣ってきた。でかそうだなぁ…」
加木屋さんの懸念は仙石さんのサイズ。
アンブレラリグを得意としていることからも要注意らしいです。
朝イチからほぼ1エリアで粘っていたか加木屋さんもいよいよ移動するようです。
(30)09:16 仙石/釣り再開!敵は…
常に自分!
といいつもマーモさんの釣果に少し驚き。
「デカいの混じってるか気になりますね。バッティングしてないならエリア変えてる可能性もありますよね。次はどこ行くか悩むな…」
(31)09:27 加木屋/有名インレット
休憩明け一発目に加木屋さんが訪れたのは将監川の中流に位置するインレット。
ボーターには有名なポイントです。
「増水していると中にバスが入っていっちゃうのですが、減水していると入り口付近にたまるんです。今のタイミングはまさにその減水中。バスが回ってするはずです!」
ヤミーのネコリグから試していきます。
(32)09:44 仙石/ファーストフィッシュポイントにリターン!
1尾目を釣ったスポットへ再エントリー。ルアーはサイレントキラー115。
「ボラはいるけど、いないかスイッチが入ってない。外側のボイルっぽいのはおそらくシーバスだろうな。ちなみにプラでは83cm釣りましたw」
やはりバスのポジションが変わってしまった模様。果たして打開出来るのか!?
(33)09:45 加木屋/不発…!?
「マジか…釣れないですね。プラで来たときにはいたコイもいないのが気になりますね。流れも止まってるしなぁ…」
インレット部分は足場が限られるため、一ヶ所でじっくり探る加木屋さんでしたが、ギルからのあたりが一度あったのみ。
再び藪を漕いでなんとか竿を出します。
(34)09:54 仙石/再エントリー場所の倒木へ突き進む。
その姿はさながら川村光大郎。
「ここは絶対付いててもおかしくないんだけとなぁ。やっぱり本番は変わってきますね、だから楽しい、それが陸王ですね」
数多の陸王戦士たちはもがき苦しみその壁を打破してきた。
果たして仙石選手は「壁」を打ち破ることができるのか!?
(35)09:55 加木屋/超小スポット。
反応のなかったインレットに素早く見きりをつけ、さらに下流に位置する極小水路へとやってきた加木屋さん。
パワーフィネスでじっくり最奥にアプローチします。
「いつもいる魚が今日はいないですね…やっぱりうまくいかないですね。ルアー吐けって言ったら吐くくらいにしつけてたのですが(笑)」
(36)10:11 加木屋/移動してノンキー追加
さらに移動し、将監川最人気エリアとなる上流と中流をつなぐボトルネックエリアにやってきた加木屋さん。
「こんなに減水してるのか。沈みものも結構見えますね」
と、沖にうっすらと見えている沈みものの脇にスクーパーダウンショットを通した瞬間バイト!
「ノンキーですね。サイズはともかく思ったよりも流れの利いた場所にいましたね」
何かのヒントになるのでしょうか…!?
(37)10:16 仙石/アラバマチャレンジ!
朝の将監川のセカンドスポットで再度アラバマチャレンジ。
丁寧にバマストを試みるも反応なし…。
「うーん、いないですね。喰うスポットは大体決まってるんですが何にもない…ボラ喰いは変わらないと思うんでまた入り直すしかないですね」
これまで記者は3度仙石選手と陸王に臨んでいるが、決断は早くスピーディーなのが彼の特徴だ。
(38)10:37 加木屋/何はともあれリミットメイクを目指す!
やはりリミットメイクを優先し、加木屋さんは朝イチのエリアへと戻ってきました。
「あと2本。ここなら揃えられるはずです。そろってから動かないと、流石にこのウエイトでは、快くんが長門でいいのを釣ってたらまくられますからね」
戦略的な移動を繰り返す加木屋さん。
再びやってきた水路にも魚が見えたとか。
しかしそう簡単には答えが帰ってきません。
「ギルはあたるんですけどねぇ」
(39)10:50 仙石/長門アゲイン!
将監川から長門川へ移動。
こちらもプラで実績のあった水門付近の橋脚。
「プラでは岸にボラが寄ってて、岸際で結構ボイルしてたんですが、今は岸際にはボラはいないですね」
沖ではベイトっ気もあり、ボイル音もするが…シーバスのような気配。
「近くの護岸も良さそうなんですが、今日に限ってはめっちゃヘラ師がいる(苦笑)もってない。」 折れない心を持つのがマスト、それがバスフィッシング韻波句徒(インパクト)。
(40)10:51 加木屋/釣れない原因は?
手前のカバーにはパワーフィネス。
沖はスクーパーダウンショットの二刀流で引き続きリミットメイクを目指す加木屋さんでしたが、やはりハイライトになったからなのか、朝のような反応は得られません
「うわぁもう11時か。いると思うけど晴れてて食わないのかなぁ…減水もあるしなぁ…」
ギルバイトすら無くなったとか。
「プラの2日間がローライトで食う日だったのかな。あとやっぱり流れが無くなったのがよくない気もするし…もっと丁寧にやるしかないかなぁ」
今回の対戦エリアは全域初場所の加木屋さん。
移動先の宛が少ないため、動くに動けないといった状況です。
(41)11:00 仙石/勝ちたくねぇのかよ!
「勝ちたいか、勝ちたくないかじゃない!降りたいか、降りたくないかだ!」
と言ってゴージャスな橋下のヤブへと突き進む仙石選手。
果たして桃源郷、いや仙石ワールドは存在するのか!
(42)11:10 仙石/藪漕ぎの先は…
橋下の明暗とストラクチャーが組み合わさった豪華なポイント。
「絶対バスいそうなんですけどー!」
そう言ってチョイスしたのはサカマタシャッド5インチノーシンカー。
「使い方はボトムジャークです、2回ジャークして1ステイを繰り返します」
突破口を見いだせるのか!?
(43)11:12 仙石/バイト!
橋脚だけでなく、岸際のカバーを撃っていくと待望のバイト!
しかし…乗らず…
「今のはあきらかにバスですね、ジャーク後のフォールがやけに遅いと思ってたら喰ってました…やっちまった…」
しかし、反応は得られた! このヒントをモノにできるか?
(44)11:15 加木屋/結束はFGで!
メインタックルのスピニングが二本ともPEラインの加木屋さん。
リーダーとの結束は何ノットですか?
「FGですね」
やっぱり強いですか?
「強いですね。それから慣れると早いです。強度的には電車結びでも事足りるかもしれませんが、ガイドの抜けと、カバーのすり抜けが違いますよ」
要練習ですね!
(45)11:25 加木屋/スクーパーダウンショットの動かしかた
本日活躍中のスクーパーダウンショット。
加木屋さんはゆったり巻きながらのトゥイッチングで使用しています。
ラインスラックもゆったりと張って緩めてを繰り返します。
ちなみにリーダーは20センチ弱と少し長めが加木屋さんスタイルです。
(46)11:40 仙石/切羽詰まってるぅー!
再び将監川に戻ってきた仙石選手。
しかし、反応は得られず、さらに藪を漕ぐ。
対岸のシェードをしつこくサイレントキラー115で攻め続ける。
「銀杏の匂いがヤバいですww でもいい反転流があるんですよ」
臭さを克服した先にバスと巡り会えるか!?
(47)11:45 加木屋/間違いなく天気ですね…
日が高くなるにつれて気温もガンガン上昇!
朝の寒さが嘘のようです。
「パーカーがきつくなってきました(笑)。でも魚的にもこのハイライトはきついでしょうね。天気が良くないですね…」
気がつけばすでにお昼休憩目前!
残り時間は視点を変えて風神トレーラーのダウンショットを試します。
(48)11:53 加木屋/来た!これはデカイ!
ドラグサウンドが鳴り響き、緊張が走ります。
しかし…
「そんなのある?これは負けたか!?」
まさかのニゴイの背中にフッキング!?
「休憩前にキロフィッシュかと思ったんですけどね(笑)」
ちなみにスクーパーはゆったりと動かしていましたが、風神は細かくシェイクで動かしています。
(49)12:37 加木屋/どうしよう
お昼休憩もそこそこに、後半戦のプランに頭を悩ませる加木屋さん。
「快くんの最大魚にもよるんだよな…将監の奥は正直このハイライトだと厳しいだろうし…」
残り30分で決意できるのでしょうか!?
(50)12:50 仙石/どうしよっかなー
先ほど乗らなかったサカマタシャッドを見てみると歯型がパックリ。
「なんで乗らなかったかなー、あとで入り直すとして午後はパワーフィネスも要検討ですね。シェードとカバーが絡む場所が有効な気がします」
正解は分かっているが、午後はマズメも絡む時間帯はある。時間の使い方が巻き返しを図る重要なポイントとなりそうだ。
(51)13:01 加木屋/やはり目指すはリミットメイク!
「500! 同じ感じか…。多分1尾しか釣ってないですね」
仙石さんの最大魚を聞いた加木屋さん。
「とりあえずあまり釣れてないみたいなのでリミットメイクしましょう!」
どうにかプランを決めた加木屋さん。
果たして作戦は成功するのでしょうか…!?
(52)13:10 仙石/マジか!?
「マーモさん580!?もしかして同じエリアにいるのか。今何尾釣ってるかは分かりませんがまだまだ挽回できるチャンスはありますね」
敵は常に自分、彼自身のモットーでポジティブなメンタリズムが生まれた午後。
ここから仙石ワールドの幕開けとなるか!?
(53)13:16 仙石/パワーフィネス投入
スタート地点近辺の長門川にエントリー。鉄道の橋脚ではなくバンク沿いのカバーへエグ弾タイプレベル+ベローズギル2インチのパワーフィネスでカバーに吊るす。
「ここもボラが追われてた場所ですが、ピーカンのうちはカバーも狙ってきます」
やるべきことが見えてきた今、バスと出会えるときは近いはず。
(54)13:21 加木屋/長門川へ
リミットメイクを目指し、加木屋さんがやってきたのは長門川。
その最下流域にかかる橋の周辺にきております。
「いやでも、あまりにも反応が無さすぎますね。プラでも感じていたんですが、なんとなく利根川の水を嫌ってるきがするんです」
釣れているのが将監の最奥ですし、確かにありそうな印象です。
「ここだって水深があるし、沈みものも多いのにギルバイトすら無いです。これは長門川自体を見切った方がよさげですね」
(55)13:41 加木屋/大移動を決心
加木屋さん、ついに手繰川への移動を決意しました!
「とはいえ長居するつもりはありません。日が傾くまでは将監の奥が機能しないと思うので、それまでの時間を有効に使います」
手繰川といば印旛沼の南西にある流入河川。過去の陸王でも松本幸雄さんがでかバスを釣り上げた場所だ。
「サイトメインになりますから、判断は早くつくと思います。15時には戻ってきたいですね。でも手繰川で1本釣れれば勝てます」 加木屋さん、勝負に出ます!
(56)13:44 仙石/いかにも…
「出そうな場所なんだけどなー」
場所を小移動し、長門川マリーナに一番近い橋下橋脚をスライドスイマー115で丁寧にアプローチしていく。
「パワーフィネスも先ほどやりましたが、プラであまりやらなかった釣りなのでやり切れる感じがしない、だったらサカマタとスラスイの2本立てでしばらくやっていきます」
やり切れるルアーを見つけられたのは間違いなく前進。 まだまだこれからだ!
(56)13:41 加木屋/大移動を決心
加木屋さん、ついに手繰川への移動を決意しました!
「とはいえ長居するつもりはありません。日が傾くまでは将監の奥が機能しないと思うので、それまでの時間を有効に使います」
手繰川といば印旛沼の南西にある流入河川。過去の陸王でも松本幸雄さんがでかバスを釣り上げた場所だ。
「サイトメインになりますから、判断は早くつくと思います。15時には戻ってきたいですね。でも手繰川で1本釣れれば勝てます」 加木屋さん、勝負に出ます!
(57)14:00 仙石/ファーストポイント再再再再エントリー
ファーストポイントの長門川最下流の橋へまた入り直す。
「ここの橋の下、狸のふんみたいなのがあるんでたぬふん橋ですねw」
冗談を言いながらもキャストアプローチは丁寧そのもの。足元のオダや杭、護岸際をサイレントキラー115で撃っていく。
仙石ワールド keep it real!keep it real!
(58)14:03 加木屋/手繰川に到着
「プラの時は濁りが入ってたりもしましたがめっちゃきれいになってますね!」
あとは魚がいれば…!
(59)14:19 加木屋/バスがいない…
「全然みえないですね。寒さでぬけちゃったかなぁ…」
要所要所でイールクローラー9インチのワッキーやビークを投入して魚の反応を探りますが、魚の気配はありません。
「将監川に戻りましょう。これで手繰川にいっておけば!っていう悔いはありません(笑)。向こうでリミットメイクを目指しましょう!」
(60)14:32 仙石/将監カムバック!
長門川から将監川に移動し、対岸のシェードカバーをパワーフィネスでアプローチ。
「五三川のカバー撃ちの足場高いバージョンですね(笑)。あ、喰った!」
しかし痛恨のラインブレイク…。 そしてルアーをジャスターフィッシュ+をエグ弾タイプレベルのパワーフィネスを再度投入!
「喰った!今度はバラさない!」
キャッチしたのは33センチ600g。
「パワーフィネス持ってきて良かったー!あとみっつー!!」
(61)14:50 仙石/パワーフィネスワールド!
2本目をキャッチした対岸カバーを引き続きエグ弾タイプレベル+ジャスターフィッシュの組み合わせでアプローチ。
「イメージとしてはカバーに付いてるボラです。エグ弾の水平姿勢がジャスターフィッシュとマッチしてて、より枝のコケをついばむベイトに魅せるイメージです!」
マーモと並ぶには最低でもあと1本は必要!
午後休憩までにキャッチできるか!?
(62)14:51 加木屋/大本命で粘りきれ!
手繰川をあとにし、最後の休憩ギリギリで将監川の最奥エリアへと戻ってきた加木屋さん。
時間をフルで使うためにわずかな時間も釣りに当てております。
(63)14:57 加木屋/滑り込み!
休憩直前で四尾目をキャッチ!
「味変です(笑) ビークのラバーレスに旧コイケに変えてみました」
パワーフィネスで2尾目が釣れたのと同じカバーをじっくりと攻めて執念の1尾!!!
31センチ360グラムです!
(64)15:16 加木屋/ラストスパート!
パワーフィネスで4尾目をキャッチした休憩明けも再びカバーを狙っていきます。
「食いが割るそうなのでビークのウェイト落とします」
より綿密なルアーローテーション。
まずはリミットメイクを目指し、ダメ押しのサイズアップへと繋げたいところです…。
(65)15:17 仙石/パワーフィネス再開!
泣いても笑っても残り1時間45分。
休憩前と引き続き、パワーフィネスを対岸カバーに撃ち込む。
ルアーは先ほどと同じくエグ弾タイプレベル+ジャスターフィッシュ。
「まだまだこんなんじゃ終われないっすね、クオリティフィッシュが欲しい!」
アツイ気持ちとは裏腹に丁寧にパワーフィネス撃ち込み吊るしを行う。
「ちなみにプラでは1回もパワーフィネスしてませんww」
(66)15:21 加木屋/遂にリミットメイク!
休憩明け10分足らずでついにリミットメイク達成!
軽くしたビークが奏功したか!?
「やっと揃いました! でもやっぱりパワーフィネスだとサイズが小さいし、時間をかけてもこれですからね。サイズアップを狙わないと」
入れ換えを狙っての移動ですね!
サイズは大会後に発表!
(67)15:28 仙石/バイト!
今度は将監川のトンネル付近をサカマタでアプローチ。
「トンネルの入口の左右は反転流が効くのと、今は逆流してるのでどんどんボラも回ってきてるんですよね。チャンスです」
アプローチしていくと…。
「あ、アタった!」
またしても乗らず…。
「くぅ〜魚は絶対にいるのになぁ」
ちなみにトンネル内ではシーバスボイルが時折起こっておりますw
(68)15:35 加木屋/一発大物?
入れ換えを狙ってやってきたのはプラクティスで手懐けた?バスがいるという水路です。
「といってもアタリがあっただけなのでサイズまではわかりませんが(笑)」
パワーフィネスで誘ったあと、スクーパーフロッグのノーシンカーで水路の奥を狙います。
(69)15:48 仙石/対岸ズキューーーン!
パワーフィネスの後は対岸のカバー&シェードをベビーファットイカでアプローチ。
「とりあえず対岸のカバーに届く飛距離! あとはエビ喰ってるバスいないかな…」
そして同ポイントにマーモさんもやってきた!
「仙石ワールドに乗っかりにきましたね…ww」
(70)15:49 加木屋/仙石ワールドとニアミス!?
ボトルネックエリアへ移動。
丁度仙石選手と入れ替わる形です。
「でも釣ってないっぽいですね。釣ってたら護岸に水のあととかありそうですからね」
スクーパーフロッグのダウンショットは火を吹くか!?
ボラが立てる波紋が散見して、何やら雰囲気があります。
ボトルネックエリアへ移動。
丁度仙石選手と入れ替わる形です。
「でも釣ってないっぽいですね。釣ってたら護岸に水のあととかありそうですからね」
スクーパーフロッグのダウンショットは火を吹くか!?
ボラが立てる波紋が散見して、何やら雰囲気があります。
(71)15:57 加木屋/秘密兵器投入!?
ここで本日初投入のタックルです。
「コイケフルキャストのヘビダンですね。ここのハイプレッシャーバスはこのぐらい突拍子もないものをいれないと食わないかも。流れにも強いですしね」
シェイクしながらのずる引きでじっくりと誘います。
(72)15:58 仙石/仙石デリバリー
説明しよう、仙石デリバリーとは対岸カバーのナイスピンにキャストが決め、ルアーを魚の口元に届けることをいう。 つまりはナイスキャストのことだw 「そーいえばベビーファットイカってマーモさんが陸王デビュー戦で使ってましたね。まさかそんなルアーをチョイスしてたとは…」
(73)16:12 仙石/残り1時間を切った!
向かうはファーストポイントの長門川最下流。
「フィーディングに入ってて欲しい! 急げ! 夕方パワーに懸ける!」
といいつも keep it 安全運転!」
(74)16:19 加木屋/将監最奥エリアで勝負!
この一体では比較的水深もありサイズアップへの期待がかかるエリアです。
本命場所にはバスアングラーが3名。
まずは脇のスポットから入り、スクーパーフロッグのダウンショットで沖一体を探ります。
(75)16:22 仙石/ファーストフィッシュポイントへ!
長門川最下流の前にファーストフィッシュを釣った光大郎インレット対岸へサイレントキラー115をアプローチ。
「いない、長門川最下流のところまでダッシュです!」
今回初ランニング快発動!
(76)16:29 加木屋/本命へ
本命エリアにスペースができたので移動です。
「ここはチョークされた地形で水深が深くなっているだけじゃなく、岸際のコンクリート舗装が途中まで入ったハードボトムなんです」
食ってくるとしたらその切れ目!
岸際から斜め切りで入れ換えフィッシュを狙っていきます。
「いい時間ですけどねぇ…、何がいけないんだろう」
最後まで頭フル回転です!
(77)16:30 仙石/長門川最下流到着!
橋脚上は先行者がいたので、橋下にエントリー。
足元のオダや護岸際をサイレントキラー115で丁寧アプローチ!
集中力はマックスだ!
残り30分、仙石コンセントレーション発動!
(78)16:35 加木屋/シャッドまきまき
ルアーをシャッドにチェンジして引き続き広範囲を探ります。
「げっ、コイにスレがかりました…あ外れた」
危なかったですね
「でもコイのスレがかりの後って意外と釣れたりするんですよ。ボトムの泥が巻き上がってエビが浮いたりするので」
こ、これはコイチャンスが来る!?
(79)16:53 仙石/ラストまで突っばしる!
ポイントに先行者があり、只今車ランガン中!
「残りどこまで行けるか! 最後まで諦めない!」
(80)16:55 加木屋/マジで釣れない
「あと5分ですよね」
予想を裏切る無反応。
ここまで時間の差はあれど目標を着実にクリアしてきた加木屋さん。
あとは入れ換え!
粒揃いとなっている以上、仙石さんのビッグフィッシュでひっくり返りかねません。
最後まで集中です!
(81)16:56 仙石/ネバギバ!
仙石ワールドは最後の1秒まで何があるか分からない!
将監川に戻りアラバマを巻き切る!
(82)17:01 加木屋/タイムアップ!!
最後の数分の数投まで・・・。
「サイズが出なかったのが悔しいですね。目標ウェイトには届きませんでしたが…それでもプラクティス通りの釣れぶりではありましたが…あとは仙石ワールドが開催されるか…です」
お疲れさまでした!
それでは結果発表までおまちください!
(83)17:02 仙石/ストップフィッシング!
最後の最後まで諦めなかった仙石選手。
「いやー、全然見せ場作れなかった、完敗です。まだまだ大先輩のハードルは高かったか…」
同郷の先輩を超え、決勝、さらには陸王本戦を目指した仙石選手の戦いは終わった。
しかし、この1年、彼にはとてつもない経験、成長を得られた1年だったのではないかと思う。
最後のこの悔しさはこれからの伸びしろと言っても過言ではない。
23歳の若獅子の飛躍を期待しよう。
「ここは空元気ハツラツ!」
(84) 結果発表!
陸王モバイル第2戦再戦の結果は
加木屋守選手 5尾 2370g
仙石快選手 2尾 1100g
よって陸王モバイル決勝へ進むのは加木屋選手となります。
お二人共、お疲れ様でした!
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